◆新婦の家では挙式当日の朝、簡単な祝い膳を用意し、新婦と家族との最後の食事をします。
これを門出の祝いといいますが、この祝い膳は家族ではなく、手伝いの人に任せるのがしきたりです。
新婦は出張で来てくれた美容師の手伝いで、支度を整えたのち、両親にあいさつをします。
「おとうさん、おかあさん、長い間大切に育てていただいて、本当にありがとうございました。
これからもどうぞお元気でお過ごしください」というように、これまでの恩に対して感謝の言葉を述べます。
美容師には、新郎宅まで一緒に付いて行ってもらい、お化粧直し・お色直しなど、最後まで世話をしてもらいます。
美容師には、祝い膳のかわりの折詰めやご祝儀を忘れないようにします。
新婦の家から新郎の家までは、昔は新婦側の参列者もそろって花嫁行列をしたものですが、今では媒酌人が付き添って、車で向かいます。
◆新郎側の家では、新郎の両親はじめ家族が門前に並んでこれを出迎えます。
(1)入室
参列者が全員そろったところで、新郎が媒酌人に付き添われて入室し、床の間を左に見るようにして上座に座ります。
媒酌人は新郎と並んでその下座に座ります。
続いて新婦が媒酌人夫人の介添えで入室し、新郎と向かい合うかたちで上座に座ります。
媒酌人夫人は新婦と並んでその下座に座ります。
地域や家によっては、床の間を背にして、床の間に向かって左から媒酌入、新郎、新婦、媒酌人夫人と一列に並ぶこともあります。
いずれにしても、新郎側の家族・親族は床の間を左にして、新婦側は右にして座ります。
(2)三三九度の杯
三三九度の杯は童子と童女の酌で行いますが、適当な童子と童女がいなければ
媒酌人夫妻が行うこともあります。
まず床の間に供えてあったお神酒を童子と童女の銚子に注ぎます。
最後に童子の銚子から童女の銚子へお神酒を少し加えることもあり、これを「加え」といいます。
再婚
これを門出の祝いといいますが、この祝い膳は家族ではなく、手伝いの人に任せるのがしきたりです。
新婦は出張で来てくれた美容師の手伝いで、支度を整えたのち、両親にあいさつをします。
「おとうさん、おかあさん、長い間大切に育てていただいて、本当にありがとうございました。
これからもどうぞお元気でお過ごしください」というように、これまでの恩に対して感謝の言葉を述べます。
美容師には、新郎宅まで一緒に付いて行ってもらい、お化粧直し・お色直しなど、最後まで世話をしてもらいます。
美容師には、祝い膳のかわりの折詰めやご祝儀を忘れないようにします。
新婦の家から新郎の家までは、昔は新婦側の参列者もそろって花嫁行列をしたものですが、今では媒酌人が付き添って、車で向かいます。
◆新郎側の家では、新郎の両親はじめ家族が門前に並んでこれを出迎えます。
(1)入室
参列者が全員そろったところで、新郎が媒酌人に付き添われて入室し、床の間を左に見るようにして上座に座ります。
媒酌人は新郎と並んでその下座に座ります。
続いて新婦が媒酌人夫人の介添えで入室し、新郎と向かい合うかたちで上座に座ります。
媒酌人夫人は新婦と並んでその下座に座ります。
地域や家によっては、床の間を背にして、床の間に向かって左から媒酌入、新郎、新婦、媒酌人夫人と一列に並ぶこともあります。
いずれにしても、新郎側の家族・親族は床の間を左にして、新婦側は右にして座ります。
(2)三三九度の杯
三三九度の杯は童子と童女の酌で行いますが、適当な童子と童女がいなければ
媒酌人夫妻が行うこともあります。
まず床の間に供えてあったお神酒を童子と童女の銚子に注ぎます。
最後に童子の銚子から童女の銚子へお神酒を少し加えることもあり、これを「加え」といいます。
再婚