２００２年の食玩

　食玩です。ただの食玩ですけど、これ、２００２年の撮影なんですよ。１０年前ですね。カエサルのパソコンに残っているデジカメのデータ、一番古いのがこのあたりなのです。
　カメラは、カシオの、当時としてもちょっと旧式のコンパクトデジカメです。でも、すごく綺麗に撮れていると思います。同じカメラで撮った他の写真、ちょっと酷いんですけどね。でも、この食玩の写真は段違いに綺麗なんですよ。被写体が原色系だからでしょうかね。
　まあ、十年一昔なんてことを言うわけですが、デジカメに関しては、たしかに昔の話ですね。昔、こんなカメラでこんな写真を撮ったこともあるんだよなぁ・・・という気がしたりします。

　さて、食玩です。食玩って、昔からあったものではないし、つい最近出てきたというものでもありません。じゃあ、いつ頃から出てきたのかと言うと、まあ、１０年前にはあったということですね。
　この食玩たち、カエサルのコレクションではありません。同僚の机の上にあったのを勝手に撮ったものです。まあ、この数年前から何となく出てきて、職場の机上に何となく並んでいても不自然ではなかったという感じでしょうかね。１０年前なんて、そんなもんです。
　

　ペコちゃんとボコちゃんですね。ペコちゃんとは今でもときどきお目にかかりますけど、この頃みたいなイキオイはなくなっちゃいましたよね。不二家の賞味期限切れ問題が表面化したのは２００７年だったみたいなんで、このときには、押しも押されもせぬペコちゃんとポコちゃんでした。ちょっとだけ、栄枯盛衰みたいなものを感じたりします。

　ディズニーの、白雪姫の、７人の小人さんでしょうか。
　ちなみに、合衆国の著作権延長法が成立したのが１９９８年なんだそうです。

　イチロー選手です。そうなのか、イチロー選手はこの頃からスーパースターだったんだ・・・なんて思っちゃいました。
　調べてみたら、大リーグに行ったのが２００１年なのだそうですよ。２００２年は、日本中がイチロー、イチローで騒いでいたわけですね。
　でも、カエサルとしては、イチロー選手は年下だし、「若い人」というイメージがあるんですよ。そういうのが、「え、１０年前にはすでにスターだったの？」みたいな感覚につながっているんじゃないかと思います。
　他の人を見ていても思うことなのだけど、年寄りの時間感覚って、ズレてますよね。

　デビルマンです。これも、ちょっと意外に思いました。
　調べてみたんだけど、漫画としても、アニメとしても、１９７２～１９７３年の作品なんですよ。カエサルとしては中学生から高校生になる時期だったわけで、漫画とかアニメとかには興味が薄れていた時期で、そういう作品があるというのを知っていたという程度の印象しかないんですね。その後、折に触れてデビルマンという名前は聞いていたんだけど、２００２年に食玩になっているというは、やっぱり意外です。
　まあ、再放送とか、ＯＶＡとか、いろいろとあったんだろうけどね。２００４年には実写版映画もつくられたということなんだけど、今はどうなのかな。今の子どもたち、デビルマンとか知ってるのかな。

　百目です。カエサルは、これ、好きです。
　水木しげるさんの創作らしいんですけど、くわしいことはよくわかりません。まあ、日本古来の妖怪と考えてもいいんじゃないでしょうか。１０年前とか、１０年後とか、関係ないですよね。

　１０年前の写真、もちろん、他にもあります。１年間で６００枚しか撮っていないし、ブログで公開できないような写真がほとんどなんですけどね。
　当時の友人知己の写真なんかを見ていると、もちろん、「懐かしい」とは思うわけですよ。でも、それ以上に、「え、これが１０年前なの？」みたいな思いの方が強いです。さっきも書きましたけど、年寄りは時間感覚がズレているんですね。

　ここ数年は、１年間で６万枚以上撮っています。ブログで公開できないような写真も多いんですけど、強引に公開しちゃったりしています。
　十年一昔。１０年後はどうなっているんでしょうね。
　

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