キンドルを買って、青空文庫を読み始めて、かなり早い時期に読んでみたのが尾崎紅葉の『金色夜叉』です。
これは失敗したと思いましたね。新字・新かなに改められているとは言え、文語体なんですよ。
まあ、冒頭の部分を引用してみます。
未だ宵ながら松立てる門は一様に鎖籠めて、真直に長く東より西に横たはれる大道は掃きたるやうに物の影を留めず、いと寂しくも往来きの絶えたるに、 . . . 本文を読む
去年(2013年)の1月にキンドル(ペーパーホワイト)を買いました。「電子書籍」に対する期待と不安はあったわけですけど、買ってみなくちゃ、使ってみなくちゃわからないだろうと思って買っちゃいました。結果として、大当たりでしたね。
キンドルを買うにあたって、まず不安だったのは、電子書籍が少ないということでした。なんか、いろんな事情があるみたいで、新刊書のすべてが電子書籍になるわけでは . . . 本文を読む
今年の1月にキンドル(ホワイトペーパー)を買って、青空文庫を読み始めたわけだけど、8ヶ月で700冊くらい読みました。青空文庫の場合、短編ひとつで1冊ですから、ほんの数ページの作品でも、作品とは言えないような文章でも、1冊になっちゃうんですね。
これまでに読んだ作家さんたちを紹介してみたいと思います。画像は、インターネットからゲットしてきたものです。
高村光雲(79冊)
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ダン・シモンズの『イリアム』と『オリュンポス』を読みました。
ダン・シモンズと言えば、『ハイペリオン』『ハイペリオンの没落』『エンディミオン』『エンディミオンの覚醒』という4部作があるわけで、とりあえず、並べてみました。
背比べをしてみました。
「ハイペリオン/エンディミオン」の勝ちですけど、「イリアム/オリュンポス」もかなり健闘しているということになると . . . 本文を読む
あいかわらず、キンドルで青空文庫を読みまくっています。
読書メーターというのに参加しているのだけど、カエサルが読んでいるのは短編(ほんの数ページというものも含む)ばかりなので、読書冊数のグラフがグングンと伸びていきます。小学校のときの「図書館から借りた本のグラフ」みたいな感じで、楽しいです。
そうした中で読み続けているのが、高村光雲先生の『幕末維新懐古談』です。全80巻という . . . 本文を読む
今年の1月にキンドル・ホワイトペーパーを買って・・・の、2月です。この1ヶ月(というか4週間)で、100冊の本を読みました。すべて短編、中にはほんの数ページで「1冊」というのも少なくないんですけどね。数値しては、そういうことになります。1月に読んだ分と合わせると、130冊。著作者数では、100人を超えました。
そんなこんなの話を始めるとキリがないんですけどね。「カエサルの世界」っ . . . 本文を読む
キンドル・ペーパーホワイトです。ソフトウェアの更新・・・なんてことが始まったので、パソコンデスクのところに持ってきてみました。
ついでなので、充電することにしました。Wi-Fi接続をしなければ8週間もつということなのだけど、週に1回くらいは充電するようにしています。
新兵器です。スタイラスペンです。105円でした。辞書を引くようなときに便利だし、画面を指で触る . . . 本文を読む
「キンドル・ペーパーホワイト」を買って1週間、まだ使い勝手がわからないというところはあるんですけど、その長所・短所などについてレポートしたいと思います。主に「紙の本」との比較、ついでに「液晶モノ」との比較もしてみたいと思います。点数をつけてみたいと思っています。
いろんな写真も出てくるわけですけど、写真とその後のテキストの内容とはバラバラです。「写真は本文の内容とは関係がありませ . . . 本文を読む
平成25年の新兵器シリーズ、別名をAmazonシリーズと呼んでもいいわけですが、考えてみると、カエサルの消費生活っていうのはアマゾンとイオンでできているようなもんですね。
そのアマゾンから黒い箱が届きました。
蓋を開けてみると、入っていたのはキンドル(ペーパーホワイト)です。
電子書籍には興味があったのだけど、「そんなもん、いらない」という気持ちとせめぎ合っていま . . . 本文を読む
「読んだ本」シリーズ、1ヶ月ごとにというパターンが定着しつつあったのだけど、この年末年始は本を読んでばかりいたので、このへんで1回記事にしておくのがいいんじゃないかと思った次第です。
ちなみに、この後の文章で再三にわたって「日付」が出てくるんですけど、正確なものではありません。特に、24時の前だったか後だったかについては、極めてあいまいです。まあ、何となくの目安だと思ってください . . . 本文を読む
今年は、カエサルにとって「読書を再開した年」ということになりました。2年か3年くらいの間、まったく読んでいなかったんですけどね。
4月から本を読み始めて、カエサルの世界でも紹介してきたわけなんだけど、ここ数ヶ月、「○月に読んだ本」というスタイルが定着しつつあるので、今月もそのスタイルでいきます。
ちょっと気になるのは、今日が大晦日だということで、「12月の・・・」というよりも . . . 本文を読む
1ヶ月ごとに読んだ本のことを記事にするというのは悪くない企画だな・・・などと思っているんですよ。でも、「本の写真を撮っただけ、つまんね~」などという方もいらっしゃるので、今回は、三脚を使って撮影してみました。
三脚を使ってどうしたのかと言うと、ISOを100にして、絞りを16にして、スローシャッターで撮っただけです。だから何なんだと言われると、まあ、そういうことを始めたというだけ . . . 本文を読む
今日から11月・・・ということで、延々と続いているみちよさシリーズを一時中断して「10月に読んだ本」です。
9月には12冊読んだんですけど、10月はその半分、6冊でした。まあ、そんなもんですね。
最初に読んだのが、この『面白い話売ります』だと思います。7人の作家による7編の短編小説集です。
まあ、出版社として「この短編集、たいして面白くないですよ」なんて言いながら . . . 本文を読む
先月、「8月に読んだ本」という記事を書いたので、今月は「9月に読んだ本」という記事を書くことになるだろうなと思っていたのですが、書くことにしました。
一番右下に写っている『スプートニクの恋人』ですけど、これは、たぶん、8月に読んだんだと思うんですけど、8月の撮影会(笑)のときに漏れてしまったんですね。せっかくなので、こっちにまじってもらいました。ちょっとだけ感想を書いておくと、『 . . . 本文を読む
北方謙三『楊令伝(13・14・15)』
楊令伝、終わっちゃいましたね。4月に読書を再開して最初に読み始めたのが『楊令伝』だったわけですけど、この半年間の楽しみが終わっちゃったという感じです。
最終巻(15)の残りページがだんだん少なくなっていって、岳飛が死ぬわけはないし、はたしてどういう結末が待ち構えているんだと思っていたんだけど、なるほど、そういう終わり方だったという感じ . . . 本文を読む