寝かしつけの極意

2019-05-28 21:16:55 | 育児奮闘中


こんばんは、やびまるです。



ほぼ毎日
《1年前にこんなブログ書いとんよ》
と、ここのブログから
お知らせメールが来るので
ついつい気にしてしまって

放置魔ながら

今日もボチボチ更新しましょ。



可愛いまるちゃんは
赤ん坊として産まれて
あと数週間で…1歳です。



早すぎッッッ



えっ、もー誰か絶対
私の体内時計早送りしてる。


有り難いですねぇえ。



去年の今頃は
おしるしが1ヶ月に何度も来て
その度に
「あーも出産や、OK OK!来いや」
とか思ってたなあ。



で、いざ陣痛来たら
のたうちまわって
世界の全てを恨みまくって
無茶苦茶やったなあ…。


「この世の中のありとあらゆるもの
全てが嫌いだ。みんな嫌いだ。グァア」


って夫にしがみつきながら
叫んでたもの。


そう、あれからもうすぐ1年。




最近の息子は
とにかく常に喋ってます。

『まおまおまおまお』
とか
『ぐおぐおぐお』

なんて少し難易度★★の高い子音を
使えるようになりました(笑)


それから息子は
自分のおもちゃを
とにかくそばにいる
ワンコ達にあげたくて

ベビーサークルの上から投げまくり
ワンコ達がキャッチしては壊しまくり
私からワンコに「ゴルァア💢」と雷が落ち
ワンコが落ち込む、という
サイクルで過ごしています。



息子はワンコ達のことが
めちゃくちゃ好きで
ベビーサークルの隙間から
人差し指をサスッと出して
ワンコ達の毛を触ったり

ご飯中にワンコ達が
離乳食のオコボレ(めちゃこぼすので)欲しさに
息子のそばに
それはハイエナの如く
ウロウロしてるのを
本人はまあ〜喜んで喜んで

キャッキャッ!!と笑ってる姿を
最近よく見せてくれます。


家族みんなが
それはそれは賑やかに
仲良くしています。




少しずつですが
できることが増えて
今一番嬉しいことは
夜決まった流れで
必ず寝てくれるようになったこと。


寝かしつけがとにかく楽になりました。



産まれて間もない頃は
これが一生続くんか?ワシ死ぬんか?
と1日トータル20分睡眠に
ゴールの見えない育児への不安が覆い被さって
色々…まぁー色々とにかく泣きました。


おっぱいは出ないし
やっとミルク飲んでも全部吐いて可哀想だし
寝た!と思ってベッドに寝せたらオギャーだし
そもそもなんで泣いてるか分かんないけど
泣き止まないからずっと抱っこしてて
夜中なんて特に酷くて
「なんで…なんで寝てくれないの…」
って泣き顔見ながら何度も言いました。

やっと寝てくれても
疲れ過ぎてハイになってて
横になっても寝れなくて。
やっとウツラウツラし始めた途端
「オギァァア…!」
寝ることってこんなに難しいんだ
有り難いことなんだって
息子が教えてくれました。


その流れで常にイライラしてたから
6月出産で妙に暑いか寒いか分からん時期で
クーラー付けっぱなしにしてたら
外の方が涼しくて
「電気代の無駄やんけ💢」
と怒りの矛先を全て夫にぶつけ
罵ったりもしました。


育児にも超協力的な夫をもっていながら
私の実母から離れて
夫婦だけで息子を育てていくのが
とにかく怖くて不安で孤独で
実家から帰ってきた日から数日は
母が恋しくてずっと泣きっぱなしで
こんなんじゃ母親になんてなれない!って
本気で夫と離婚して
実家で息子と過ごそう計画を立てたり(笑)


とにかく生活が異常に荒れた6〜8月。
ペースをつかみ始めたのは
本音を言うと…

ホントにここ最近なんです。


やっと
「よし、ここでお茶。おやつ」
「今のうちにオシメ♪」
なんて鼻歌交じりにできるようになったんです。


常にいっぱいいっぱいで
怖くて不安で
何かあったらどうしよう!
手順間違えないように!
痛くないかな、辛くないかな、なんか嫌な思いしてないかな…

そんな風に
息子にも
無慈悲に過ぎてく時間に対しても
怯えながら接してたように思います。


自分のペースじゃなくて
自分以外のペースで生きることが初めてで

だからうまくいかないなんて
当たり前なのに
自分だけが下手くそで
母親失格で
みんなが指差して笑ってたり
「いつもテンパってるよね」って
言われてるような気がして
あーうまくやらなきゃ。
がんばれがんばれがんばれ
って常に頭の中で声援部隊抱えてました。



もちろん、今でも
声援部隊はメンバーが増えて
私の脳内を牛耳っていて
近所の中学校の運動会ばりに
私を応援してくれています。


その応援もあってか
夜の流れがここ1ヶ月
非常に理想的なんです。


我が家は、離乳食が3回になっても
未だにミルクは欠かせません。

離乳食のあとに150㎖。
お昼と寝る前に200㎖。

合計800㎖前後はしっかり飲みます。



ミルクを飲んだ後は
必ず同じ流れで動きます。

歯磨き

鼻水吸い

保湿

をして、ワンコ達におやすみを言って
寝室へ。

寝室では
パパとママに挟まれて
ベッドで息子が寝ています。
(足元のケージで愛犬達は寝ています)


ベビーベッドは8ヶ月で卒業しました。
理由は掛け布団ヌギー
動き過ぎてベッドグチァー
柵の間から足やら手やらドーン
で、心配だったからです。

親と一緒のベッドなら
確かに蹴ったり殴ったりしてきますが(笑)
布団もその都度体温を見ながら
調節してあげられるし
寝るその瞬間まで隣にいてあげられます。


そこで、ガーゼのおくるみを軽く巻いて
いつも同じアンビエントな音楽を流して
優しい豆電球の照明をつけて
本を読み聞かせながらトントンします。

我が家の読み聞かせの本はコレ。





すると1話目でウトウト。
そこからは静かにトントン…
5分もしないうちに夢の中です。


これが殆ど毎夜。



それまではまーーー大変。
色々試しました。

腕の中でユラユラ
膝に乗せてユラユラ
音楽をかけてみる
暗くする


でも、大事なのはちゃんと
「あー今からねんねなんだ」
と思わせること。
この流れならねんねなんだ、と。


必ず同じ流れで
必ず同じ環境で
(音楽、匂い、照明、空間)
嫌がって嫌がって
心折れかけてもとにかく
同じ事を続ける。


こうやって寝かせたい!
というイメージをしっかり持って
それを繰り返す。


わたしは腕の中でユラユラがシンドくて
辛かったので(息子が結構なポッチャリで)
横になってトントンで寝て欲しい!
という気持ちで繰り返しました。


最初はトントンしてても
おしゃべりするわ、寝返り打つわ、
バタバタするわ、しまいには泣くわ
もーむちゃくちゃで。


それでも絶対諦めない!と
毎日、とにかく毎日同じ事を繰り返しました。

横になってトントン。
息子の大好きなお話を読んで
頭撫でてトントン。
トントン。トントン…



そしたらある日を境に
スッと寝るようになったんです。
あぁ、寝なきゃだものね。と言った感じに。



最初の成功日は
ついつい嬉し過ぎて
声を上げて喜びました。



諦めなくてよかったー。
息子も成長してるんです。
そう、だから
産後すぐの頃の地獄には
ちゃんと終わりがありました。


でもベッドの上なので
寝返りを打って落ちたら大変。
私もそのままそこにいなきゃなので
そのうち寝てしまいます。


故に、私の就寝時間も22時には確実。
独身時代とは雲泥の差(笑)
2軒目飲みに行き始めるくらいの時間、かな(笑)


その頃が恋しくないと言ったら嘘になるけど
今、隣で寝息を立てる息子を見ながら
トントンしてるこの時間は
何よりの人生のご褒美だなあと。



そう思えるんです。
そう思えるように、なるんです。


ちょうど一年前の今頃は
いたずらに不自由な体にイラつきながら
あと少しで終わる夫婦だけの時間に
寂しさも覚えながら
来月には新しく家族が増えてる事を
たっくさんたっくさん想像して
胸が踊っていたよね、と
同じ窓から見える景色を見て
ふと笑みがこぼれました。



そう。今があるのは
誰かが早送りをしてるんじゃなくて
もがきながら時間を忘れて頑張った証拠。




ねぇ、1年前のわたし。

心配しなくていいよ。
なんとかやってるよ。
楽しくて大変で
愛おしい毎日が待ってるから
堂々と母ちゃんになってくれや。




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