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ニッポン チャチャチャ!!

納得できない事、頭にきた事、不可解な事、民主主義後進国ニッポンの“?”を感情的に綴っていきます。

「わたしが一番きれいだったとき」という曲を知っていますか?

2005年08月12日 13時03分16秒 | 自分の事
私は今、ある曲にわせた映像作品を制作中です。それはひょんな事から思い立った事なのですが、テーマは反戦です。
「わたしが一番きれいだったとき」という曲をご存知でしょうか? '73に発売された林亭という二人組の「夜だから」というアルバムに収録されていた曲なのです。制作枚数200枚という超マイナーなものですが、その数からは信じられないくらい有名な曲なので知っている方も多いのではないでしょうか?
当時高校生だった私は、連日吉祥寺にあったぐゎらん堂という喫茶店ともライブハウスともつかない店に入りびたっていました。その店は当時「武蔵野火薬庫」とも呼ばれ、それなり(?)の人たちをはじめミュージシャン、役者、芸術系やそれぞれの卵みたいな人々が集まっている、最近にはないぎらぎらした目をした客の多いお店でした。
そんな店で覚えた曲が「わたしが一番きれいだったとき」です。戦争によって自分の一番輝いていた時期に素敵なことを経験できずに、逆につらい想いばかりだったという女性の詩で、私の好きな曲の一曲なのです。
実は先日、ぐゎらん堂の重鎮・高田渡氏が亡くなってしまい、その追悼コンサートで数十年ぶりにぐゎらん堂の常連客たちと再会して、わすが200枚しか作られなかったアルバムがCDで再販されてることを知ったのです。しかし、再販されたのも10年以上前だったので苦労しましたが購入することができました。
そして数十年ぶりに聴いた「わたしが一番きれいだったとき」はやはりいい曲でした。そして思いついたのです。今年はちょうど終戦60年の節目の年、この曲の映像を作ってみようと決心したのです。つまり、当時、一番きれいだった女性たちの“今”を撮ってみようと決めたのです。
それ以来、60年前に一番きれいだった女性たち=現・お婆ちゃん撮影の旅が始まりました。上野、浅草、巣鴨、亀戸、柴又などなど、しかし、なかなか撮影したい場所にお婆ちゃんがいないのです。カット数が足りないのです。困っています。
お婆ちゃんたち! 私を見かけたら撮影に協力してください!