みるんの独り言

日々感じる事

最強のふたり

2018-02-23 08:01:34 | 日記

  なんなんだ昨日のネガティブ全開の日記は・・・

  と思う今日は元気全開なわけですが、やっぱり人間素直が一番

  精神的にキツイ仕事終わって定時で帰ってお風呂してご飯食べて猫撫でつつ映画見て

  時間余ったらネットサーフィンしてちょっと早めに寝る。 何も考えないの楽

  まぁ「猫の日」だったからずっと傍に愛猫居たけどね


  昨日見た映画は「最強のふたり」

  ずっと前から見たかった映画で 友達が好きだとか聞いて思い出した。

  見たかった映画 っていつしか忘れちゃうんだよね、思い出すきっかけがもらえると言う事は

  見る運命にあるって事なんだよきっと


  あらすじ

  不慮の事故で全身麻痺(まひ)になってしまった大富豪のフィリップ(フランソワ・クリュゼ)は、
  新しい介護者を探していた。
  スラム出身の黒人青年ドリス(オマール・シー)は生活保護の申請に必要な不採用通知を目当てに面接にきた不届き者だったが、
  フィリップは彼を採用することに。すべてが異なる二人はぶつかり合いながらも、次第に友情をはぐくんでいき……。
  
  ノンフィクションなんだよねこの作品

  かたや白人の首から下が麻痺している車いすの大富豪

  かたや黒人のスラムに住んでいる元犯罪者 悪い奴はみんな友達系ですね

  黒人青年ドリスは最初ちょっとヤな奴というか 良く居そうなリアルタイプな黒人というか(先入観はあるが)

  あまり好感が持てるタイプではないけれど

  フィリップも人を寄せ付けないオーラがビンビンに出ている気がしてあまり好きではなかった

  
  お試しでドリスをフル介護の御付として雇うけれど 品なんて持ち合わせていないドリスがやりたい放題笑

  介護用車椅子を乗せるワンボックスの車を運転するのを嫌がり
 
  フィリップのかつての趣味車に乗せ、楽しくドライブ。 この車の存在感は映画全体をも支える程にも出てくる

  映画冒頭もこれに乗ってるからね。 さすが金持ち


  でもお互いに仲良くなってきて フィリップの真面目さ誠実さ と ドリスの荒々しさ生き方等 

  影響し合えて「雇い主」から「友達」になっていく様は見ていて楽しい。

  フィリップの誕生日に呼んだ楽団がクラシックを奏でて フィリップがドリスに聞かせようとするんだけれど

  ドリス「コレCMの曲だ!有名なやつだよな!」とか笑えて来る 確かに知るきっかけとしてCMは大きいよな

  御返しにドリスはアースウィンドアンドファイアのSEPTEMBERだっけな 

  それで踊りだすんだよね 静謐なパーティーが 賑やかで楽しいパーティーになって

  全身麻痺のフィリップに気を遣うとか全くないけどフィリップはすごく楽しそうだったし 見ているこっちも楽しくなった

  冒頭の車で歌うシーンと このパーティーでのシーンはすごく印象に残った。


  あと所々にちりばめられているブラックジョークとかね 「このチョコレートは健常者しか食べちゃダメ」とか

  日本でやったら大問題になるよね でもこの関係性だからお互い笑い合えるし こっちも悲観しないで見られる

  結局ドリスはフィリップを一かけらも馬鹿にしてないんだよね

  同じ人間だけれど お互いやれることとやれない事があって でも心は簡単に通じ合えるんだって


  エンターテイメントとしての盛り上がりはあまりないと思うけれど 

  静かで楽しくしみじみ見られるものすごく暖かくやさしい映画だと思う


  客を無理に泣かせる演出もないから それも良かったと思う

  映画冒頭のシーンは一度最後まで見てからもう一度見ると いろいろ楽しくみられる気がする。

  身体を揺らしてSEPTEMBERを謳う二人は先導してくれてる警察に見られなかったのかドキドキした笑


  マリファナを吸いながら耳マッサージをするフィリップとかも見ていてほんとに楽しそうというか

  生涯の友達っていうのはこういう風に見つかることもあるんだなと


  ノンフィクションで本人たちまだちゃんと生きて友達やってるみたいなんですけど

  映画の内容はしっかり忠実なものではないらしい そりゃ映画ナイズドに改変しないと作品としては見られないだろうし

  それでも最後に出てくる本人たちはいい関係そうでほっこりした気分で見終われた


  ってか感覚が無いらしいフィリップはこの後どうやって二人もの子供を作ったのかちょっと興味があったりなかったり

  下世話でしたね笑


  最後に 邦題の「最強のふたり」はどちらかっていうとアクション映画向けだと思うんだ・・・名前が

  原題「Intouchables」アンタッチャブルらしいんで まぁこれも見方によったら そういう映画ありますね笑

  意味だけで言えば「手を触れてはならない、禁制の、手の届かない、無敵の、無比の、汚らわしい、不可触(せんみん)の」

  不可領域だったはずの二人が 触れ合えていくドラマであるのなら もう少し邦題は変えてもいいような気がしなくもないと思った笑


  まぁ映画見終わった後に気分がよくなった私はたぶん「最強のひとり」なんでしょうけどね


  寝て忘れる は 実はよくないらしいのですが

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