今望んでいるものを手にして、何の得があろうか。
それは夢、瞬間の出来事、泡のように消えてしまう束の間の喜びでしかない。
- シェイクスピア -
人間の人生においてもっとも記憶に残る出来事とはなんなのだろう?
幸せだった記憶、最愛なる人の記憶、ショッキングな出来事の記憶
様々あるとは思うが、結局は人それぞれなのだろう
私個人はだらだらと38年も生きていてそこまで記憶が残っていない
大した事を成していないのだ。
もう幼少期の記憶など99%は無くなっていて
自分の中の一番古い記憶は、今のちょうど半分の年齢だった19歳に父が急死したときだろうか
別に最愛の家族を亡くしたとかそういうものではない
亡くなった人に触れたのはそれが初めてだったから 強烈に記憶に残っている
そこからも飛び飛び記憶はなくなっている
就職してせわしく働いていたり、初めて実家から転居して一人暮らし、彼女もできた
そのあたりは朧気だった、今思えば本当に一瞬で物事が過ぎて行ったような感覚だと思う
何も考えずにただただ生きていた
そこからの記憶はほぼ無い。
次に思い浮かぶのは、とある病院へ通院をしていた記憶、母が亡くなった記憶
転職して環境ががらりと変わった記憶
そして、普通二輪免許を取得した時の記憶だ。
昔からバイクが好きだったけれど、免許取得が億劫だった為に50ccのバイクを
色々乗り継いだ。それでもめっぽう楽しくて それでも次のステップに進みたい気持ちもあって
今の会社に入った時にハッキリ環境が変わって、
免許を取るきっかけにもなった。
初めてのバイクはカワサキのKMX200 2スト単気筒の良く走るバイクだった。
バイクの話を始めると長くなるので話を戻そう
記憶の話
ここ最近、とはいっても4年前からのお話
大型二輪免許を取得、今のバイクを購入してから
気分が前向きになる時が多くなった。 そしてツーリングクラブというものに興味を持ち始めて
あるクラブに入り、日々楽しくバイクライフを送っていたと思う。
そこである人に出会った。 多分この出会いが無ければ
今の僕のバイクは出来ていなかったかもしれないぐらいの
衝撃的な出来事だった。
色々はしょるけど 本当に色々あった。
凄い濃い4年間だった気がする。 これこそ本当に「記憶」に残る出来事だったんだ
今となっては思い出になりつつある その4年間なんだけど
きっとこの先も なんとなく大切に心のどこかにしまっておくような そんな気がする
この文をなぜ今書こうかと思ったのかというと
きっと何も意味はないのだろうけれど
自分が変わって行かなきゃなと、そんな気がしたから たった数日 日の目を見るだけのブログ
いや、ただのログとして残しておきたいだけ
これも立派な記憶なんだから できれば泡のように消えて行ってしまわないように