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ニッポン チャチャチャ!!

納得できない事、頭にきた事、不可解な事、民主主義後進国ニッポンの“?”を感情的に綴っていきます。

今すぐに事件予防のシステムを

2005年10月21日 23時23分51秒 | 生活
特別編を終えましたので、今回からこのブログは通常の社会派(?)スタイルに戻ります。
復旧第一弾は、悲しいニュースについてです。昨日のテレビのニュースで見たのですが、ストーカー男に母娘の二人が刺され、4歳の娘が亡くなり、22歳の母親は重傷を負ったという事件に気が引かれました。
母親は、男と以前交際していて、交際のもつれが犯行の動機と見られているという内容でしたが、私が気になったのは、母親は男に危機感を感じていて、以前警察に相談していたという事。桶川の事件と同様の悲惨な事件がまた起こってしまったのです。
アサヒコムによると、母親は今年5月に警察を訪れ男について「別れてくれなくて困っている。自分の子供に危害が加えられる恐れがある。逮捕してほしい」と相談していたそうです。ところが警察は「具体的な被害内容の説明がなかった」と言っているそうなのです。
私がテレビでニュースを見た時は、警察関係者が「残念な結果になったが、対応に問題はなかった」と答えていました。事件にならないと警察は動いてくれないとはよく言われていることですが、確かに男女の事でもあり、警察は動きにくかったというか、動けない事は分かります。しかし、具体的な被害内容の説明がなかったから動けなかったとなると、刺されでもしない限り警察は動けないと言っているのと同じですよね。
実は今日、この問題を書こうと思って夜の8時頃家の近くを歩いていたら、住宅街の交差点でおまわりさんが3人で何かを警戒しているのです。何かと思っていたら、自転車の無灯火を取り締まっているみたいなのです。たしかに、自転車の無灯火は命にかかわる事故になる可能性があるので、厳しく取り締まるのは分かります。しかし、この事件の後なので強い違和感を感じました。
ストーカー犯罪が増加し、ドメスティックバイオレンス被害に遭った女性が身を隠すシェルターハウスが満員で新しく入る事ができないという今日、もはや警察は、そういった予防の相談を受け付ける場所ではないと明言するべきではないでしょうか?
個人の生命、自由及び幸福追求の権利は、最大の尊重をもってあたらなければならないと憲法で保障されている国民の権利です。しかし現在、国はその責務を果たしていない事になります。つまり、早急にこういった案件に対応する機関なりシステムを作らないと同じような事件が再発するのは目に見えています。
こんなところからも、本当にこの国は国民主権の国なのかと思えてしまうのです。第九条問題の論議もいいですけど、こんな日常的な国民の権利の尊重もしっかり論議してもらたいと思う私です。

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4 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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危機管理! (goemonn)
2005-10-26 00:38:42
確かに・・昔の日本の警察は検挙率が高かったみたいですが・・現在では予測の出来ない事件が多ので・・今の警察は・・情けない・・です!

ストーカー事件で亡くなった事は・・本当に悲しい事です。幼い子供が犠牲になるのは居たたまれないです。

私はこんな世の中なので・・危機感を常にもっていたいと思ってます。また、ご近所付き合いも大事にしていきたいので・・常に挨拶するように心がけています。



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こういうところに税金を (無所属ひとり)
2005-10-26 19:42:05
最後になると女性が強い事は散々と思い知らされてきました(笑)。

しかし、体力的には間違いなく男が強いでしょう。

そんな相手に危機を感じたら、頼るのは警察しかありませんよね。

ただ、一度でもそんな相談を警察にした経験があれば、

「こりゃ、ダメだ!」と誰もが感じるはずです。

それなのに、それを放置してきた国。

だからこそ「対応に問題はなかった」と会見できる警察関係者。

本当に何とかしてほしいですよね。

男の私でもそう思います。

とにかく、毎日を疑心暗鬼で暮らしたくはないですからね。
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その通りですね! (goemonn)
2005-10-27 19:20:48
これからもっともっとヘンな事件が多くなると思います!

話は変わりますが・・男性を育てるのは女性と言われています

(三輪明宏さんが申しておりました)昔~私の母も申していましたが・・

男性を精神的に育てる賢い女性が少なくなってきたと・・男性に依存してしまう女性が多いのでしょう。

またまた話が変わります・・

命はとても神秘的なものです・・が・・

昔は流産する子は生まれても・・弱い子なので(子供に生命力ない)・・流れてしまう・・と・・

現在では・・無理やり薬で流産を防ぎ・・無理やり生ませる・・お産は本来自然な事なのに・・自然の流れにまかせないお産が・・現在では支流なのです。

少子化の世の中なのに・・叱られるとは思いますが・・

一概には言えませんが・・おなかの中から薬浸けで・・まともな子供は何人生まれるのでしょう?

学級崩壊・・落ち着きのない子供がとても多いと言われています・・子供はとてもかわいいです。罪は無いですよ。

子供が子供を生んで育てる世の中です。親になれない(大人の親)人の世の中です・・

将来が心配ですね!
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まったく同感です! (無所属ひとり)
2005-10-29 01:16:45
“女性が男性を育てる”は私の人生哲学です。「男のお前が言うセリフか!!」と言われそうですが、それが真理だと思っていますし、思い知らされてもきました。

それなのにヘンな事件が増えるのは、男の子の幼少時代の育ち方に問題があるように私は考えています。それは身近に“立派な男の大人”がいないことがその原因のひとつと思っているのです。つまり見習う見本がいないまま育つから、女性に育てられれてもその内容を理解できない男性が増えていると見ているのですが、どうでしょうか?



私は、子供は親のために生まれてくるのではないかと考えています。つまり、流産も赤ちゃんの意志なのではないかとすら思っているのです。それくらい出産には神秘的な部分があるのに、その部分の研究がされていないんだと思います。だからgoemonnさんの言うような無理矢理生ませるという状況も出てくるのではないでしようか。

おなかの中から薬漬けというのは、本当に恐ろしい事ですね。



子供のいない私に偉そうなことは言いえませんが、確かに子供が子供を生んで育てる世の中は非常に無理があります。その上、核家族化と地域社会の崩壊が拍車をかけて、子供が生きていく智恵をつける機会が失われているのは、本当にまずい事だと思います。

そんな世の中で、一体、自分に何が出来るか? 私は学童以上の子には、親でも先生でもなく、さらに上からモノを言う大人ではないように接することを心がけています。

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