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燃費の悪い車TOP 10…最高級車はすべて燃費最悪?

2011年05月03日 19時35分18秒 | その他の車
ガソリン価格の高騰が続く。オフィスネットによると、29日に全国平均のガソリン価格は1912ウォンで、今月7日のガソリン価格引き下げの発表が面目を失うほどだ。
このような原油高時代にもかかわらず、道に油を流して走るような車10種を選んだ。エネルギー管理公団基準の『最悪の燃費車』だ。
世界3大高級車で数えられるベントレー、マイバッハ、ロールスロイスなどが燃費が最も悪い車に選ばれた。高排気量の重い車体のためにリットル当たり4.7~5.2km/lの低燃費を見せた。

しかし、最も燃費の悪い車は高級車ではなく、スポーツカーのフェラーリだ。スポーツカーの代名詞フェラーリは高級車に比べて非常に軽い車体にもかかわらず、燃費を気にしない独特の企業文化のために、最悪の燃費を出す自動車ブランドに選ばれた。特に、612スカリエッティは公認燃費は4.2km/lに過ぎず、アクセルペダルを踏むと燃料がマフラーから溢れ出るレベルである。フェラーリブランドのスポーツカーはほとんどリットル当たり4.2~5.2km/lに過ぎない。出力は似て非なる10km/lレベルの車を販売する競合ブランドのポルシェや6km/l台の燃費を出すのランボルギーニに比べて全然足りない。
スポーツカーも燃費を考えてより速く走ることができる方法が必要だ。F1の車も燃費のためにハイブリッドシステムを導入する時代だ。走る時間よりもガソリンスタンドでオイルを入れる時間の方が長いような不思議な車たちを紹介する。

1位:フェラーリ612スカリエッティ - 4.2km/l
フェラーリ612スカリエッティ

フェラーリ612スカリエッティは、V12 5.8L DOHCエンジンを搭載した4人乗りミッドシップスポーツカーで、最高出力は540馬力、最高速度は315km/h、0~100km/hに達する時間は4.2秒だ。フェラーリ612スカリエッティの公認燃費は4.2km/lだ。予想燃料費は、年間600万ウォンに達する(1リットル当たりガソリン価格1945.45ウォン、1年の走行距離1万3000kmで計算)。2年間の走行すると燃料費用のみで小型車一台の価格になる。

2位:ベントレーアルナージ(Arnage RL、Arnage Final)、ブルックランド - 4.7km/l
国内で最も燃費の悪い車の2位の不名誉は、ベントレーの3兄弟が占めた。3車両すべて排気量6761cc、自動6段変速機を搭載した。これらの公認燃費はすべて4.7km/lで、年間予想の燃料コストは約540万ウォン水準だ。

3位:ベントレーコンチネンタルGTスピード - 4.8km/l
ベントレーコンチネンタルGTスピードは、リットル当たり4.8kmの公認燃費で3位に上がった。1年にかかるガソリン代は約527万ウォンである。コンチネンタルGTスピードは、W12 6.0Lツインターボエンジンが搭載され、最高出力600馬力、最大トルクは76.4kg.mだ。また、最高速度326km/h、0~100km/hに達する時間は4.5秒、50~80km/h加速に要する時間は1.7秒に過ぎない。

4位:ロールスロイスファントム - 5.0km/l
車の価格が6億8000~7億8000万ウォンに達する最高級セダンのロールスロイスファントムはリッター当たり5.0kmしか走らず最悪の車の4位になった。1年に約505万ウォンの燃料費がかかる。V12 6.8Lエンジンを搭載したファントムの最高出力は460馬力、最高速度は240km/h、0~100km/hに達する時間は5.4秒だ。

5位:ベントレーミュルザンヌ - 5.0km/l
ベントレーのフラッグシップカーのミュルザンヌが国内では燃費が最も悪い車の5位になった。ミュルザンヌはV8 6752ccツインターボエンジンを搭載し、最高出力512馬力、最高速度296km/h、0~100km/hに達する時間は5.3秒だ。ファントム(訳註:正しくはミュルザンヌ)の公認燃費は5.0km/lで、年間1万3000kmを走るには、約505万ウォンの費用がかかる。

6位:フェラーリF430スクーデリア - 5.1km/l
フェラーリF430スクーデリア

重量が1400kgに過ぎないフェラーリF430スクーデリアは、燃費の悪い車の6位に上がった。公認燃費は5.1km/lで年間予想の燃費は約495万ウォンである。スクーデリアはイタリア語で『自動車競技に出場する車』を意味し、F430スクーデリアは、フェラーリが道路を走るレーシングカーとしてリリースしたモデルである。V8 4.3Lエンジンは510馬力の最高出力を発揮する。

7位~10位:マイバッハ57S、マイバッハ62S、マイバッハ62Sツェッペリン、フェラーリF430、フェラーリF430スパイダー、フェラーリ599GTBフィオラノ - すべての5.2km/l

サムスングループのイ・ゴンヒ会長の車で有名なマイバッハ57S、62S、62Sツェッペリンモデル全てで燃費が最悪だ。エンジンがあまりにも大きく、大きな車体の様々な便宜装置の重さも相当なものだからだ。中東の石油王たちがたくさん乗ることにも理由があるようだ。

フェラーリ599GTBフィオラノ、F430、F430スパイダーのモデルも皆、公認燃費5.2km/lを記録した。1年に13,000km走行時、約486万ウォンのガソリン代がかかる。フェラーリのモデルはすべて6段シーケンシャル変速機が搭載されている。インドのタタに買われる立場に瀕しているフェラーリは、一足遅く我に返って燃費の向上に努めているという裏話だ。フェラーリの最新モデルのFFは4人乗りの4輪駆動システムを搭載してからも6.5km/lの燃費を記録した。


ソース:Yahoo韓国ニュース
2011/04/30 16:51


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