みるんの独り言

日々感じる事

2019-11-14 08:08:04 | 日記


  羽根は大きく 結び目は固くなるようにきつく

    結んでいてほしいの 

   腕はここに 想い出は遠くに

    置いておいてほしいの ほしいの

               - 野田洋次郎 -
   

  昨日の休日を 好きなように使ってみた。

  好きなようにというと いつもと同じではないかと思われるけれど

  一人で居ても誰かに伝えるという事をなんとなくやることにした

  ここ3日ぐらいの間に少しだけ始めた事だけれど


  基本的に一人で居る事が多くて 会話は少なめ

  もしかすると一日で百語も話をしていないかもしれない

  だからといって話をするということは嫌いじゃないし疎いとも思わない


  聞いてもらえる場所があって 話をできるスペースがあったので

  好きなように好きな事を話してた

  ただ、相手が居る事なのでやはり緊張する話

  顔も名前も知らない そんな人に対して独り言のようにつぶやく


  チャットを見ながら それに返信して

  朝から何してんだろうなんて 今になって思い返して恥ずかしくなった

  それでも普段から会話をほとんどしない自分にとって

  色々は勉強というか人生経験ができているような

  違う世代の人や同世代でも環境が全く違う人達

  性別も違う 趣味も様々 

  つながっているのは今その時の電波でだけ

  その微細な線で同じ時間を共有しているという

  そんな希薄で それでも面白い空間が一瞬でも楽しくて好きだと思えた

  
  昨日一日でそんな時間を過ごしていた。

  
  ただ少し のめりこみ過ぎてしまって 体力や精神力をガリガリ消耗してしまった

  休日に好きな事をしても 疲れてしまっているのは あまり宜しくないのかもしれない


  普段こういう生き方をしていると

  見た映画、読んだ本、聞いた音楽 等々 誰かとそれを話して

  賛否を言い合うような機会が全くなかった


  僕はきっと渇望していたのかもしれない


  楽しかったけれどやはり 声とチャットでだけなので

  結局は伝えたいことを全てとはいかなかったし 知らない人なだけに

  凄く凄く気を使った。



  やはり僕の望んでいた場所ではなかったのかもしれない

  リスナーとしてではなく パーソナリティとしても

  足りない部分が多くて 


  そもそも、 今更な話 自分の声が好きではない事に気づいた

  自己肯定感の無さというのは此処でも出てしまうのかと

  改めて実感して そのアプリをそっと閉じることにした


  一瞬でも望みを叶えてくれた あの空間に感謝を残して


  
  結局 鉄は熱くなりやすく 冷めやすいものだ

  僕は鉄にも慣れない いつでもぬるいまま 周りの気温に合わせて生きて行くんだと

  前日を思い出しながら こんな日の朝に 少し思う