「自由」という概念を
「人に迷惑をかけなければ何をしてもいい」ととらえている人達がいる。・・・
「ホリエモンを例に引くまでもなく、無責任な企業家は
『金を設けて何が悪い』とばかりに、法のすき間をかいくぐろうとします。
彼らは自由を謳歌しているつもりのようですが、重大な社会的モラルや
責任を放棄した自由など、本当の意味での自由とは言えません」
と中西輝政氏が「本質を見抜く考え方」で指摘している。
確かに政治家、企業家、スポーツの協会の責任者という組織の
トップに位置する人達に、社会的モラルや倫理観に欠ける人達が
多くなってきたように思う。
しかも、唯一の責任の取り方である、謝罪や辞職などもせず、
何も問題ない、と居直る姿を見ると、本当にトップに立つものとして
組織をどう守るつもりなのかなと思ったりする。
組織や使命よりも自分の利益が優先していて、自律していないのでしょう。
ホリエモンを経営者としてあるいは評論家としてちやほやする
マスコミとか、私的には何か間違っているなと思っていつも
彼の発言を聞いています。
彼らは頭脳明晰だし、いろいろな視点で発言できるし、参考になる
こともある、そしていろいろアクティブではあるけど、
何か、最終的には共感できないところがあります。
こんな感覚になるのは、古い世代だからかもしれません。
新しい日本は新しい価値観が生まれてきてもいいので、
日本の旧来の風土、日本の良さがというのも古いのかもしれません。
まあ、そうはいうものの、言いたいことをこんな風にブログで
自由に書けるものいいものです。
本質を見抜く「考え方」 | |
中西 輝政 | |
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