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謀略大国

2014-04-03 00:21:25 | 日記

ネットでの小保方さんへのバッシングは、一種の謀略なのでしょうか?

理研が、STAP細胞の成否の検証を保留しているにも係わらず、「捏造」と言う言葉を使いましたが、過失と故意的な捏造は全く別ものです。日本では、捏造と言う言葉自体が安易に使用される傾向がありますが、言葉を間違えています。およそ科学的な論理ではなく感情的な主観的観念論による非難です。P

ましてや、父に韓国三菱商事勤務暦があったため在日疑惑があるなどと言うネットのバッシングでは、人権侵害の謀略の疑惑さえあります。

平成26 年3 月31 日に、独立行政法人理化学研究所の理事長 野依良治氏あてに出された「研究論文の疑義に関する調査報告書」(研究論文の疑義に関する調査委員会)は、「当時の小保方氏には、このような行為が禁止されているという認識が十分になかった、また、このようなデータをその真正さを損なうことなく提示する方法についてNature 誌が指定していることを認知していなかったともうかがえる点がある。」と主張しています。

「研究者を錯覚させるだけでなく、データの誤った解釈へ誘導することを、直接の目的として行ったものではないとしても、そのような危険性について認識しながらなされた行為である。」と"認識ある過失"のような認定をしており、詐欺行為や未必の故意的なものは一応否定しているようです。しかし「このような行為やずさんなデータ管理の背景には、研究者倫理とともに科学に対する誠実さ・謙虚さの欠如が存在する。」と述べて、その研究態度や研究姿勢に対する感情的な批判を強調しています。研究の事実自体を認めているにも関らず「捏造」だと言うのは自己矛盾です。

また、理研における共同研究者の中で不正の唯一の実行者とされ、あたかもSTAP細胞の発見自体が小保方さんの「捏造」であると誤解されかねないような理研の主張です。しかも、理研は、論文の不備を事前チェックできなかった責任にはふれず、理研みずから再現実験?を開始するというのです。捏造として、小保方リーダの論文を取り下げさせて、その発見事実を葬むり理研の権威を守るだけでなく、もしかして再現できた場合には、その発見成果さえ横取りしようとでも言うのでしょうか?(発見自体が捏造ではないかとか、論文の方法では再現できないのではないか、という意味で実験をやるのならまだ理解できるのですが・・・再現実験をすると言うのです。理研は論文で出来たとされ凍結保存されている8株のSTAP細胞のDNA鑑定さえしていないのでしょうか?。論文に捏造や不正があったと主張するなら時間のかかる再現実験ではなく、まずDNA鑑定などで、さらなる不正の有無を直ちに検証すべきではないでしょうか。そしてスキャンダラスなバッシングから研究者を保護すべきです。)論文発表前の2013年10月にすでにアメリカに特許が出願されていたことにも関係があるのでしょうか?それとも、過大な演出や小保方さんの研究費に係わる理研側の弱みでもあるのでしょうか?。

 臓器の再生医療で期待される万能細胞としては、既に受精卵細胞から作られるES細胞が広く知られて研究も進んでいるのですが、いずれヒトになりうる受精卵を破壊すると言う倫理的問題から実用化の研究に制約を受けて来ました。クローン羊では、分化した細胞の核を、核を除去した未受精卵に導入することで多能性を発揮することも知られています。ノーベル医学生理学賞を受けた山中伸弥京都大学教授のiPS細胞では、受精卵を使用せず、皮膚から取り出した細胞に、四つの遺伝子を導入するだけで受精卵細胞のような多能性を回復させることに成功しました。また、細胞内の中に元々存在するストレス耐性のあるMuse細胞なるものも多能性をもつ細胞として発見されて近年注目されています。

一方、小保方氏らの主張するSTAP細胞なるものは、iPSのように遺伝子操作をしなくても、マウスのリンパ球細胞などに弱酸性の液体で刺激する等の環境ストレスを与えた結果、受精卵細胞のように多能性が取り戻されることを突きとめたというものでした。植物においては環境を変えることで、分化した細胞から未分化な細胞塊を作ることは知られています。しかし分化した動物の体細胞でも、分化の記憶を消去して多能性や胎盤形成能さえ有する未分化状態に回帰するメカニズムが一般細胞には存在し、それが外部刺激によるストレス下で回帰スイッチが入ると主張するもので、その仮説を実験で実証したというものでした。韓国では2005年、当時ソウル大学の教授だった黄禹錫氏がヒトのES細胞の研究を世界に先駆けて成功させたと発表し、その後、論文のねつ造が発覚して撤回した事件も起きているので今回の騒動と比較もされているようです。

 小保方氏らの主張で気になるのは、ES細胞やiPS細胞などの多能性幹細胞とは異なり、STAPは、細胞分裂をして増殖することがほとんど起きない細胞で、大量に調製することが難しい面があるとしていることです。一方で増殖性を有する細胞株を得る方法も確立したとは一応言っていますが、その細胞株なるものはもはや胎盤組織への分化能力(STAPの特殊性)を失っている(別もの)としています。しかし、増殖困難であれば、現段階では、宣伝され大きな期待もされているような再生医学での実用性については、まだ欠いている段階のものではないのでしょうか?。大量に調製することが難しい(細胞分裂が停止)とはテロメアが短縮するということでしょうか。

実際のところ、iPS細胞にノーベル賞が与えられたのは、医学分野への実用性の評価が大きく寄与したとも言われています。一方で、同じく多能性をもつも稀少な存在であるMuse細胞の発見では、そこまでの評価はされていません。

 しかし、哺乳類における細胞の分化状態の記憶の消去という仮説は、いのちの記憶の解明に繋がる基礎研究であり、細胞分裂は一方通行で不可逆であるという生命の基本的な常識を覆すものです。論文には大きな期待もありました。 今後の解明にも、延命医療や再生医療の進歩に大きな期待があります。 

(個人的にはいのちの神秘を日々実感する毎日です。j)(人生における命の再生産は女性にとっていのちがけの偉大な仕事です。加油!P。 私が興味をもった点は、なにか、リンパ球ガンの治療の解明に似ていると言う点でした。白血病への抗がん剤治療は一種の環境ストレスによる治療であり、臍帯血移植は多能制肝細胞による治療であり、近年大きな治療成果が上がっている分野です。また、鳥取大学で1月「マイクロRNA」を悪性度の高い未分化がんに導入したところ、容易に悪性度を喪失させて、正常幹細胞へ戻ることが発見されたと報道されています。 )

「承服できない」「動機は何なのか」。小保方氏は、論文に捏造、改竄があったと認定した調査委員会の最終報告を「予想外の結果だ」として、憤りで受け止めたと報道されていますが、もっともな認識です。杜撰な画像処理や論文は、不正と批判されて然るべきですが、「悪意のない間違いであるとの主張にもかかわらず、「捏造」とまで決めつけられたことは、とても承服できるものではない」とはもっともな主張でしょう。(最近話題となった、かつて現代のベートーベンとも言われた佐村河内氏のような、事実でないものを作り出すような全くの虚偽行為などが[捏造]と言われるべきです。・・・研究の前提である仮説自体は理研も認識している事実です。それが論文手法の誤りにとどまらず、たとえ再現実験できない場合でも、STAP細胞自体が存在しない場合でも、研究成果が大きな勘違いや思いこみの事実誤認であっても、たとえ虚言症的な傾向があっても、詐欺行為でなく、真面目な研究の結果であれば、それもやはり「間違い」と言うべきです。研究とは仮説の証明であり、仮説自体は大きな夢であり証明できなければ永遠の嘘のような側面さえもっています。仮にその「間違い」の一部に不正があったとしたら、理研は理研の発生・再生科学総合研究センターが総力をあげ、小保方氏を支援した成果だとして宣伝していたのですから、その「不正」や「間違い」にかかわった共同研究者の責任や理研の組織としての監督責任自体が問われるべきです。そして多少不適切な処理があっても一部の不正も結果が伴えばかまわないと思う倫理感を欠いた優秀な研究者達を育ててきた日本の最近の教育がもたらした当然の結果とも言うべき事件です。)それを、ただ「捏造」「改ざん」と個人の責任が全てのようにコメントすることは、理研の組織としての責任回避と権威維持のための謀略的な意図さえ感じます。

そして、日本の国会では1月31日の2013年度の補正予算案の質疑のなかで自民党の野田総務会長が「一番重要である成長戦略3本目の矢の中の1丁目1番地に、女性の力を明言している。その根拠は一体どこから来ているのか」と質問し理研の神戸研究所を視察したこともある安倍首相が「若き研究者の小保方さんが、柔軟な発想で世界を驚かせる万能細胞を作り出した。世界で、日本が、女性が一番輝いている国にしていくために全力を挙げていきたい」と大きく持ち上げて、以降マスコミが、ノーベル賞級の世紀の大発見のような報道を行って火をつけたのです。

もし、当初から、期待されるような再生医学での実用性を全く欠いているものだったとしたら、Muse細胞とも並ぶ重要な発見なのかもしれませんが、iPS細胞の実用性と比較し得るようなノーベル賞級として世界を驚かせるものではなかったはずです。しかし、それを、大きく持ち上げておいて、研究に不備があれば今度は非難の合唱ではしごをはずされた結果ともなった訳ですから・・・。その結果責任に、触れようともしない安倍首相の責任も大変大きなものがあると思います。結局、「理研の予算獲得の宣伝」と「アベノミクスの成長戦略・女性活用の宣伝」のために小保方さんの研究は、誇張され、政治利用されたことは事実ではないでしょうか。(ヘイトを煽って、結果責任に触れない安倍首相のフェイスブックの無責任な対応とも似ているようです。戦前に戦争を煽って、結果責任を戦犯となった政治家に押し付けた、統帥権を有する軍部官僚と昭和天皇の無責任にも似ていると言うひともいます。)P

 戦前から日本では、無責任も謀略・捏造も、お家芸です。大本営が敗北撤退を快進撃の勝利と捏造しただけではありません。関東軍参謀の花谷正が満州事変(柳条湖事件)は実は石原莞爾ら関東軍の謀略だったことを告白したのは、事件後22年も立ってからでした。室町時代二人の天皇がいた南北朝時代、壬申の乱等の皇室の争い、朝鮮出兵への謝罪(回答兼刷還使)があった朝鮮通信使も明治時代に一時歴史から消されました。万世一系の天皇の子孫で優越民族だとする歴史観が捏造されました(DNA解析でも弥生時代以降の日本人は単一民族ではありません)。明治政府は紀元前660年を起元節と法律で定め、かつて日本の歴史は千年程水増し捏造されていました。P

 最近では、日本軍慰安婦を「朝日新聞の捏造」「韓国の捏造」と攻撃し、南京大虐殺を「国民党の捏造」と称する世論誘導は、高度な情報謀略としか言いようもありません。

安倍首相は3月18日の衆院本会議で、慰安婦問題をめぐる1993年の河野談話を「安倍内閣で見直すことは考えていない」と言いながら作成過程の検証を行う方針で、安倍総裁特別補佐は3月23日に河野談話の作成過程の検証について「新たな事実が出てくれば、その時代の新たな政治談話を出すことはおかしなことではない」との考えを示しています。3月23日にオランダの「アンネ・フランクの家」を訪れた安倍首相は「歴史の事実に謙虚に向き合う」と語ったそうですが、安倍首相の言動はホンネとタテマエを使い分ける二枚舌のような謀略戦術にも思えます。

 

4月2日に日本の調査捕鯨が国際捕鯨取締条約に違反するとした国際司法裁判所の判決を受けて自民党捕鯨議連が総会を開き、「対抗手段をとることで開ける道もある」と提訴した豪州への対抗措置を求める声もあったと報道されていますが、その総会で振る舞われたのは、鯨のひき肉を使ったカレーライスだったそうです。その感覚が国際感覚からして、おかしいことにどうして気づかないのでしょうか?調査捕鯨と言いながら、実質は商業捕鯨で、建前である海洋生物の保護ではなく、食べるために捕鯨している偽装事実が訴えられて非難されているのです。それは、侵略を進出と偽装する謀略的論理や慰安婦強要を公娼と偽装する謀略的論理と同一です。

捏造と言えば、国家権力(警察)の手で捏造された証拠により死刑判決が確定した疑惑さえある袴田さんの冤罪事件で静岡地裁が3月27日に再審開始を決定したのは、死刑判決から33年も経過した後でした。静岡地裁は「捏造された疑いがある証拠で有罪とされた。拘置を続けることは耐え難いほど正義に反する」として袴田さんの釈放を認めました。香港・マカオは死刑が廃止され、韓国では凍結されています。アジアで一番の人権大国たるべき日本が死刑を廃止するのは、何時のことでしょうか?

 

 


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