フォルクスワーゲンポロR、2013年のWRCに挑戦

フォルクスワーゲンが2013年のWRCにポロRで挑戦する。

5日（現地時間）、フォルクスワーゲンは、2013年のWRC大会に出る車となるポロRを発表した。フォルクスワーゲンのエントリーハッチバックのポロが基本モデルだ。

会社によると、ポロRは2012年から新たに変更されるWRCの規定に最適化された車だ。新しい規制の主な変更点はエンジン項目で、既存の2,000ccエンジンが1,600ccに置き換えられ、本質的に直噴ターボシステムを備えなければならない。これによりポロRには4気筒の直噴1.6リットルのガソリンターボエンジンTSIが装着される予定だ。また、WRCの規定により4WDが適用され、外観に大型のリアスポイラーとワイドフェンダーが適用される。

フォルクスワーゲンR＆D統括を務めているウルリッヒ・ハーケンベルグ博士は、「新たな規制は、フォルクスワーゲンにとっては非常に理想的な環境だ」と言いながら「WRCに参加することで得ることができるいくつかのノウハウを量産車に積極的に反映させるつもりだ」と高い期待感を示した。


ソース：AutoTimes
2011/05/06 15:08