松岡圭祐 「ミッキーマウスの憂鬱」
『史上初!ディズニーランド青春小説』 という帯に目を取られ
買ってしまった。
小説後半に入るまで、イライラ感をもって読んでいた。
夢を持って働き始めたはずの主人公に共感出来なかったから。
まだ何も分からない初出勤の日から色んな所に口は出す空気読めないクンだし、
主要じゃないキャラに『カスキャラ』と暴言吐くし。
それと、噂に聞いた事ある裏情報がふんだんに出てくるので、
なかなか小説に入り込めなかった。
しかし、後半(ほんとに最後の方だけ)は、
そういうことも気にならず入り込んで読めた。
せめて中盤からそういう流れだと、小説としていいと思うんだけどな。