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mackey in Hamburg

ハンブルクではじまった涙と笑いのドタバタ新婚生活

根セロリ Sellerie

2012-03-23 20:36:32 | ドイツの食べ物
私は一人暮らしを10年以上経験しました。外食はお金がかかるので食事は自炊。
ただし、ベタに和食党。

新婚生活はドイツでスタート。kazuは和洋中おいしければ何でもOK。
むしろ、
「みんな、ドイツまで来てなんで和食ばかり食べるのかな?」という人。
・・・やっぱり日本食が恋しい日本人が多いんですよね。
気持ちはわかります。

でも ↑↑↑この↑↑↑ kazuの発言。
むむ~、それは和食は作らないで、ってことなのかな?
(そう意味ではなかったらしいのですが。)

新妻mackeyは困りました。
レシピ全く無しで作れる料理はほとんどが和食でした。

でもそれならしばらく和食は封印。
ドイツにいる間に洋食のレパートリーを増やしちゃおう!と思いました。

そんなとき、kazu’sMotherに教わったのが「キャベツ煮」
ソーセージと野菜をお鍋に放り込んでコトコト煮て、コンソメで味付け。
ポトフとも言われますよね。
kazuにとっての「おふくろの味」のひとつ。ん~、これはいただき
で、今や私の定番料理になりました

昨日の夕飯はその「キャベツ煮」を作りましたが、
これにはいろいろな野菜を入れます。
お野菜はたくさん食べてもらいたいものね。

今日はその野菜のひとつ、根セロリを紹介します。

  

いつものようにtoomでお買い物をしていたら、見慣れない物体が。
なんじゃこりゃ~ 松田優作風。(古い・・・

そう、これが根セロリです。宇宙人の頭みたい。

ひっくり返してみるとこんな感じ。

私は日本では見たことがありませんでした。高級スーパーには置いてあるのかな?

大きさのイメージがつきやすいように、りんごちゃん・Fujiと並べてみた。


切るとこんな感じ。

切り口は空気に触れると変色するので、残った部分はレモン汁を塗っておきます。

根セロリというくらいで、セロリの根が大きくなったものだそう。
ただ日本で売っている茎部分を食するセロリとは品種が違うんですって。

値段は?
この根セロリはずっしり1.3キロ。値段は1.14ユーロ。日本円で120円くらいかな。
調べたら日本でも売っているらしい。ただ値段がべらぼうに高い!
同じくらいの大きさで1600円で売っているサイトがありました。
庶民には手が届かないですよね。
長野でも作られているらしいけど、こんなに高いのは需要と供給のバランスでしょう。
日本で買うと大変高い野菜と知ってから、ドイツにいるうちにたくさん食べておこうと思い、
我が家の食卓に頻繁に登場します。

食べ方は?
我が家では、小さく切ってサラダにする、スープに入れる、「キャベツ煮」に入れる。
という風に食べています。

味は?
サラダで食べるとほんのりセロリの香りがします。
煮込むと、カブとジャガイモの中間のような食感になり、セロリの味はほとんどしません。
私は煮込んで食べるのがお気に入り。ホッコリとしておいしいです。

最初、スーパーで見かけたときは「球根かしら?」 食べ物とは思いませんでした。
でもグロテスクな見かけとは裏腹にとても食べやすい野菜です。

日本でも流通するといいのにね。

  

さてさて、「今日のおじさん」のコーナーです。

おや、玄関にいます。ドアノブに手を掛けてますね。おじさんお出かけですか?

「はぁ、ちょっとそこいらへ散歩にね。」

鍵穴に刺さっている鍵束は私のです。鍵、ずいぶんたくさん付いているでしょう?

「そう言われてみればそうですね。」


私の鍵束には、
玄関の鍵、アパートの入口の鍵、ポストの鍵、アパートの車止めを開ける鍵、
スーツケースとスーツケースベルトの鍵が計4つ、
合計8つの鍵が付いています。

この鍵束はまさにドイツ風。
ドイツの人は皆さんジャラジャラと鍵を持ち歩きます。
私の鍵束なんてかわいい方で、20個近く鍵を持ち歩く人も。→ちなみにkazuもそんな感じです。

そんなわけで、私のヴィトンのキーケースは当面お役御免。
だって、お上品なキーケースにこの鍵たち収まらないものね。

今日は金曜日ですね。
皆さん、素敵な週末をお過ごしください! Wish you happy weekend!