カエサルの世界

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●相田みつをさんを描いてみました。

2016年03月10日 | ☆おえかき    

 相田みつをさんを描いてみました。
 カエサルがペンタブを使い始めて4ヶ月になるわけですけど、その最初のころによくやっていた「ペンタブお習字」をさっぱりやらなくなっていました。久しぶりに何かを書いてみようと思って、何を書こうかと探しているうちに相田さんとエンカウンターしたということになります。
 相田さんがお亡くなりになられてから四半世紀が経つそうですが、今の日本人で、相田さんの名前を知らない、相田さんの作品を見たことがないという人はいないんじゃないかと思います。詩人としてはともかく、書家としては日本で一番有名な方ということになると思います。
 そんな相田さんですけど、御本人の画像はほとんどありません。かろうじて見つけたものをトレースして描いてみました。


 作品もトレースしてみました。
 元画像のカスレとかは表現できそうになかったので、いっそのことと思って、色を変えて5回書き、それを重ねてみました。
 相田さんの他の作品を書いてみようかとも思ったし、そのパロディーみたいなのを書いてみようかとも思ったんですけど、本来の目的であった「ペンタブお習字」をしてみることにしました。




 千字文(せんじもん)です。草書体です。
 筆の太さやインクの濃さなどを変えて2回書いてみました。その他のパラメーターも変えて何回も書いてみようと思っていたのだけど、2回だけでギブアップすることにしました。
 絵に比べれば短時間で書けるとは言うものの、疲れます。
 千字文は、1000の異なる文字が使われている漢詩なんだそうです。日本で言えば「いろは歌」でしょうか。
 元画像は、陳志宏さんという方の作品のようです。でも、掲載されていたサイトが中国語でわからないし、検索をかけてみてもヒットするのは外国のサイトばかり、しかも同姓同名と思われる人がいたりして、どのような方なのかはさっぱりわかりませんでした。
 漢文の意味は、さっぱりわかりません。訳文を読んでみても、よくわかりませんでした。文字としても、最初の「天」しかわかりません。次が「地」のはずだということはわかるのだけど、どうしてこの字が「地」ということになるのか、さっぱりわかりません。唯一理解できる「天」も、書き順がわからなかったので適当に書きました。


 千字文を、楷書で書いてみました。
 元画像は、大五郎さんという方の作品です。
 楷書っていうのは、書いているときに面白さを感じないので、めったに書きません。でも、こうして書いてみると、勉強になりますね。
 カエサルも来年は還暦なので、字くらいはきちんと書けるようになりたいという思いがあります。
 書道をやってみようとは思わないし、きれいな字を書けるようになりたいとも思いません。きちんとした字が書けるようになればいいのです。
 ちょっとオーバーな言い方になってしまいますが、きちんとした字が書けるようになるのか、書けないままで一生を終えることになってしまうのか、カエサルの人生は2つに1つです。


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2 コメント

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あっ (上総)
2016-03-11 01:07:11
何処かで見た方だと思ったら、相田さんでした。
お隣栃木県の足利出身なので、
お菓子の包装紙だったり看板だったり作品に触れられます。

字も上手くなりたいものです。
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上総さん、こんにちは。 (カエサル)
2016-03-11 05:01:53
 カエサルにとっての相田さんは、いつの間にか、知らないうちに現れた方というイメージです。
 1924年生まれということなので、「人間だもの」の出版が60歳のときということになります。
 今回の記事を書くためにいろいろと調べてみたのですけど、詩や書の専門家の皆さんからは毀誉褒貶があるみたいで、なかなか面白かったです。


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