正式晩餐会式の披露宴型の進め方

全員が着席すると、いよいよ、開宴となるわけですが、結婚披露宴などの場合、着席するとすぐに、ウェイターの給仕で食事をはじめ、デザート・コースにはいってから、司会者の司会で、仲人の挨拶、来賓の祝辞などのテーブル・スピーチが行なわれる場合と、食事にはいる前に、司会者が立って開宴の辞を述べ、ついで仲人の挨拶、主賓の祝辞があって、全員が乾杯。

それから、ウェイターの給仕で食事をし、デザート・コースにはいってから、ふたたび、来賓のテーブル・スピーチが行なわれる場合とがあります。

前者が正式晩餐会の型で、後者は日本式ともいうべき型ですが、その順序を表示すると、次のようになります。

〈正式晩餐会式の披露宴型の順序〉
・全員着席
・食事
・デザート・コース
・司会者の挨拶（デザート・コースにはいると同時に始める。）
・仲人の挨拶（新郎・新婦の紹介）
・来賓の祝辞
・新郎側の主賓・新婦側の主賓、つづいてその他の来賓が、司会者の指名で祝辞を述べる。
・祝電の披露（司会者が朗読）
・ウェディング・ケーキにナイフを入れる
・乾杯（主賓が音頭をとる）
・新郎・新婦の謝辞（この前に、新郎の父と新婦の父が謝辞を述べる場合もある。）
・司会者のお開きの挨拶


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