カエサルの世界

今年(2019年)1月中旬から「休載中」ということになっているのだけど、まあ、ときどき更新しています。

春の散歩(川)

2012年04月18日 | ★仙台市の風景  

 先日の散歩のとき、川を見てきました。
 川を見る・・・というのも何かヘンな感じですけどね。でも、ちょっと、そうとしか言いようがないのです。見学とか見物というのもヘンだし、観賞というほどのこともないし、やっばり、川を見てきたのですね。


 カエサルんちの近くには川が流れているのですよ。でも、車で通ったりすると見えなかったりするので、年に1回くらい、見に行くようにしているのです。


 ほとんど風がなかったので、川面に木々が映ったりしていました。


 これ、何川なんでしょう。名取川なのかな。広瀬川じゃないよね。えーと、286号線沿いの、茂庭浄水場の反対側あたり。やっぱり、名取川ですね。


 前の写真でも左の方に写っていましたけど、水門みたいなやつです。これ、何なのでしょう。ひょっとしたら、水力発電所ですね。

 調べてみました。やっぱり、水力発電所みたいです。東北電力の「茂庭発電所」だと思います。ここのもうちょっと下流に「人来田発電所」というのがあるというのは知っていたんですよ。「人来田発電所前」というバス停があるんで、名前を知っていただけなんですがね。
 そうなのか。ここも発電所だったんだ。案外、あっさりとした施設ですよね。そうなると、たぶん、人来田発電所の方も、名前だけではなく、実際に見たことがあるんじゃないかな。何度も見ているのだけど、それが発電所だとは気がつかないでいる、と、そういうことなんじゃないかなと思ったりしています。
 にわか仕込みの中途半端な知識で、間違っていたらごめんなさいで書いちゃうのだけど、茂庭発電所は「貯水池式(いわゆるダムみたいなやつ?)」ではなく、「流れ込み式」ということみたいです。最大出力1400kW、常時出力390kWだそうです。水門みたいなところは「制水門」と言うんだと思います。

 ちなみに、仙台市っていうのは、日本で一番最初に水力発電が行われたところなんですよ。「三居沢発電所」っていうところで、見に行ったこともあります。
 仙台市民の一人として、ちょっとだけ自慢したい気持ちがあったんで、自慢しちゃいました。えへん、えへん。
 でも、この記事、発電所のことを書きたかったわけじゃないんですよ。ひょっとしたらと思って調べてみたらそうだったわけで、すごく感激しているんだけど、そういう話を続けちゃうと原子力発電のこととかも書きたくなっちゃうし、そうなると収拾がつかなくなっちゃうので、ここでやめます。


 発電所のところは段差になっていて、落下する水が白いラインをつくっています。悠々たる川の流れを遮るかのような白線。風景として、けっこう良い感じだと思います。


 発電所のところに降りていく階段です。立入禁止です。


 下流側から見ると、白いラインが鮮やかですね。


 川の写真を撮り始めてから階段のところまで「橋みたいなところ」を渡ってきたわけなのだけど、写真のまん中よりちょっと右上にある赤いやつです。
 よく見てもらえばわかると思うのだけど、川をまたいでいるわけじゃありません。だから、橋じゃないと言えば、橋じゃありません。
 でも、その上を歩いている(あるいは車で走っている)と、橋にしか思えないんですよ。その「橋」の南側には川があるのに、北側にはなくて、何かヘンだなと思っていたりしました。
 ここが橋じゃないということに気がついたのは、去年のことですね。


 川。
 なんか、癒やされますよね。


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