茶の湯 徒然日記

茶の湯との出会いと軌跡、お稽古のこと

”懐石”とは

2005-07-15 22:00:26 | 茶事
 茶事の初座で出される“懐石”、これは禅宗の言葉です。
禅宗の僧侶は、座禅をして修業する際、迷いが浮かばないよう食事を少なくする。その為、冬には寒さがこたえるので、石を焼いて布で包んだもの(温石)をふところに入れて寒さをしのいだそうです。このことを懐石といい、その言葉から適度に軽い食事をすることを懐石と呼ぶようになったとか。
 利休以前の茶会では招かれた客は弁当をふところに入れて各自食事を持ち寄ったので懐石と呼んだ。利休時代からは招待する側が食事をだすようになったが、この食事のことをそのまま懐石と称し、現在に至っている。
 茶を飲むことが主となるため、懐石は軽く一汁三菜(汁・向付・煮物・焼物)が正式。食事にも一定の順序、作法があり、客は自分の使用した器は拭き清める等、主客がお互いに礼を尽くす。
具体的な、順番、作法についてはまた。

 ブログも始めて1ヵ月半になりますが、コンスタントに読んで下さっている方もいらっしゃるんでしょうか? 
 宜しければ、感想・今後の希望・直した方がいい点など、ちょっとしたことでも気軽に書き込み頂ければ幸いです。自分の勉強を兼ねて書いている感もあるのですが、それをベースに皆さんで意見交換できたらと思っています。その方が励みにも勉強にもなりますので是非宜しくお願いします。
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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
いつも (りんず)
2005-07-15 23:30:01
拝見させて頂いておりますよ。

しっかり勉強、精進されている姿に感心しています。

私はなかなか覚えも遅く、内容を伴わず時間だけが

過ぎているので、見習って頑張らねば!と励みになってます。

今後とも、どうぞよろしくお願い致しますね。

中身が乏しいのと茶道の事ばかりではありませんが

私のブログにもどうぞ遊びに来てくださいまし。



ところで、茶事はやはり楽しいですね。

亭主は一日大変ですが、客として伺うのは

嬉しいばかりな私なのです。

秋頃に行う茶事では水屋手伝いをする予定でおります。





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Unknown (m-tamago)
2005-07-17 20:59:12
りんずさん、早速コメントありがとうございます。

同じ茶道を学ぶものとして心強く思っています。今後とも忌憚ないご意見、コメントお願い致します。



茶事、本当にもてなす方は大変ですよね。秋には先生が正引次を取った方達に正午の茶事をということで楽しみにしています。

また、りんずさんも秋のお茶事での水屋の状況など是非教えて下さい。
返信する
Unknown (りんず)
2005-07-17 22:37:39
早速来て下さってありがとうございました。

今後、楽しく茶道談義ができるといいなと思ってます。

よろしくお願いしますね。



秋の正午茶事、楽しみですね。

最近は茶会に行くなら茶事に行きたいと、茶事の機会があれば

伺うようにしています。

先生がお仲間同士で茶事教室をしているので、都合が

悪くなった方の代わりで伺うのが多いのですが

先生方ばかりの中での亭主だけは、勘弁させて頂いている若輩&小心者でありますわ。
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Unknown (m-tamago)
2005-07-18 10:50:37
本当に習うほどに楽しくなっていきますね。

りんずさんは小さい頃から習っていらっしゃるようなのでたくさん経験がおありでしょうね。

茶事、先生方ばかりの中でとのことですが、気も遣いますがレベルが高くて勉強することも多くありませんか?

私もいつも先生をしているような方達とお稽古をご一緒させて頂いているので、学ぶことが多いし、茶道の世界ではまだまだ若いので、わからなくても恥ずかしくなく、疑問はどんどんぶつけてしまいます。厚かましく、、、、、

茶事の亭主までできるようになったらすごいですね!

お互い頑張りましょう!
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