広島焼き

関西のみなさま、広島焼きって食べたことありますか？

私はありません。よくお祭りの屋台では見かけるけど、広島焼きのレストランってあまりないような気がするなぁ。

今まで気にしたことがなかったのに、最近急に”広島焼き”が妙に気になりだしてねぇ。考えたらむしょうに食べたくなったのです。

そして、ついにここダラスで念願が叶いました。友達に広島出身の方がいて、作ってもらうようお願いしました。

と、その前に、この広島の方は「広島焼き」を知らないのですよ。
「広島焼き？何？？広島風お好み焼きなら知ってるけど」って。
（別の広島出身の方も広島焼きを知らなかった）

関西人にとってお好み焼きはお好み焼きで、広島の物は”広島焼き”と別物として分けてます。広島の方は、お好み焼きは一つ。その中で”広島風”と”関西風”と区別しているらしい。
ふ～ん、各々の区別の仕方には深い意味がありそうで興味深いわ。

って事で、ヨガのあとヨガメンバーと一緒に広島焼き・・・おっと、広島風お好み焼きを楽しみました。（ここは広島の方に敬意を表して）

まず、下生地を焼く。　　　　　　　　ほんでもって、この大量のキャベツ。　　　　
　　
たこ焼きの生地くらい薄っいの。　　広島ってキャベツ消費量日本一とちゃうやろか？

そしてもやし。　　　　　　　　　　　その傍ら、同時におそばを焼くのです。
　
もやしが入るんですよ、広島風は。

そしてこれが広島風の命の味（大げさか）

これを小さく割って焼きそばにいれるのです。確かにいい味だしてたわ。

豚をのせてひっくり返して蒸し焼きに。　　ほんで、ギューギューと押える
　
見てください、彼女のコテ。こんなものがダラスにあるとは。恐るべし広島っ子。

肉に火が通り、キャベツもしんなりしたら、これを焼きそばの上にのせる。

そして卵を半熟焼きにして

コテを使って、グチャグチャと半熟焼きを作るのってプロみたいで憧れの技（？）だわ。

下にある焼きそばが上に来るようお好み焼きをひっくり返して卵の上にのせる。
そして卵面が上に来るようにまたひっくり返してできあがり。

ほんま、よう何度もひっくり返す料理です。

私も挑戦！




「・・・・」

みなさんのご期待通りの結末。

こぼれた具を拾うのが虚しかった・・・

２回目以降は、何とか鉄板から激しくはみ出ることなく作業できました。


人生初広島風です。彼女は最後コショウをかけていました。

やっぱり、関西のお好み焼きとは全く別物です。でも素晴らしくおいしかった！