警察に捕まった話

2021-03-24 20:19:00 | 日記



あーらら。
久しぶりの投稿です。


わたくし。
16年無事故無検挙の
ゴールドドライバー。
超優良ドライバーの私が
やっぱり全然優良じゃなかったって話。



本日、見事に
ゴールド剥奪されました。



一時停止のところ
少しだけタイヤが動いてたんだってさ(笑)



もちろん。
私が悪いのは百も承知です。
あっちだって仕事だから仕方ないのも
もっちろん、理解済み。

その上で……



バッカじゃないの?
もっと他にやることあろうがってのは
みんなが言うし思ってるから
分かっててやってるンでしょうけど


そんなしょーーーーーっもない仕事して
何が自分の誇りになるんですか?
てゆかてゆか
そんな事ばっかりやってて
どうやってその仕事の
モチベーション保ってるんですか?
マジで感心する。
私には到底無理。
決算前の稼ぎ時ってか(笑)
お利口さんですね。


人から絶対感謝されない仕事。
ド底辺の典型。
ねずみ捕り。ですもんね。


しょーーーーーっもない。



……もちろん、私が完全に悪いですが。


でもさ、情状酌量とかないの?
私だってそうだったけど
一時停止はしてたわ、そりゃ
若干タイヤが廻ってたと言えどよ!
私なりにはしてたつもり!
つもりですよつもり!!
でもさ、それで誰か死ぬわけ?
すこーしタイヤが動いてたんでね、、
で、誰が死ぬんですか?アリ?


人によってはマジで
仕方ない時ない?
私は次男が保育園の帰りで
ミルクの時間が到底遅れて
お腹すいたと泣いていたから
焦ってたってのは、ある。
早くご飯をあげたい!!!
泣き止ませてあげたい!!
その一心だったさ。


結局バカみたいに捕まって
更に20分ほど遅れて。

「なんか急いでたんですかねえ」
って女の警察に声かけられて
見ればわかんだろうが、と思ったけど
黙々と免許証渡して。


金はせがまれるし
違反者講習受けないかんくなるし
最低やわ。


人を不幸にする仕事の代表だよね。
実家に空き巣が入って物盗まれた時は
「泣き寝入りしかないですね、窃盗の犯人自己破産してるンで」
って1ミリも動いてくれなかったし
落ちてた財布を届けた時は
私は臨月で身体がきつかったから
その日は交番に行けず
次の日朝一番で夫に送ってもらって届けたら
「なんですぐ届けないの?届けられなかった理由があるの??」
と詰問され、挙げ句30分くらい根掘り葉掘りと質問責め。


ああ、届けるんじゃなかった。
見て見ぬふりしとけば良かったな、と後悔。




いい事してても
何も見てないし
善良な市民をどんどん敵に回す仕事。


息子はパトカーが大好きで
カッコイイカッコイイと言うけれど
私はやっぱり息子達には
人に喜ばれ
温かく感謝される仕事をして欲しいから


絶対にあの仕事だけは、させない。




もちろんもちろんもちろん
私が悪いのは百も承知で
胸糞悪い最低な日になりました。


もう協力しないし知らない。


子供たちのために変わらず
安全な運転だけは心掛けながら
ハートだけはゴールドで
これからも頑張りまーす。



元優良ドライバーより。笑笑





キレイゴト

2020-11-27 15:00:00 | 育児奮闘中

いや〜色々あったな〜。
どこから書こうか。


長男、2歳5ヶ月。
次男、7ヶ月。

日中はワンオペ+自営の仕事に付き添わせてる、という
日々を送っております。


水腎症はstage3からstage2へ。
次男、頑張ってます。
食欲旺盛でよく太り
早くもハイハイ、膝立ち…
もう立っちゃうんじゃないの?とヒヤヒヤしてます。


ま、大概そういった場合は
やりますやります言うとって
いざやったときは大体平均的な月齢だったりすんのよねw
知ってます。



その昔
「仕事に付き添わせることもできるわけだし
家で仕事してるんだし楽そうで羨ましい」
と言われたことがあります。


んなわけあるかぃ。
逆に仕事は日中の決まった時間に
ポツポツと入っているので
それに合わせて仕事と被らないよう
ミルクや離乳食、ご飯の準備、寝かしつけ
をしなければならない。


そうなると朝起きた瞬間から
頭の中には時計と逆算の連続。
きちっとそれ通りに進まなければ
地獄が待っているので
異常な気合いがいる。

気負いすぎて毎夜意識が飛ぶほどだ。


あ。先に言っとくけど
私、こんだけ辛いんですってのを
ツラツラ言い散らかすのは好みじゃないので
そういう意味合いで書いてるわけじゃないのです。


話は戻って
そういった意味では寂しかったけど
長男を保育園にお願いしていた頃は穏やかだった。


保育園に行かせないという環境は
あなたが選んでるんでしょ?頑張って当然よって
すっげお局様みたいな意見の人もいるだろうけど
それは大前提100%承知。
自分で選んでる。全て。

基本そうよね、オトナって
みんな自分で選んで生きてきてる。
その都度「この責任は自分にある」と思いながら
必ず何かを選び、何かを捨てている。


だけど選びながらもしんどい時って絶対あって
そんな時に
「仕方ない。自分が選んだんだから頑張れ頑張れ」
って繰り返しエールを送っていたら
最初はイケそうな気がするんだけど
ハッと気づいた時に
ドン引きするほど自分が嫌いになってて
わけもなく涙が出たりして
「このままいっそ、いなくなるか」
とか思っちゃったりする。
だから苦しい、って素直に吐ける場所は
絶対に必要なわけだ。


だからそんなお局的発想ができる人は
きっと同じように経験してる人でも
弱音を吐ける場所がしっかり確保できているか
そんな経験するトコまで達してない人か。
そんなもんじゃないかな。



恐らく自分の生きていく道に
こうしなくちゃいけない、なんて
本当は一個もなくて
保育園にお願いするも
仕事に付き添わせるも
専業主婦になるも
状況に応じて選んでいけばいい。


どのポジションであっても
やっぱり育児という大仕事は
命と直結しすぎて
それなのに“経験しながらスキル身につけてく”とかいう
ブラックなもんで
どんな仕事よりも責任が重い。
みんな、ホントよく頑張ってるよ。偉すぎるよ。
普段あまり褒められないママには
直接電話して言いたい。

よくやってるよ。



わかんない事だらけだから
間違えたって当然だし
つい最近まで子供だった自分が
親になって急に完璧な人間みたいなの
求められてる感覚に陥りやすいわけだけど
実際自分が親になって思うのは
『親=仏』
『親だからできて当然。わかってくれて当然』
みたいなの本当違うから勘弁してってこと。


親にも頼らず
旦那にも頼らず
必死に自分でバランスとって頑張ってる全てのママさんに
今日だけは平和な時間がふと舞い降りますように。
なんて思う。


たくさんのサポートがある方は
絶対いっぱい感謝して(してるだろうけど)
楽しくそのまま生きてほしい。
その環境を維持できるかも努力だもんね。


私はこうやって
「時間がない」「目まぐるしいうおー」
と叫びながらも
現状をどこかに残しとかなきゃ、と最近ずっと思っていた。


なので隣で次男が
長男に20分も寝ないうちに起こされて
そのまま眠たい辛いと泣いている横で
カタカタと文章を綴っている。
(長男はさっさと次男を起こした後、昼寝した)


こないだ信じもしないスピリチュアルな世界にて
少しばかり私を見てもらったら
先生が
「うーん、育児も悪くない」とひとこと。

そう、悪くはない。きっと私はそういう育児だ。



よくインスタで頼んでもいないのに
「怒らない育児のススメ」やら
「ワンオペママはこんなに頑張ってる」やら
フォローしてない知らん人の更新があがってるのだが
誰かに共感してもらいたいとか
頑張ってるねみたいな言葉が欲しいとか
そういう欲が一切ない私からしたら
うーん、ウゼェって思っちゃうわけだけど
それだけ孤独に育児してる人も多いのが現状。


これって正しいのかなって
自問自答してたりね。


よくわかるんだ。
私は絶対に手は出さないが
ま〜〜〜〜よく怒る。


それで最近気づいたのが
私が機嫌が悪くなると
長男が私の表情をよく見ていて
怖がったり距離を置いたり
しているということだ。


これには正直傷ついた。


絶対に良くないよね、これはね。
わかってるけどじゃあどうすればいい?

そこでまたインスタの余計なお世話。
「怒る前に共感しよう」
怒った母親の顔を見ると辛いんです。
辛かったね、こうしたかったんだよね。
まずは怒りを抑えて共感して
それからひっそりとサポートしてあげましょう。


は?なんでや。
いかんことはいかんと伝えな誰が伝えるん。
今、この環境に大人は私しかおらんのよ。
好きなようにさせといて
後で泣きながら割れた皿や破れた絵本を
子どもに気づかれないように片付けろってか。
親はしもべですか?
危機回避も立派な教育。
そう考えてしまう私はまだまだなのだろうか。


私は次男を不意に叩いたり
おもちゃの大きさに気づかなくて
人に当たったりするときもかなり怒る。


まだ言葉を覚えたてほやほやの2歳の長男に
全部言葉で伝えてしまっているのだ。
「危ないからダメ!」
「うるさいから静かにして!」
「ものを投げない!」
「叩かない!」
「散らかしたら片付ける!」
「触らない!壊れるよ!!」
「やめなさい!もう知らんよ!」


恐らく起きてる時間の大半は
こんなコミュニケーション。


声帯をがっとしめて
低い声で唸るように怒るから
喉は痛めるしクッタクタ。


それでもいうことを聞かなければ
「ママ〜〜〜〜!」
と呼ぶ長男をしばしシカト。
ママは怒っている、と姿勢で伝える。



こうでもしないと
危機回避できないんです。
後悔してますよ、毎日。
ああーいいすぎた、最悪。
可哀想やったな。
まだわからんよな。
そう思ってるけどいざミニ怪獣と
毎日を過ごしているとそんな思いは
秒で飛んでいきます。戦争ですからね。



必死。まじ必死。
この言葉以外ない。
子ども達を心の底から愛しているから怒ります。
じゃなきゃ誰が好き好んで怒りなんて超めんどくさい感情をぶつけるでしょう。
だから周りによく怒る親がいても
「そんなふうに怒らんどき」
「ちょっと違うんやない」
と上部だけ見て判断しないであげてください。
その前後のコミュニケーションを見てからでも
否定するのは遅くないと思います。



そう、余裕がないんですよ。
だからここ最近は
周りの人間のちょっとした心ない&モラルない言葉に
過敏に反応して傷つく。



髪を短く切ったんです。
産後7ヶ月で抜け毛もひどいし
次男がニギニギが上手になって
髪を引っ張るから痛いし
何より気持ちもリフレッシュしたかった。
1年ぶりの美容室は
コロナもあって30分と短い時間だったけど
夫が気前よく送り出してくれて本当に嬉しかった。


そんな私を見て
「産後の女の人って髪切るよねw
おばさんの始まりだもんね」
というおっさん。

うん?聞き間違いかな?
なんかムシの居所が悪いのかな?と
少しギョッとしつつ
「次男が髪を引っ張るので…」
となんとか作り笑顔で返したら

「あー出来の悪い子供は髪引っ張るもんね。
うちの子はそんなこと一回もしたことないよ。
悪い子もつと大変だねw男の子ってロクな子いない。
うちは可愛い女の子ばっかりでよかった〜」

ですってwww


思わず笑ってしまいましたとさ。
すげぃ。
なんなん?コロナで頭沸いちゃったのか?

恐らくちゃんと育児したことないのかな。
赤ちゃんがモノを掴まないってまじでやべえぞ!ちゃんと育ってんの?w
男の子はロクな子いない。
私の知る限り可愛い子しかいないけど
確かに目の前にはロクな育ち方してない残念な元男の子がいるな。


途中から人間性を疑いすぎて
会話を覚えていない。
なんのために誰得でもないこんな稚拙な発言をするのか。
時間が経って思うに
それくらい仲良しですよね〜〜
っていうアピールで
単純に人との距離感がわからない人なんだろうな、と。
たまにいるよね、こう言う人。
本人はじゃれあい♪イジリそれくらい深い関係って思ってる。

いじり方も知らない残念な人。
こっちは一切そんなふうに思っていません。


ホントびっくり。

この人、出産してまもなくミルクで育て始めた私に
「ネグレクト」
「母親失格。おっぱいくらいしっかり出せ」
「太りすぎてやばいね、あーおっぱい出ないからか」
「じゃあ要らなくね?wそれ。そのおっぱい外したら?」
「ミルクで育てる親に生まれた子は可哀想。うちの嫁さんはお風呂でもジャージャー母乳溢れてたよwそれが女の仕事だろ」


と逮捕案件な罵声を
ニコニコ言ってくるサイコ野郎。


そんなやつと関わるなって?
まあね、でもね、仕事ですもの。
人を選んでたら食ってけなくなるでしょ?
ある意味こっちもサイコパスだな。



こうやって言われた言葉は全部覚えてる。
言った方は絶対に忘れてる。
人のフリ見て我がふり直せ。
傷つけるようなことを言いそうなら喋るな。それだけ。



ああ。
文章にして書いたら
少しだけスッキリしてきた。

最近の自分は怒ってばかりで
醜くて大嫌いだった。

このまま消えよう、そう思っても
子どものためにと振り絞ってきた。

子ども達が生きてるのは
誰かが色んなものを犠牲にして
一生懸命育てているから。
そう思ってなんとか自分を肯定してきた。


「今日も子どもの命を守りました!」
最近は必ず夫にこういって寝るようにしている。
逆もしかり。
私が働いている時は、夫が立派に子供達を守っている。
だからそんな日は
「今日も子どもの命を守ってくれてありがとう!」
といって寝る。



怒ったっていい。
命に関わらない間違いは2度しなければいい。
肩の力を抜いて
自分らしく生きていこうなっっっと。
そんなことを思う、夕暮れ時。


みんな、お疲れさま。

両側水腎症と診断されました。

2020-05-22 10:39:00 | 育児奮闘中


どうも、やびまるです。
体重が減りません。


恐らく、Switchの抽選に外れて
リングフィットアドベンチャーで
ダイエットができていないせいです。
(以前、上記のソフトだけ抽選にあたって
ソフトのみリビングに飾ってある)


本日もイオンモールと
任天堂公式サイトの抽選に
エントリーしました(諦めない)


出産後のわたしにとって
リングフィットアドベンチャーで
ダイエットするというのは
とても大事な事ですからね!



✩ ⋆ ✩ ⋆ ✩ ⋆ ✩ ⋆ ✩ ⋆ ✩ ⋆ ✩


先日、次男の1ヶ月検診で
「腎臓の検査の為、総合病院へ行ってください」
と言われました。


妊娠中から
腎盂肥大を指摘されていたので
直ぐに予約を入れて病院へ。

妊娠中の説明では
腎盂肥大があっても
出産後には自然治癒する子もカナリ多く
そんなに心配はないよ!とのこと。
その言葉があったので
足取りも軽かったように思います。



新型コロナウイルスの影響で
総合病院なのに
本当に小児科だけ少ない!
(他の所は引くほど患者が多い)
直ぐに診てもらえました。


生後1ヶ月で
尚且つおっぱいも出ないので
荷物も沢山!

夫は仕事で同伴が難しく
親に頼るのは違うなーと思っていたので
(総合病院についてきてもらって
万が一親がコロナにかかったら元も子もない!)
大雨の中、今思い返せば
結構大変な感じでした(笑)


受付はお年寄りばかり。
座る場所もないので
大荷物を床に下ろして
抱っこしてる次男に
マスクがわりにおくるみを二重に巻いて
気持ち的に徹底ガード。


20分ほどしてやっと名前を呼ばれて
小児科のある二階へ。
そこでやれ
体温を測ってください〜
カルテ書いてください〜
服を脱がして体重測定へ〜
服を着せて身長測定〜
承諾書にサインして下さい〜
オムツ見せてください〜
おしっこパック付けるのでおろして下さい〜


もーーー
毎回、抱っこ紐から
付けたり外したりする私の身にもなって。。

一回でお願い…


と思いながら
ハイハイ…と対応して
そのあと生理検査室へ。

そこで次男の身体のエコーを
20分ほど行い
また小児科へ。

ここで息子がお腹すいたよーと泣き泣き。
「授乳室はどこですか?」
そこで準備していたお湯と哺乳瓶をもって
息子をなんとかあやしながら
ミルクを作り
40分かけて140㎖を完食。偉い!


戻って名前が呼ばれるのを待つ。
ものの1分で呼ばれる(笑)

そこでおじいちゃん先生から
「うーん。
腎臓かなり大きいのね。
両側水腎症(りょうそくすいじんしょう)です。
右側がステージII、左側はステージIII。
ただしまだ手術まではいかないギリギリライン。
手術はステージⅣから検討。
今は様子みましょうとしか言えない。
ミルクもよく飲んでるので
薬も飲まなくて結構。
次回は血液検査。
感染症にかかれば生後3ヶ月までは
命の危険もある。」


どわーっと言われたので
腑に落ちるまで時間がかかった。


「とにかく今は熱と機嫌に気をつけて」


きっともう自然治癒してて
大丈夫だろうと思っていたので
思った以上にショックを受けた。


ただ、今は
抗生物質も要らないし
手術も考えなくて良いとの事で
しっかり毎日見ていく。これだけだ。


ネットで同じような症状を検索するも
十人十色。
息子がどうなるかは本当に分からない。



✩ ⋆ ✩ ⋆ ✩ ⋆ ✩ ⋆ ✩ ⋆ ✩ ⋆ ✩



家に帰っても
なんだかフワフワしていて
夕食の準備にも取り掛かれない。


はぁー。


ため息ばかりついてる、、


ハッと我に返るともう夕飯の時間もいい所。
長男と夫も帰ってくる!

慌てて冷蔵庫にあるもので
ご飯を作ってお風呂を入れて…


2人が帰ってきた。


夫に結果報告をして
子供二人をお風呂に入れてもらう。
その間にご飯を最後まで作って
食べてもらってる間に
私がお風呂に入る。
お風呂から出て次男にミルクをあげる。
そして1時間半ほどズレ込んで
私はひとりでご飯。


夫とは子供を介した話が増えて
以前ほど取り留めのない話はしなくなった。
(ウォーキングデッドがねー!とかね笑)



✼••┈┈••✼••┈┈••✼


そう。
夫との会話に変化が出てきて
よっぽど余裕が無い時は
子供のことを話すのも億劫で
気づいたら1人で抱えてたりする。


それで溢れてから
ぶわーっと話すもんで
夫が困り顔になることもしょっちゅうだ。


今は本当に余裕がない。
心も身体も。
それでも
だれかに支えてほしい!とは思わない。


家事も育児も
誰かが私の代わりにやってしまうと
落ち着かないどころか
余計に自分を責める性格なので
キツくても自分でやり遂げたい。

でもこのしんどさを
共有する人は欲しい。


という、私は極めてめんどくさい奴なので
それを夫には分かって欲しくて
次男を産んでから言葉じゃなくて行動で示した。
それで全然分からない夫に
最後は言葉を浴びせまくった。


結構ぶつかったけれど
最近やっとお互いの役割ややり方
テンポを掴んできたように思う。


長男1人の時と
次男も生まれてくれてからの2人になってからと
夫との関係はカナリ変わった。


勿論、変わらず夫のことは好きだけど
思った以上に夫も日々の暮らしに
テンパっていた。


長男の変化。
時間の使い方。
わたしの苛立ち。


子供が増えるということは
思った以上に色んな事が変わる。
それでもただ
それに訥々と順応していくだけ。
そう考えていたけど、ナメてたなと猛省。


それくらい、全然違う。


長男1人の時は
確かに初めてのことだらけで
不安もあったけど
育児が楽しくて
毎日が煌びやかで
夫との結束は明らかに深まった。


2人になった途端
別に次男も全然手がかからないのに
(寧ろ長男が赤ちゃん返りした)
1人になりたい!って思ったり
声を荒げてしまう時があったり
無駄に夫に苛立ったりしている。
こんなことなら
一人で二人育てられるのでは?と
毎日宜しくない考えが頭を過ぎる。



ただただ
自分が未熟なのだ。
そして夫だって
まだまだ途上なのだ。


それなのに夫には
完璧であってほしい。
わたしの事は誰よりも
理解していてほしい!と求めてしまう。

そんな自分が嫌で
毎日毎日、ため息ばかりついてる。



気付いたら夜になっていて
また同じように夜中決まった時間に起きて
極度の睡魔と闘いながらミルクをあげて
また同じように朝が来て
家族に朝食を作りながらお弁当を作って
次男にミルクをやり、家族を送り出す。
誰かとの会話なんて
自分からその環境を作らないと無いし
基本は悶々と頭の中で
自分と会話している事が増えた。


それでもいつかこんな生活を
想い焦がれる日が来るのだろうし
そんな己の未熟さを忘れて
また赤ちゃんが欲しくなったり
するのだろう。

今は右を見ても左を見ても
壁だらけに感じてしまうのは
恐らくこの環境だけじゃなく
世の中もぐちゃぐちゃで
仕事もお金も子供の未来も
不安なことばっかりで。



そんな中
やっっっと先日
緊急事態宣言の解除を受けて
少し兆しが見えて
いつもの大好きなお店がまた再開して
家族でそこに出かけるという目標ができて…


毎日に追われて
やっぱりため息が出るけれど
次男もすぐに手術が必要な状態じゃない
長男も日に日に成長していつまでも頓珍漢じゃない(笑)
夫とも少しずつまた
他愛のない会話をして笑い合って

みんなそれぞれ
戦いながら踠きながら
なんとか毎日を送っています。


周りを見渡したら
なんかみんな満たされてるように見えるし
コロナとか関係なく
お金も生活も人間関係も
満帆に過ごしていそうだけど
悩みのない家族は居ないよ、と
母からの言葉を受けて
そうだよね、と奮い立たせています。


次男が生後1ヶ月になる前に
仕事復帰して少し気持ちも外に向いて
また沢山の人と直接笑って
子供を抱っこしてもらえる日を夢見ながら
頑張っていきたいと思う今日この頃です。




【新生児】ミルクを飲まない、泣かない、起きない

2020-05-02 10:54:00 | 育児奮闘中



こんにちは、やびまるです。
2人目の帝王切開は
想像していた以上に過酷です。


同じところを切腹したのですが
まず傷口の治りが、悪すぎる。
鏡で見たら
見た事のない太くて赤い線が
傷口の両端に縦にピシィと出来てて
それがめちゃくちゃ痛痒い。


傷口も疼くほど痛痒い。
1人目の術後の記憶が薄いのもあって
(必死に育児してたから、かな?)
こんなに!?と驚いています。



そんな2人目の新生児。

38週で帝王切開にて出産。
2785gでお口が小さい。
そして、本当に泣かない。


病院にいる時から
ミルクの時間になっても泣かないし
とにかく寝てるから
ミルクを無理矢理口に含ませて
起こそうと必死になって
オエっとさせてしまう始末。


3時間おきに、って言われてても
本当に赤ちゃんがいるの?ってくらい静かで
正直、暇すぎて
逆に心配でソワソワしてしまう。


退院して2日間は
ミルクも飲んで
少しだけ「ふぇ…」って
泣くようになって
ああ、こんな声なんだ
可愛いなーって思ってたのに
3日目から完全にミルク拒否。


・ミルクを温め直す
・角度を変えてみる
・一生懸命起こす


ってしても全然ダメ。
飲んで2〜30mlが限界。
しかも口からだらだらと溢れてるので
実際体に入ってるのはほんの少し。


最初はこんなもんか?と思っていたけど
顔色も悪いし、いかんせん泣かない。
そして本当にずーーーっと寝てる。
(育児記録を見直すと
この頃1日23時間以上寝てます)


そのうち不安がMAXに達したので
小児科に連れて行きました。
病院でも服を脱がされたり
処置を色々されているのに
ずっと寝たまま。


「大人しいねーお利口さんだねー」
とピントのズレた言葉を
看護師さんがかけてきます。



そして診察。
「体重を測ったけど
全然増えてないね。
ただ血糖値は下がってないので
点滴はしないで毎日様子見ましょう」


「お母さん、しっかり!頑張って研究してね!」


…頑張ってって
もうめっちゃ頑張ってるし
研究ってどうしたらいいのよ。。


「まあミルクとかに関しては
本来は助産師さんから指導もらわないとだからね」


おっしゃってることはわかるんだけど
頭の中「体重増えてない」「まずい」で
パニック状態。


まだ生まれて間もないので
勿論保険証も子供医療証もないので
全額支払いをして
(このご時世に全額支払いは家計的に震えるー)
半泣きで帰宅。


帰ってからも寝続ける次男に
一生懸命ミルクをあげました。
(勿論飲みません)



お願い、お願い、と
震える声で哺乳瓶を握っていると
長男が自分が大切にしている
ブーブーの本を握りしめて
「どーーーぞ」
と言いながら
心配そうに近づいてきました。


「今遊んでる場合じゃないの!!
見てわかるでしょ!」


生まれてきてくれてから初めて
長男に声を荒げました。


最悪だ。
こんな母親消えてしまえばいいのに。
全てうまくいかない…


夫がそばで
「心配だっただけだよね!
大丈夫大丈夫!パパにブーブーの本見せてー」
と長男の気を逸らしてくれたけど
あの時の長男の傷ついたような瞳は
忘れられません。
ごめんね。。


とにかく追い込まれてるから
ご飯も喉を通らないし
それでも迫ってくる3時間おきのミルクに
疲弊していたら
妹が心配して電話をくれました。


「大丈夫?
哺乳瓶を変えてみたらどうだろう?
ミルクも今使ってるヤツから変えてみようよ!
ずっと闘ってたんだね。辛かったね。」


妹の声にボロボロ涙が溢れて止まりませんでした。


姉妹って本当に有難い。
妹も生後1ヶ月の愛息子を
一生懸命育ててる時なのに
「買って持って行こうか?頼ってよね!」
と明るく投げかけてくれました。



夫に妹の助言を話すと
すぐに車を飛ばして
哺乳瓶と違うミルクを買ってきてくれました。


それをすぐに消毒してあげてみると…


なんと60ml飲んでくれたんです。


夫婦で妹の言葉に深く感謝しつつ
もう一度車を飛ばしてもらって
哺乳瓶をあと2つ買ってきてもらい
とにかく親の方もストレスを少しでも減らして
ひとつひとつ乗り越えて行こう、と
決めました。



そのあと、出産した産院の
助産師長さんが
つきっきりでミルクの指導をしてくださり

「お母さん。自信を失わないで。
あなたは立派だよ。大丈夫だよ」

と何度も声をかけてくださり
自分でも気づかなかった喪失感を
埋めてくださいました。

「次男くんは
低燃費赤ちゃんなんだね。
泣かないと不安だよね。
でもきっとそのうち
ミルクを飲むようになってくると
イヤでもよく泣くようになるよ。」


低燃費赤ちゃん…

ほんとうは抱っこして欲しくても
喋りかけて欲しくても
エネルギーを使えないから
ただただ寝ていたんだね…

気づけないでごめんね。
これからは
暇ー!なんて思えないくらい
いっぱい抱っこするからね。



夫婦でその後もしっかり話し合って
色んなことを決めました。


普段長男は結構夫に任せてしまっているので
夫が次男にミルクをあげてくれているときは
私は長男を抱きしめていっぱいお話しする。

いっぱい笑う。

楽しいことを考えて過ごす。
(お金は?仕事復帰は?とか今は考えない)


次男がミルクを飲んだらいっぱい褒める。


犬たちとコミュニケーションをしっかりとる。


あたりまえのことだけど
あまりに余裕がなさすぎて
考えが及ばなかった所ばかりで。


ひとつ、歯車が動き出したら
月並みだけど
まるで今まで雨雲ばっかりだった空に
急に太陽の光が差し込んだみたいに
色んなことが嬉しくて
大丈夫、きっと大丈夫だ。
って思えるようになりました。


両親や弟はずっと心配してくれて
なにより長男のケアを
めちゃめちゃしてくれて
産前産後に見られた情緒不安定も
(抱っこをやたらせがんだり
かまって欲しくて理由なく泣いたり
叩いたり騒いだり…)
カナリ減ってきました。
お陰で長男は我が実家が
大好きです。



おっぱいもほぼ出ないんだけど
搾乳機を手に入れて
頑張れば半日で50mlくらいは
出るようになりました。


現在、次男は生後16日目。

3時間おきにまぁ元気に泣くし
一回の哺乳量も100ml〜110mlになり
1日のミルク量も700の大台に乗りそうで
心から一安心。。


あんなに不安で不安で
押し潰されそうだった退院後が
周りのみんなのお陰で嘘のようです。
本当にありがとう。



この時アドバイスされた事を
忘れないためにも今一度。


ミルクを飲まない!対処法は…

・哺乳瓶を変えてみる
・ミルクのメーカーを変えてみる
・ちょいちょい飲み(2〜30ml等)をさせない
・3〜4時間の間隔空けを絶対に守る
・泣いたら肺の運動になるから少しの間泣かせて
さらにお腹を空かせてあげる
・母乳に拘らない



自信を失わない事。
色んな方法を試してみる事。
(長男の時はこうだったから!に縛られない)
個人差があるから決して焦らない事。


すっかりわたし
また初心者マークです。
ゼロからまた、お母さん
頑張りたいと思います。


一歩ずつゆっくりと。
みんなと一緒に。




【出産報告と記録】帝王切開にて2人目を出産しました!

2020-04-27 08:29:00 | 日記
【出産記録】

4月16日 16:56
2785gの赤ん坊 爆誕。



長男を保育園に預けて
10:30に夫と産婦人科へ。

新型コロナウイルスの影響で夫は玄関まで。
私は一人、検尿・血圧測定・体重測定。
12㌔増にて終結…


今日は妙に患者さんが多い。
座る場所の確保も大変。
昨日最後の妊婦健診はがら空きだったのに。
私はラッキーだったのね。
と、座る場所を探しながら思う。


その後、消毒のため内診室に案内され膣内洗浄。
茶色い消毒液で下着汚れる。


直ぐに診察室に呼ばれ、夫も来た。
改めて帝王切開のリスク等の説明があり
ここで夫とさようなら。
私は助産師さんと2階のロビーへ。


「今日だけで6人退院。昨日は9人退院。少し静かよ(笑)」
「今やびまるさんの部屋は掃除中だから先に色々しちゃおっか」


沢山の助産師さんと御挨拶。
こっちはみーんな覚えてるけど
助産師さんはふりだし顔。
そりゃそうだ。


分娩室に案内される。
「先に浣腸するね(笑)五分は耐えてね」
え…五分は無理。

「ゆーっくり入れるから1分は稼ぐ!4分は耐えて」

ぬーーーーん、厳しい…
結果、3分でギブアップ(ダメじゃん)!


ゆっくり御手洗を済ませてシャワールームへ。
うわ、なんか嫌に懐かしい。
陣痛に耐えながら
シャワーを浴びなければならなかった
長男の出産を思い出した。

『ここ、前回のとこと一緒ですか?』
「ここは出産を控えたママが入るシャワー室よ、あー前回もここかもね!」


うわー、なんか…嫌やわぁ。
辛かった記憶が一気に舞い戻ってくる。

「ゆっくりどーぞ」

でも今回は陣痛も来てないし
楽しんで入ってやるぜ☆と
気持ちを切り替えてシャワーを回すと…
ボディシャワー(身体の方にあたる奴)が
冷たく出てきた!
ヒャッホゥ(  ᷇࿀ ᷆ و)و


それからまーーー
ゆったりゆったりシャワーを堪能。
気持ちいいなーホントお風呂、最高。


HOUSE OF ROSEのボディソープは
シトラスの良い香り。
これ今度買おー…
なんて思いながらおしまい。
鏡を見て
少しだけま新しい妊娠線を増やした
真ん丸なお腹に目をやる。



『今日、逢えるね』



シャワーを終えて
また分娩室に戻ると
違う助産師さんが部屋を案内してくれた。
202-1
帝王切開だから
最初は必ず手術室から程近い相部屋だ。
長男の時もここだった。
なんだか嬉しい。


「モニターと点滴いきますからね。13:30くらいかな。それまでのんびりしててね」

時計を見ると11:51の文字。
ああ、これはゲーム出来ますやん。
その前にもう一度御手洗〜(苦笑)
部屋を出たら、唐揚げのいい匂い。

辛いぞ。
絶賛絶食中のやびまるには辛すぎるぞ。

戻ってきてため息をひとつ。
本当に今日出産なのかしら。
昨日32週くらいじゃなかったっけ?
本当に?なーんて無意味な思考を巡らせてみる。
そうする事で気持ちを高めてみたかった。


5個もある鞄の中から
ガサゴソと取り出したのはまず
延長コード。

これは前回の出産で学んだ事。
とにかく手術後は動けない。
手元にケータイ、iPad、パソコン…
とにかく電気供給が欲しいのだ。
全てセットしてベッドに座る。
うん、完璧。

そして膝の上にiPadを置き
テラスハウスを観ながら
ケータイでガーデンスケイプを起動する。
夢中でパズルをしていたら
もう助産師さんが来た。

「大丈夫?怖くない?笑笑」

えー、怖いですよ(笑)
なんて雑談しながら太い点滴の針をブシュッ。
私は元来、針を刺されるところを見ることが出来ない。
今回もバッチリ天井を見ている間に刺してもらった。

「あ、いかん。ちょっと、あー」
え、なになに?
ちらっと見ると私の腕が血でいっぱい。

ギョッ!
「ベッドが血だらけだ、ごめんね。ちょっと待ってねー」
ふきふき。
「この点滴は明日までお友達だから仲良くしてね」
ふきふき。
すごい、やたらシーツの血を拭いてる。
「血ってね、〇〇(ごめん忘れた)で拭くと取れるのよ」
ふきふきふきふき。
面白い助産師さん。
ふと名札に目をやると
看護師さんだった(笑)←どっちでもいい


モニター、お腹にペチッ。
ドゴンっ!デゴチッ…デゴチッ…デゴチッ…(伶くんの心拍音)
何度聞いても可愛い音だ。


『この点滴ってなんですか?』
「あ、これ?水分補給〜!」
「私もね、去年手術したんだけどさ、点滴かと思ったらOS-1口から飲めって言われて!点滴の方が楽よね、勝手に脱水防止してくれるから。飲むのって結構辛いよ!ははは!では」

やっぱり面白い看護師さんだ。


モニターを付けながら動画を撮る。
そしてまたゲームをしようとしたら妹から
「かまいたちチャンネル観て!(4、5回目)」
と言われて中断。
動画を見て1人で笑う。

その間も生理痛みたいなのがズンズンくる。
30分ほどモニターを付けて、おしまい。

『お腹、痛いです』

看護師さんに言うと

「浣腸したからね。赤ちゃんにはストレスなのよね。それでもう出たいなーって思わせるのよ(笑)でなきゃお母さんのお腹の中が気持ちいいに決まってる。そんなの出てきたくないじゃん?」

なるほど。しかし痛いものだ。


「次来る時はもう、お迎えよ(笑)覚悟はいい?」

時計を見ると14時。
まだまだ、ある。と余裕すら感じた。


Netflixをバチェラーに切り替えてまたゲーム。
異常に眠い。

そうか
昨日は23:30に寝て2時に起きて
1人でリビングに降りて
朝までドキュメンタルを観てた。
落ち着かなかったもんね。
そりゃ眠いはずだわ。
うーん、なんならこのまま寝てしまおうか。

ウトウト…とし始めた時
「やびまるさーん!準備始めますね」
なんだかイキナリ騒がしくなった。

手術着の看護師さんやらなんやら
バタバタしてる。
ここでやっと、ゴクリ…
あ、私本日出産ですね。と確信した。(遅いわ)

色んな人を目で追ってると
すぐ時間がやってきた。

「それでは向かいましょう」
点滴を引っ張られながら手術室まで歩く。

途中で他の助産師さんとすれ違う。
「頑張ってね!!!」
あぁ、良い人。好き。

手術室に入ると助産師さんの中でも
好印象の方が出迎えてくれた。
「やびまるさん。赤ちゃん、私が取り上げます。宜しくね!」

「それではまずは下着を脱いで。それからハイ、羽織も。」
完全なる裸。
でもこの期に及んで恥ずかしいとかは一切ない。

「仰向けに寝ましょう。心拍聞きます、はいOK。尿管刺します、痛いよー力抜いて!力!抜いて!」
フユーーーー。
深呼吸するも、しっかり激痛。


痛いし気持ち悪い。うぐぐ。
「左向きましょう。麻酔科医の先生が来られたら背中に処置していきますからね」
こっからめちゃくちゃ長い。

全然先生、来ないの(笑)

尿管刺さってるから足の置き場もわかんなくて
なんか足突っ張ってるから疲れるし
緊張してるしさっきから妙に眠いし!!


その間も助産師さん達の
賑やかな談笑が飛び交う。
「今日すごいね!みんな苗字に山がつくね!あはははは」
「そんな偶然ある?凄いね!」
「やびまるさん、もってるねー!」
よく分かんないけど一緒に笑ってみせた。

体感で30分くらい経って先生が来た。

「お待たせねー!それでは頭をここに置いて。おへそ見て、そう。丸くなるよー。消毒しーます」
カチャカチャ塗り塗り。
「はい、痛み止めからいきます、チクッとするよ」
ぢぐっ

いや、まだ余裕。
「はい、次に管を入れていきますね、痛いよ、危ないから決して仰け反らないでね」
ぶぢゅっっっつつ
ぬわぁああああああああん(なんか背中で拡がってく感じの激痛)

ゴーーーーー痛いーーーー!!!

思わず助産師さんにしがみつく。

ハァハァ…でも、まだ余裕。

「はい、も少し痛いよーチクーーーッ」
ノフーーーーー!!
この辺りからなんか変な気分になってきた。

「やびまるさーん」
…ん?目の前に担当の先生らしき人。
(メガネ外してるから声で認識)

「頑張ったね、あとは可愛い赤ちゃんに会うだけね」
先生って本当良い人。好き。

気付いたら周りに沢山、助産師さんや看護師さん。
そして理事長先生が来た。

「やびまるさーんガンバリマショー」
カタコトの理事長先生が定位置につく。
執刀医は担当医の先生、補助が理事長先生のようだ。

麻酔が効いてるかなんか塗り塗りされながら
「ここは?冷たい?痛い?」
と何度か聞かれた。
部分麻酔だから下半身だけ変な感覚だ。
はい、大丈夫です。
感覚を慎重に応えてゆく。


……と、なぜかここから記憶が無い。



「……さーん。やびまるさーーーん」
「赤ちゃん、産まれましたよーーー」




はぁぁあああああ?!?!

え、待ってマジで?!
産声も聞いてないし、えってかなんで私寝てんの?!?


「えっ?えっ?!えっ!」

そうとう焦った。
本当に全く記憶が無いのだ。

『え、もう赤ちゃん……』
「あはははは、もう産まれたよ!男の子!おめでとう」
『ちょっと待って、私寝ちゃいました?!』
「うん、寝ちゃいましたね(笑)」


えーーーーー


麻酔が効いたからでもなく、ただただ睡眠不足がゆえに気持ちよくなって1番大事なタイミングで私、爆睡してしまいました。


「あはは(笑)まあまあ!落ち込まないで!今からあと処置入るねー」


唖然としていると
何故か他の先生も入ってきた。
産婦人科の先生が勢揃いだ。

『お!なんか贅沢ですね、わたし』
と意味不明なことを言ったことだけは覚えてる。


先生たちは私のお腹を縫いながら
『え、10万円入ったらどうしますー?』
『ソウネー、使い道コマルネー』
『外食に使いましょうか、経済を回さなきゃねHAHAHA』

もうめっちゃくちゃ談笑してる。
新型コロナウイルスの支援は
国民1人に10万円で決まった感じなのだろうか?
と思いながら助産師さんに以前
理事長先生をデパートで見た事
寝てしまって悲しい事
この後どうなるのかを一生懸命話していた。


そしてカラカラに乗せられて部屋に戻ってくると、夫がいた。

「やびまるちゃーーーん、おめでとうー」
嬉しくて色々話した。
痒い鼻もかいてもらった。

そしてここから、地獄の後陣痛が始まるんだけどこれはまた次の機会に。