閑(ひま)じぃのブログ by 閑斎

趣味の紙紐細工創りとその時々の歌、旅の紹介です。遠方には行かなくなり近くで楽しい仲間との歌を楽しんでいます。

江戸日本橋

2019-01-31 14:55:05 | 葛飾北斎 富嶽三十六景

2作目の江戸日本橋です。
以下の解説は、「葛飾北斎 富嶽三十六景 解説付き」から引用しました。
 
日本橋は、長さ約二八間(約五十メートル「江戸名所図会」 )で、橋の上は人々が
絶え間なく往来、橋の下は、一日中船が出入りするなど、喧噪に満ちていました。
本図は両岸に立ち並ぶ蔵が透視遠近法で描かれています。
画面手前に日本橋を描き、奥に一石橋、その上に江戸城、そして左前方に富士を描いて
います。
欄干には擬宝珠が付けられています。
橋の上には、大きな荷物を満載した大八車、天秤棒、材木など様々なものがあります。
人々は、荷物をかついで忙しげに歩き、荷物を下ろしたりするなど、一日が今始まったか
 のようです。
 
橋の向こう側が見えないので上からの写真です。
少し原画の構図に近づきました。
 
原画です。
 
広重作品では、橋の上の人物がうまくできていなかったのですが、余り衣服に拘らずに制作して
沢山の人を乗せることができました。
 
次は、江都駿河町三井見世略図(えどするがちょうみついみせりゃくず)です。
 

コメント (5)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 「クラリネットをこわしちゃ... | トップ | 「ゆりかご」 »
最新の画像もっと見る

5 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (ゆきママ)
2019-01-31 21:14:53
上からの写真にビックリです。正面からの写真からはわかりませんでしたが、たくさんの建物や船まで作られていたのですね。数えきれないほどの人物、遥か遠方の江戸城と富士山、小さなスペースに見事に立体化されたものと感心しています。
返信する
見事な作品だと、本当に想います! (人生の素人:折師)
2019-01-31 21:36:06
 ・橋の上の人々の巧いデフォルメ(個人的には荷物がいいなぁ~と。丸みが特に雰囲気があって)
 ・遠近法が効いている船の大きさ、石垣や橋の細かなところ、そして本物の立体。
 ・背景の富士~夕焼けが本物とは違う形:グラデーションではない…故にはっきりしていてこれはこれでとてもはっきりと見えてGOOD!
 ・本当に2週間で創り上げた事

 …凄いです! こうして絵画を紙紐細工で表現する…自然と遠近法を効かせて、本物の要素を再現する。 見事だと想いました! こうした作品を拝見でき、感謝!!
 
返信する
紐の解像度には限りがあり・・・ (閑斉)
2019-02-01 07:28:38
ゆきママさん、折師さん、早速にありがとうございました。
日本橋の賑わいはこの一杯の人数でしか表せまんので、少し頑張りました。
ただ、解像度は紐の太さしかありませんので、遠ざけて見ていただかないと(錯覚)うまくは見えません。
夕焼けは、ただ面倒なので真っすぐに橙色を入れただけで、褒められたものではありません。
でも、石垣と船も頑張りましたので、嬉しい限りです。ありがとうございます。
次回も江戸市中からの絵で、凧を揚げないといけないんですね。
返信する
Unknown (山野あけび)
2019-02-02 10:20:51
閑斎さん、日本橋の賑わい、すごいですねー。木の橋にこんなにたくさんの人がのってだいじょうだったのかぁと余計な心配をしてしまいました。閑斎さんもいったい何人制作したのかしら?たいへんだけど楽しかったでしょう?わたしの感想、ゆきママさんと折師さんがぜんぶ書いてしまいました。みんなで顔を合わせておしゃべりしたら盛り上がったでしょうね(笑) わたしとしては江戸城が見えるのがうれしいわ。天守閣が存在したのは短い間だったから、見えるのは櫓か何か?
返信する
Unknown (閑斉)
2019-02-02 11:44:17
あけびさん、こんにちわ。
橋の上の人数、数えてみたら17人、橋の両たもとに6人でしたね。皆さん、職業別に持ち物が違うのですが、写真では区別できませんね。
北斎の絵は、結構、江戸が多いのでこれからも江戸城が出てくると思います。
返信する

コメントを投稿

葛飾北斎 富嶽三十六景」カテゴリの最新記事