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mackey in Hamburg

ハンブルクではじまった涙と笑いのドタバタ新婚生活

シュパーゲルのスープ Spargelsuppe

2012-04-25 23:27:11 | ドイツの食べ物
「今日のおじさん」スピンアウト企画 
 ~~おじさんのお料理教室 第2弾~~

「え~今日は、ドイツの春の味覚シュパーゲルの茹で汁を使ったスープをご紹介します。」

おじさん、なかなか板についてるわね。

「こちらが材料です。
はい、アシスタントのMackeyくん、言って。」


シュパーゲルのスープ 3-4人分
 シュパーゲル茹で汁 あるだけ
 玉ねぎのみじん切り 1個分
 他野菜のみじん切り 適量
 バター 大2
 小麦粉 大2-3
 牛乳  200-250ml
 塩・こしょう 適量
・・・です。

まずシュパーゲルの茹で汁を量が2/3から半分くらいになるまでコトコト煮込んで煮詰めます。
煮詰めることにより旨味が凝縮されるんですよ。


このとき、先日シュパーゲルを茹でたときに切り落とした
下3cmの部分も小口きりにしてお鍋に投入します。

次に、別のお鍋で、バターで玉ねぎを炒めます。

玉ねぎは焦げ付かないように、じっくり炒めます。

玉ねぎが黄色っぽくなってきたら、残りの野菜も入れて炒めます。

野菜にある程度火が通ったら、小麦粉を振り入れ、焦がさないように炒めましょう。

小麦粉に火が通ったらダマにならないように少しずつ牛乳を入れます。


扱いやすい固さまで牛乳で伸ばしたら、煮詰めておいたシュパーゲルの茹で汁を加えます。
このときも、一気に入れるとダマになってしまうので注意してください。


今回はブラウンマッシュルームを最後に投入して、野菜に火が通るまで煮ます。


最後に、塩・こしょうで味を整えたら出来上がり。

「おいしそうですね~」


シュパーゲルの苦味がほのかに感じられる
とてもやさしい味のスープです。


今日は鶏の胸肉と野菜のオーブン焼きに
一昨日の残りを冷凍しておいたオランデーズソースをかけて、
スープと一緒にいただきます。

あ、そうそう。
オランデーズソースの解凍後ですが、湯煎をして温め直しました。
ちょっと分離していますので、きれいなソースに戻したいときは
きちんとまた泡立てる必要があります。
我が家はその、ちょっと分離のまま食べちゃいました

「おいしそう!いただきま~す。」

さあ、召し上がれ。 Guten Appetit!

オランデーズソース Hollandaise Quelle

2012-04-25 01:33:31 | ドイツの食べ物
「今日のおじさん」スピンアウト企画 
 ~~おじさんのお料理教室 第1弾~~

「ええ~今日は、コメントを下さったパン喰いさんからのリクエストにお応えして
 オランデーズソースの作り方をご紹介します。
 まずは材料から。
 はい、アシスタントのMackeyくん、言って。」


アシスタント??ま、いっか。

オランデーズソース 100ml弱量の材料です。 
 卵黄 1個分
 白ワイン 大1
 レモン汁 小1
 溶かしバター 大4
 塩・こしょう 適宜

「まず、卵黄を軽く泡立てます。」

おじさんは泡立て器を使っていますが、電動泡立て器の利用をお勧めします

「ワインを加えてさらに泡立てます。」

ここから別のボールにお湯を入れて、湯煎しながら泡立ててください。
湯気にあてながらでもいいらしいですが、湯煎のほうがラクチンだと思います。
もったりするまで、じっくり泡立ててください。

「もったりしてきたら、レモン汁を加えてさらに泡立てます。」


「もったりを継続させたまま、溶かしバターの投入です。
 バターを少しずつ入れながら、さらに泡立てます。」


溶かしバターは、沈殿した白い部分は入れずに、
上澄みの透明な部分のみを使うといいそうです。
でも私はつい、全部入れちゃいますが・・・

「最後に塩こしょうで味を整えて出来上がりです。」


ん~おいしそうにできました。


このソースは冷凍もできるそうです。
でも温めるときに、また泡立てが必要みたい。
昨日作ったソースの残りを冷凍してみたので、次回使うときにまたレポートしますね。

5/10追記
 冷凍したオランデーズソースは自然解凍して使います。
 解凍後は少し分離していますが、再度泡立てるとまたきれいなソースに戻ります。

「はぁ。くたびれました。」


普段寝てばかりなのに、今日はがんばったねぇ~。
このソースは、フランス高級料理の5つの基本ソースのうちの1つなんだって。
シュパーゲルだけでなく、温野菜、魚のムニエルなどに添えてもおいしそう!

ねぇ、おじさん・・・あれ?寝ちゃったみたい。


おじさん、お疲れさま!
エプロン、似合ってるわよ

明日はシュパーゲルのスープをご紹介しますね






シュパーゲル Spargel

2012-04-24 04:15:19 | ドイツの食べ物
ドイツの春といったらアスパラガス、ドイツ語でシュパーゲル!
今日はおじさんと一緒にこのシュパーゲルのお話を

「白いですね。」

これがシュパーゲルです。
日本でアスパラといえばグリーンアスパラのことですが
ドイツではホワイトアスパラのことを指します。

日本でも白いアスパラは缶詰でよく食べられますよね。
あれ、おいしいですよね。やわらかくって、とろり、とろけるよう。
あれが味わえるんです、しかももっとおいしい

「新鮮ですね」

そうね、新鮮でおいしそう

私が”生のシュパーゲル”と初めて出会ったのは去年の4月の終わり、ハンブルクで。
kazuと一緒に近所のスーパー・EDEKAエデカに行ったときにシュパーゲルをみつけました。

kazu「あ!シュパーゲル!!これおいしいんだよ~

そんなことを言われちゃぁ、買っちゃいますよね。
でも、これまるでウドのよう・・・。
どうやって食べるの??

kazuは実はドイツへの出張歴も10年以上に及ぶ隠れドイツ通。
シュパーゲルは出張のときに何度か食べたことがあったそう。
でも、私の質問への回答はずいぶんアバウトなものでした

kazu「さぁ?茹でたのに何かのソース(※)がかかってたよ。
    マヨネーズかければいいんじゃない?」
   ※シュパーゲルのソースはオランデーズソースと言います。

ふーん。そっか。

しかし人生で初めて出会ったナマのホワイトアスパラ。
ホワイトアスパラなんて缶詰でしか食べたことないし、調理方法も分からない。

一度も食べたことのない料理を作ろうなんて、いま思えば無謀よね
しかもその当時、我が家にはまだインターネットが開通しておらず、
パソコンで情報を入手することも不可能

そこで私は、グリーンアスパラのように下5cmくらいの皮を剥いて、
茹でて、マヨネーズをかけて食卓へ。
すると・・・スジがすごい!ええ~こんな感じなの?

kazu「こんなにスジはなかったなぁ。茹で方がたりないのかな?」

いえいえ。そもそも下ごしらえの方法が間違ってました

「スジがあったらおいしくなかったでしょう?」


はい。スジがあるとツルっととろける感じがなくなっちゃうんです。
正解の下ごしらえは、穂先2-3cmから下全部剥きます。
ピーラーで剥くといです。

「皮を剥くと結構細くなりますね。」

大胆にむかないと、スジが残って食感がよくありません。

左のザルに入っているのは下3cmくらいの部分、右は剥いた皮です。
「皮の量、多いですね。もったいないですね。」

いえいえ。これどちらも捨てちゃいけないんです

皮はシュパーゲルを茹でるときに一緒に入れます。
皮からおいしいエキスが出てくるので捨てたらもったいない!んです。
下3cmくらいの部分は食べる部分と一緒に茹でて、あとでスープに利用します。

つまりは全部活用できるんです。まるで野菜界の鮭ですね

おいしそうに茹であがりました。
オランデーズソースも手作りです。

新じゃがを付け合せにしたドイツ風です。

「ふうむ。おいしそうですね。」


去年の失敗を経て、立派にシュパーゲルも料理できるようになりました

「ところで、あとでと言っていたスープはいずこに?」


おじさん、よく覚えてるわね。
茹で汁を活用したスープもまたおいしいのですが、それはまた次回に・・・

ピクルス 

2012-04-22 21:27:27 | ドイツの食べ物
私は大の”漬物”好き
子供の頃よく母に言われてたのが、
「京都のお漬物屋さんにお嫁に行くといいね。
 でもお店の商品食べ過ぎちゃうかしら。」・・・というくらい。
大根一本のタクアンをポリポリ数時間で食べつくし、
そのあと腹痛になったこと、何度かあります

そんな私がドイツに来てうれしかったことの一つが”ピクルス”です

ドイツはピクルスがたーくさん売っています。
スーパーの陳列棚には、ズラ~ッと様々なピクルスが並びます。

これ全~部、ピクルス。壮大な光景ですねぇ。
ピクルスはいわゆる西洋のお漬物。お酒のおつまみにもなるし。(結局そこか


しかも値段が安い!

こちら私の行きつけのtoomでは、REWEブランドのピクルス400g程が2~3ユーロ弱。
このお値段だったら、おやつ代わりにポリポリ気軽に食べられますよね。

そうそう。ドイツの人はもちろん、ピクルスが大好き
ピクルスの出店なんかもあるくらいです。

ドイツでピクルスがこれほど食べられているのには、
今のようにヨーロッパ各地から新鮮な生野菜の流通が可能でなかった時代に、
保存食として好んで食べられたから・・・かな?

そういえば、入院していたときも毎食ピクルスがついてきました。
生野菜の代わりにね。

  

「今日のおじさん」のコーナーです。

「冷蔵庫にこんなでっかい瓶が入っていましたよ」

そうそう。おじさん、それこそピクルスなのよ。

「ピクルスですか??一生分くらいありそうですね。」


そのピクルスはきゅうりのピクルス。

「大きいですね。芋虫みたい。」


toomで一番大きいきゅうりのピクルスだったと思うわ。
私のおやつ用に買いました。
大きすぎて、ちょっと食べにくいけどね。丸カジリすると最高よ


ちなみにkazuはピクルスが苦手。
ピクルスをポリポリ食べる私をいつも興味深げに見ています。

「こんなに大きいですっ」


恒例のお茶碗で大きさ比較ね。
うん、確かに大きいわね。お茶碗からはみ出してるわ。

「これまでmackeyさんが食べたピクルスの瓶です。
 こんなにたくさんあります!」


どこから引っ張り出してきたんだか。
確かにずいぶんたくさん食べたんだなぁ。我ながらちょっと感動

「どうせ、ゼクトのおつまみに食べたんでしょ~?」


うっ。おじさんイタイところを・・・













ドレスデンでのランチの一コマ

2012-04-21 02:12:37 | ドイツの食べ物
さてさて今日のブログは、先日のドレスデンでのランチをちょこっとご紹介します

ドイツと言えばやっぱりこれ
ビール~

ドイツのビールはこのサイズ、500mlが主流です。
500ml大きいですよ、まじめに。
最初見たときはジョッキサイズ!と驚きましたが、今ではこの大きさに慣れてしまって・・・慣れって怖いわ


このビール、左は黒ビール、右は黒ビール+サクランボジュース。
ん?サクランボ??

ドイツではアルコールの何とか割りみたいな飲み物がたくさんあります。
ビール+コーラ、ビール+シロップ、ビール+レッドブル・・・などなど。

黒ビール+サクランボジュースのお味のほうは・・・
ん!意外とイケます
フルーツサワーのビール版のような感じ。甘くて女性には飲みやすいかも

こちらはkazuが注文したカルボナーラ。ちなみにこのお店はイタリアンです。

ドイツにしては珍しく、そんなに大きくないね。ちょっと安心。

・・・と油断してたら、私の注文したルッコラのピザが来ました。
・・・・・・大きい

いわゆる30cmのサイズ。

ドイツでピザを注文すると、このようなbigサイズのピザがよく出現します。
ええ~そんなに食べられないよぉ~。でしょー??
ところがどっこい。
ドイツの皆さんは、たいてい一人でこのサイズのピザをペロリと平らげます
もう、その胃袋たるや、称賛に値します

私たちはというと、二人でとっても頑張って食べたのですが・・・ピザを1/4残しました。
ごめんなさい・・・。

と、とつぜん、外ではあられが降ってきました


さっきまで晴れていたのにね。ドイツの天気は変わりやすく、まさに大陸的です

ハンブルクの天気予報では、
「晴れ時々曇り、ところにより一時雨や雷雨」っていうのもあります
ん~これなら私も予報できるかな??

こちらは、このレストランで出てきたパルメザンチーズ。

チーズの塊りが入っていて、下の黄色いところを回すとチーズが削れて出てきます。
これいいね ハンブルクで売っていないかしら。探してみよっと。

  

お待たせお待たせ。「今日のおじさん」のコーナーです。

「大きいお皿ですね~」


それはWMFのお皿です。先日ご紹介したWMFのカトラリーと同時期に買いました。
左がピザ皿、右がパスタ皿です。
ピザ皿は、さっきのお話したドレスデンでのランチで食べた30cmピザがピッタリ入ります。

「夫婦茶碗が二個とも入ります」


ほんとね。お盆代わりに使えそうなくらい大きいお皿ね。

「ドイツではこれが標準なんですか?」


標準かどうかは分からないけれど、レストランではこのくらいの大きさのお皿もよく見かけるわ。
こんな大きいお皿でお料理が出てきた場合は、1人前を二人でシェアしてちょうどいいくらいかな
もしくは、付け合せのポテトを残すとかね。
でないと、ポテトみたいな体型になっちゃうよ

「mackeyさん、もうポテトだったりして」


ドキッ
確かに最近、ドイツの1人前を軽々と平らげちゃってるような・・・ 
体重計に乗ってみよ

では、また明日ね