去る3月6日、東映アニメーションが何者かの不正アクセスにより一時システムの停止を余儀なくされた。
暫くは『ウマ娘』で凌ぐしかない。過去作は振り返らない主義だからだ。
これにより放映中の『デリシャスパーティプリキュア』(朝日放送)や『ドラゴンクエストダイの大冒険』や『ONE PIECE』(フジテレビ放映)などの三作品が三週間に渡り新作放映を見送る事態となった。
これは意図的に狙ったに違いない、今頃犯人たちはその噂を聞いて『ザマア』とシニカルな笑いを浮かべているに違いない。
子供達や一部の大人たちの楽しみを奪うなど許されることではない。
ロシアの仕業とか言っているが、幾らロシアがウクライナ侵入による戦いで世界から締め出されているとは言え日本のアニメを妨害するとは早計すぎるしなんでもロシアのせいにするのは『仮面ライダーBLACK』の南光太郎(倉田てつを)が「ゴルゴムの仕業だ!」と全部言うのと変わりない。
もっと古いと『電人ザボーガー』(1974年)の主題歌で子門真人が「××の事件はΣの仕業〜♬」と歌っているのと変わりがない。
日本人による犯行である、余程東映アニメーションに恨みを持ってサイバー攻撃を仕掛けたに違いないし計画的にやったに違いない。
故にオレはウマ娘でもやるしかない、朝日放送サイドは過去作の『HUGっとプリキュア』(2018年)の映画差し替え放送を3週に分けて放映する羽目になった。
一ヶ月のロスはデカい、そうでなくてもプリキュアは、ゴルフや駅伝中継、関西では夏の高校野球甲子園大会で潰される。
つまり50話放映予定が46話にされる可能性が大である。
意図的にやった不正アクセスによるサイバー攻撃は、プリキュア及び他の作品の話数を削る。特にプリキュアは一年代わる代わるなので話数削減は痛い。
この複数犯(単独とは考えにくい)にオレは怒りさえ覚える。
見出しは普通の写真を反転させたものだが、まさにこうなってしまった。
ブンドル団と言うよりサイバーテロを敢行したハッカーの仕業で夢を潰されるのは遺憾である。
この事件発覚前は『ウマ娘』と『サクラ革命』についてなぜ差がついたかを検証する予定だったが、急遽この不正アクセスによるサイバーテロによる延期や波及について書くことにした。
暫くは『ウマ娘』で凌ぐしかない。過去作は振り返らない主義だからだ。
しかし一月も放映回を潰した犯人たちは南光太郎風(仮面ライダーBLACKRX時、ひとみを殺された際の声で)『ゆ"る"ざん"!』と叫ぶと共に涙してその悲しみの際に不思議なことが起きてロボライダーに進化し、デスガロンをボルティックシューターで葬ったくらいに、サイバーテロに対してやり返し
たい!
あの後デスガロンは負けを認めて「ひとみは生きている」とゲロって最期を遂げる。
嘆いた光太郎に希望が宿ったのは間違いないが、そんな光太郎を追っていたのが霞のジョー(小山力也)である。
今や人気声優になった小山力也は元は顔出しの舞台俳優である。
RXでは先輩に当たる高畑淳子さんがマリバロンで出演していたので喜んで出ていた。
26話にボスガンにより重傷を負わされ37話まで降板を余儀なくされるが内部事情は小山さんの事情らしい。
まあ、プリキュアも霞のジョーみたいに暫く休みにされるのは痛い。
サイバーテロはクライシスやゴルゴムよりもタチが悪い。
人間の敵は人間であることを今回は学んだ。
まあ、予定していた『ウマ娘』と『サクラ革命』との差は、ビジュアルとゲーム性とステージと戦い(ウマ娘はレース)やトレーニング(サクラ革命ではレベル上げ)とか課金する価値とかの差がつき過ぎたとか、Cygamesと DWでは差がつき過ぎとかの話だったが、
今回の不正アクセス事件でそんなことはどうでも良くなった。
まあ、納得行くまで試行錯誤して名作にしたウマ娘とセガがDWに外注したために適当な作品を作られてしまったと言う比較論がどうでもよくなるくらいのショックだった。
コロナ禍で話数が飛んだ『ヒーリングっとプリキュア』は疫病、後番組の『トロピカル〜ジュプリキュア』の話数が少なかったのはある意味仕方ないが、今回は計画的犯行によるサイバーテロで一ヶ月飛ばされる事態にオレは怒りを覚えたので当初書く予定の記事を少し纏めにしてもこの問題を書きたかった。
不正アクセスをしたサイバーテロ達に告ぐ!
『貴様らのやったことは万死に値する!』
『月夜の夜ばかりだと思うなよ!』
『北斗神拳でやられても仕方ない!』である。