ベーゴとジェイクとダラス生活

NYからテキサス州ダラスに来て海外生活も早7年目。ベーゴと愛犬Jakeとのダラス生活ブログです。

Sake tasting

2010年12月11日 20時54分48秒 | 仕事
先日、(と言っても10月ですが・・・)新潟県の蔵元の方が自ら、自慢の酒を持って、アメリカにプロモーションにやってきました。NY、LA、コロラド、そしてダラスを訪問。
ダラスでは「貞庵」を会場に、レストラン関係者や小売店対象にSake tastingを行いました。

そして、彼らの通訳のお手伝いに行ってきました。
6つの蔵元がブースを開き、そこに一人ずつ通訳がアサイン。

この話を頂いた時、おもしろそうだったので即答で引き受けたのですが、よーく考えると日本酒の事なんて全く知識なし。「ホンジョウ?ギンジョウ?どう違う??」そんなレベルです。

「おい、おい、だいじょうぶか、私?」と、自分でも不安になったのでした。

だから、勉強しましたよ。基本知識だけなので大そうに言う事はないのですが、新潟酒の特徴や、酒造工程から、種類の違いなど。

精米歩合(←ね、こんな言葉使ったりして専門っぽいでしょ?なんちゃって。)によって、酒の種類が違うのですが、大吟醸って、粒の60%以上も削り取るんですって。「結構贅沢に米を使うわねぇ」と、素人の私は思ったりしたのでした。

私が担当した魚沼にある「緑川酒造」


開始前に味見を。

「オイシイ!」。

思わず目を見開いて言葉が飛び出たのでした。
実は、私、味見するまで内緒にしていたのですが、日本酒苦手だったのです。「モワァン」とした口当たりと味がどうもねぇ。
それなのに、「ウマイ」と思ったのです。良いお酒はやっぱり違うわ。

特に、ここの大吟醸は最高。特に女性は好きな味かも。
あっさりしているようなのに、コクと味に深みがある。そして味がくどくない。苦手な「モワァン」もなく柔らかい口当たり。酒造工程も独特のものを採用し、2年以上熟成させていて、常に理想な味で平均され絶対妥協しないそう。(どこの酒屋さんも妥協はされないでしょうが)
そして、熱燗専用酒は、仕上げにもち米を入れて、暖めても味が壊れないように工夫されているので、アルコールが抜けた感じがしませんでした。

最近アメリカでは、日本酒を楽しむって言うのが、おしゃれって言うか、一歩先行くような感じで、人気なんですって。
Four Seasonsのソムリエなども訪れていて、注目されているのは確かなんだなぁと感じた。

ソムリエと言えば、ソムリエがテイスティングする様子を間近で見たのですが、テレビなどでテイスティング方法は見たことがあるとは言え、ちょっとびっくりしちゃった。口に含んで味見した後、大胆に「ベッ」って吐き、一口しか含まないから、余ったお酒も惜し気もなくザァーって捨てる。
素人の私はその仕草にちょっと引いてしまい、庶民な私は「あ~、もったない」と思ったのでした・・・。

この緑川の大吟醸がとても気に入ったので、今月の父の誕生日に早速プレゼントしました。

みなさん、ぜひ、新潟のお酒を飲んでください。そして機会があれば、緑川のお酒をぜひ味わっていただきたい。できれば私ももう一度ゆっくりと飲みたいわ!


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2 コメント

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Unknown (takaraっこ)
2010-12-20 15:02:49
 しばらく開くのを忘れていました。以前、電話で聞いていた新潟の酒の通訳の仕事だったんですね。日本酒も色々あって冷酒だとワインに似た味覚の酒も有りますよ。お父さんもびっくりなさるでしょう。
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takarakっこさん (mabego)
2010-12-29 06:24:13
そうです、これがその仕事です。新しい事を学んで楽しかったし、いい勉強にもなりました!ワインに似た味覚のお酒もあるんですね。今度試してみたいです。
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