暖かくなってきたけれど、冷え込む時間もあるから
一枚羽織りもので調節したいというのがこの季節の着こなしですね。
お料理も同じだと思うのです。
まだ温かいものが食べたいような、でもちょっとそれでは
物足りない・・・。そんな時に頼れるのがいわゆる薬味、
薬膳では解表類(体の表面の邪気を散らす働きをするもの)
の食材たち。
解表類には白ネギ、ショウガ、パクチー、ミョウガ、シナモン、
三つ葉など、辛味があり発汗を促してくれるものが多くありますし、
香りで春のモヤモヤ感も解消できます。活用したいですね。
その中でも、春を感じさせてくれるのがセリ科の三つ葉の香りです。
今日の椀種には明石焼きと三つ葉、そこに鰹で出汁をとったおつゆをたっぷりはってみました。
軽い仕上がりで朝御飯にちょうどよかったです。