閑(ひま)じぃのブログ by 閑斎

趣味の紙紐細工創りとその時々の歌、旅の紹介です。遠方には行かなくなり近くで楽しい仲間との歌を楽しんでいます。

東都葵ケ岡の滝

2020-11-06 05:07:25 | 葛飾北斎「諸国滝廻り」

北斎の「諸国滝廻り」8作の2作目です。

2.東都葵ケ岡の滝
とうとあおいがおかのたき
現在の虎ノ門
近辺

日本各地のさまざまな滝に取材した「諸国瀧廻り」。全8図からなる本シリー

は、滝それぞれの特徴を巧みに描き分ける。どうどう飛沫をあげて落ち

る滝、筋となって岩を伝い落ちる滝、といった様々水の表現は、この揃い

物に先立って描かれた「富嶽三十六景 神奈川県沖浪裏」の波濤の描写に勝

るとも劣らない

 「木曽路ノ奥阿弥陀ケ滝」など、他の7図に描かれた滝は現在でも見ること

が可能である。しかし、赤坂溜池の堰を流れ落ちる「東都葵ケ岡の滝」だけ

は、都市の開発が進んだ今日にはすでに失われてしまった。シリーズ中の他

の作品に比べ落差も小さく穏やかな滝であるが、静かな水面、あわ立つ

滝、ゆらぐ波という水の三態が、ひとつ画面の中でたくみに描き分けられ

ている

現在、日本の政治の中心として知られている「永田町」の近く、赤坂池に

流れていた滝を描いています。

当時は、大名屋敷などが建ち並ぶ場所で、絵の中に描かれる武士姿がそれ

を現しています。

静かに流れる滝ですが、上の溜池は動きを感じない静かな表現、落下する

の表現、そして水が落下し動きを感じさせる水面の表現と見事描き分けら

れた北斎だからこそ描けた滝といえます。

 

少しアップしました。

原画です。

解説の引用先です。

https://jp.japanese-finearts.com/item/list2/A1-92-155/

https://www.adachi-hanga.com/ukiyo-e/items/hokusai080/

原画の引用先です。

http://mainichi-art.co.jp/pages/arcadelinks/hokusai-taki/taki.html

 

今日は「お見合いの日」で、「縁結びの日」もありましたね」。

それなりの歴史のある日だったんですね。

お見合いはしたことがないんですが、テレビのドラマで見ると

緊張するようです。

以下はネットにあった説明です。

https://www.24028.jp/mimistage/event/1499/


1947年(昭和22年)のこの日、東京の多摩川河畔で集団お見合い

開催された結婚紹介雑誌希望が主催したもので、戦争のため婚期

逃した2050歳の男女386人が参加した

会場で相手を探し、終了後、最高3人までの身上書を申し込むという仕組み

だった。

コメント
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