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mackey in Hamburg

ハンブルクではじまった涙と笑いのドタバタ新婚生活

コルドバ(6) Cordoba(6) -お食事編 その2-

2012-06-20 17:43:36 | 旅行 ~ コルドバ
コルドバの紹介6回目。
今日もお食事編です

この日の夕食は、パティオ祭りのメイン会場になる住宅街の中のお店で。


『Taberna La Galaga』というお店でした。


ここに魅かれたのは、入口左に貼ってあった「今日のおすすめ」って紙に
コルドバの郷土料理「ラボ・デ・トロRabo de Toro」が書いてあったからです!

食べてみたかったのよね。ラボ・デ・トロ!

さて、ここでのおいしいお食事は・・・
あら?また食べかけですみません。

飽きもせず・・・のイベリコ豚と、オリーブ、マッシュルーム焼きCampinon a la Plancha。
そしてワイン。
マッシュルームが肉厚でとってもジューシー!

そしてお待ちかねの、ラボ・デ・トロRabo de Toroがこちら。

牛テールの煮込み。
お肉がとろけるように柔らかくて本当においしかった。
「今日のおすすめ」になってるだけあるよね。
コルドバに行ったらぜひ食べてください~。

そして最終日のランチがこちら。
ユダヤ人街の中で、大き目のレストランに入りました。
大きいレストランだったのでちょっと雑多な店内。
まぁ時間もなかったし仕方ないね。
でもお料理はおいしかったよ!

サングリアと、またまた登場って感じのハモン・セラーノ。


そしてナスの煮物とイカリング。

ナスはなんだか味噌煮みのようでおいしかった。
何で味付てるのかなぁ・・・知りたい!!

そうしてコルドバでの旅が終わりました。
観て、買って、食べて
十二分にコルドバを満喫した私たちでした。

ごちそうさまでした

  

「今日のおじさん」のコーナーです♪

「いよいよカヴァの謎が語られるんですね!」


 Mackey
ジャーン。そうでーす。
思えば今回のグラナダ・コルドバ、このあと登場するマラガの旅行では
カヴァを飲むことのなかった私たち。
でも・・・スペインのスパークリングワインといえばカヴァ。
このカヴァ、日本でも人気のお酒、フレシネFreixenetなんて有名よね。

「フレシネ、これですね。」


 そう、それそれ。
昨年末のバルセロナ旅行のときは、毎日カヴァ三昧だったのに、
今回の旅行ではなぜかカヴァは置いていないお店ばっかり・・・。

「なぜなんですかっ!」


 それはね、カヴァはスペインのカタルーニャ地方の名産品だからなのよ。
バルセロナはカタルーニャ地方だからカヴァの名産地なのね。

「・・・? グラナダやコルドバは・・・アンダルシア地方でしたね。
アンダルシアではカヴァは作られていないんですか?」


 うん。そうなの。
アンダルシアでは、ワインやビールのほうがよく飲まれるのよ。

「ビールといえばこれですね?」


 そうそう。マラガのスーパーで買ったのよね。
アルハンブラビールと、


マラガビール。

マラガビールには何故か波平さんみたいなおじさんが。

 スペインも昔は小さな別々の国家の集まりだったでしょ。
それが次々統一されて最後にはスペインという大きな一つの国になったのよね。
昔からの歴史が生み出した文化を、地域ごとに受け継いでいるとしたら
自分の地域への愛着も大きいと思うのよね。
だからアンダルシア地方の(小さい)お店には、カヴァは置いていなんじゃないかしら。
ここの名産品のワインやビールを、ぜひ飲んでくれ!って思いなんでしょうね。

「なるへそー。沖縄の沖縄料理屋さんに甲州ワインがないのと同じですね。」


 そうよね それ、分かりやすい例えね。
そう考えると、グラナダやコルドバのことをよく知らずに
行ったみたいでちょっと恥ずかしいわ

「食いしん坊丸出しで食べ物チェックしてたのにね。クスッ。」


コルドバ(5) Cordoba(5) -お食事編 その1-

2012-06-19 22:56:19 | 旅行 ~ コルドバ
え~。コルドバの紹介5回目!
今日はお食事編です

ユダヤ人街に入る門、


この門をくぐってすぐ左にある『№10』というお店で初日は夕食をとりました。

店内は手前にテーブル席が4つ、奥に大きいテーブル席もあります。


いつも食べかけですみません。
オリーブ、ハモン・セラーノ、チョリソ、アンチョビフリートス、ピスト・マンチェゴ(野菜煮込)
特にアンチョビのフライがおいしかった!

ここでもなぜかカヴァがなかったのですが、おいしそうな樽ワインがありました!


これと、


これをグラスで頂きました

どちらも若い白ワイン。
ほんのり樽の香りがして、おいしかったです

スペインはいいねぇ、ごはんがほんとにおいしい!


さて続いては、メスキータからアルカサルへ行くちょっと大きな通り交差点横にあった『Resturante Casa MILLAN』。
 
ここで朝兼用のランチを頂きました。

店内も素敵です。白い壁に石造りのアーチとお花。


スペインのランチ時には早かった(12時。スペインのランチはふつう14時から。)ので
まだ店内も空いていてゆっくり食事ができました。


まずはワインとイベリコ豚。

定番です。やまられましぇん。

そしてニンニクの温かいスープ。

これはグラナダでも食べたのですが、ビーフのスープに
卵、チーズ、パンが入ったニンニク風味のスープ。
素朴な味わいでとってもおいしいです。
ハンブルクに帰ってからも食べたくなって、真似して作ってます

[奥]メインはナスのフライと、
[手前]グリーンアスパラガスのカレー風味煮込み(名前は忘れました!)

グリーンアスパラガスのカレー風味煮込みは、
ちょっと酸っぱい(ピクルスっぽい味)アスパラガスを
カレー風のスープで煮込んであります。
酸味とカレー風のスパイスが後を引いておいしかったです

あぁ。スペイン旅行って、太ります・・・

  

「今日のおじさん」のコーナーです!

「相変わらずよく食べてますね。
この旅行で体重増えたでしょう?」


 Mackey
んっ。イタイところを・・・。
だって何を頼んでもおいしいって、ドイツでは奇跡のような話だし。
食事は旅行の楽しみの一つでしょー。

「まぁそうですけどね。
そういえば、カヴァはすっかり飲まずにワインに走ってますね。」


 おじさん、いいところつくわねぇ。
スペインを代表するスパークリングワイン・カヴァが
なぜグラナダ・コルドバでは飲めないのか?
いよいよその謎が『コルドバ -お食事編 その2-』で明らかになります!

「謎って、いうけど。
単なる、大のカヴァ好き・ゼクト好きMackeyさんの個人的興味だと思いますが・・・。」


 まぁそう言わずに、次回をお楽しみに




コルドバ(4) Cordoba(4) -お土産編-

2012-06-11 22:19:11 | 旅行 ~ コルドバ
今日はちょっと戻ってコルドバの紹介4回目。
コルドバで私たちが買ってきたお土産をご紹介しま~す。

コルドバと言えば皮革細工が有名です。
革で作った絵画なども売っていますが、ちょっとゴージャスすぎて・・・。

私たちが買ったのは2点。
1点目はこのベルトです。


「ふーん。結構デザインが凝っていますね。」



 Mackey
あ、おじさん。ちょっとおじさんには大きいわね。
私はお店のお兄さんのアドバイス通り、腰に巻くようにして使っています。

お店の名前は忘れてしまったけれど入口はこんな感じです。

メスキータの北東側、ホテルメスキータの正面あたりにあります。
革のバッグなどもたくさん売っていました。

 皮革製品、もう1点は、このお財布。


「お財布?これ、お財布なんですか??」


 うん。ベロの部分を引いて開くと中にお金が入れられます。
閉じるときは紐を引っ張ります。


「変わったデザインですね。革の質感も柔らかくていい感じです。」


 でしょ~。
このお財布はコルドバ職人が集まっている工房で、作り手のおじさんから直に買いました。
隣には職人協会直営のShop『Zoco』もあります。
『Zoco』には同じデザインでもっとカラフルなものが売っていましたが、
私はなめし革が好きなのでこちらに決定~

最後は食器をご紹介。
コルドバにはコルドバ焼なるものがあります。

こちらがメスキータ近くで開催されていた食器市で買った食器です。


「へぇ。陶器の素朴な質感がいいですね。」


色使いもスペインっぽくてカラフルでしょ。
お椀は意外と入れる料理を選ばないので重宝してます。柄も唐草模様っぽくてエキゾチックだし。

「スープを入れてもサラダを入れてもいいですね。」


その食器市ではコルドバ焼やセビーリャ焼の食器も売っていました。
他にお皿や花瓶も欲しかったけれど、持って帰るのが大変なので断念

「そうですね。とは言っても、持たされるのはかわそうなkazuさんだけどねぇ。」








コルドバ(3) Cordoba(3) -ユダヤ人街とパティオ祭、ローマ橋-

2012-06-04 23:40:24 | 旅行 ~ コルドバ
今日はコルドバの紹介3回目です。

1492年にグラナダが陥落し、キリスト教徒がイベリア半島を奪還した後、
ユダヤ人追放令により、ユダヤの人々はコルドバの地から姿を消します。

でも人々がこの土地に残したユダヤの痕跡はいまも私たちを楽しませてくれます。
そのひとつが、メスキータの北側に広がるかつてのアラブ人街です。


白い壁に飾られた花々がかわいらしいですね。


こちらは「花の小道」。奥にメスキータの塔が見えます。


家々は数件ごとにパティオと呼ばれる緑や花々で美しく彩られた中庭を持ちました。
パティオは日本風に言うと”井戸端”。
その昔はお洗濯をしながら、近所の人々が集まって気軽におしゃべりをする憩いの場です。

このパティオの美しさを競う催しが年に一度行われます。
その名も『パティオ祭り』。
普段は住人のみの憩いの場であるパティオですが
コンクールに参加したパティオは一般に公開されます。

今回の旅行中『パティオ祭り』に遭遇できた私たちもその美しい中庭を楽しむ事ができました。
しばしphotoをご覧ください
 

白壁に花々が映えます。
 

植木鉢の青さが目を引きますね。
 

壁一面に花の鉢が飾られています。
  

どのパティオも美しいです。


作り手の思いが伝わってきますね。
 

一年分のお花を見ちゃったかしら。
 

  

「今日のおじさん」のコーナーです。

「コルドバも楽しめたようですね。ところでこれは何ですか?」




Mackey
うん、素敵なところだった!この写真はローマ橋です。
右端に写っているのはカラオーラの塔。
中が博物館になっていて、コルドバの歴史を学ぶこともできるそうよ。

ローマ橋を渡った対岸からメスキータを見たところ。


「へぇ。こうしてみるとメスキータ大きいですね。」


うん、そうね。
この門はローマ橋の手前にそびえています。


「大きい!」


ちょっ・・・おじさんたら近いよぉ
夜はライトアップがきれいなのよ。


「ほんとですね。
 コルドバはイスラムとローマとユダヤが入り混じった街ですね。」


おじさんも、たまにはまともなことを・・・。

「まぁ博識ですから。」


すぐ木に登っちゃうんだから・・・


参考文献:『地球の歩き方スペイン2011~2012年度版』ダイヤモンド・ビッグ社
  参考サイト:ウィキペディア「メスキータ」





コルドバ(2) Cordoba(2) -アルカサル-

2012-06-03 23:35:42 | 旅行 ~ コルドバ
今日はコルドバの紹介2回目です。

アラブ人街からほど近いアルカサルは、イスラム王の宮殿跡地に14世紀に建設されたこじんまりとしたお城です。
城の内部にはローマ時代のモザイクや石棺が展示されていますが、なんといってもここでは美しい庭園が見所です。

こちらがアルカサルの入口です。


「ふむふむ。城壁で守りを強固にしたんですね。
 城壁もエキゾチックですね。


あら、おじさんいらっしゃい!
このアルカサルはコルドバがキリスト教の支配下に入ってから建築されたもので、
グラナダ攻略のときの拠点になったのよ。
その後この建物は宗教裁判所や、はたまた刑務所として利用されたりもしたそうよ。

内部にはローマ時代の大きなモザイク画があるのよ。
こちらはメデューサ。


近づいてみました。


「メデューサというより、赤ちゃんみたいですね。」


確かに迫力に欠けるわね。
こちらはアダムとイブ。


ちょっと近づいてみました。


「ん~。コメントしずらいですね。男女の絵、でしょうか。」


おじさん、今日はなかなか辛口だわね

こちらは裏手にあったローマ時代の遺跡。


「ふむふむ。ローマ的な感じですね。」


こちらは狭い階段を苦労して上ってたどり着いた城の頂上から撮った風景。


「エキゾチック!!階段狭かったんですか?」


うんうん。私も怖かったけど、体格の良すぎる人はかなり苦労してたよ。
昔の欧州の人はもっと痩せてたのかしらね。

こちらが庭園。お花がきれいです。


アルカサルはやっぱりこの庭園が見所よね。


水を湛えたきれいな庭園です。お花の季節でよかった~


「グー。」


あれ?!おじさん、寝ちゃった・・・