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Wunder Kammer(驚異の部屋)

今日も小ネタにZoom In!

Fire HD 8 Plus

2022-07-19 09:58:00 | Technology
電子書籍にほぼ移行して1年強経ちました。
これまでLikebookという eインク端末で読んできましたが、安価で買っただけあって動作が緩慢、もうちょっとサクサク読んでみたい!という事でアマプラセールで買ってみましたFireHD8Plus。
DMMの電書も結構あるのでKindle端末は除外なのが残念です。
ネット上ではFireも大概遅い、という噂が大勢だったので張り込んでPlusにしました。(無印4,999円/Plus 5,999円)

ケースと保護フィルムは楽天で総額2,000円程度で調達。これってLikebookより安く揃えたかも…

心配した動作は読書程度では全く気になりませんでした。






デジタルサイネージジャパン2018

2018-06-18 23:05:19 | Technology
6/13~15に開催された「デジタルサイネージジャパン2018」に行ってきました。
以前は出展社として参加したこともありましたが、見るだけの参加は久しぶりです。
元々別の出張絡みで無理矢理参加したのですが、幕張遠いよ…
駆け足で見た中で面白かったのをいくつか…


■回転LEDディスプレイ:バーサライタ
回転するバーにLEDを付けて画像や文字を表示させるディスプレイはバーサライタ(versa-writer)やPOV(Persistent Of Vision=残像)と呼ばれています。

5月の末頃にニコニコ動画の「魔法陣を空中に表示するスチームパンクガンを作ったった!」や、昨年の海外の展示会動画等でご覧になった方も多いかを思います。



今年のデジタルサイネージジャパンでは、「Phantom」と「HYPERVSN]という2種類のバーサライタが出展されていました。
「Phantom」は前述のスチームパンクガンでも使用されたもので、日本国内の販売代理店がありました。



「HYPERVSN」は外国人の方が直接商談をされていたようです。日本国内代理店は無いのかな?



どちらも1台だけだと「回転している」感があるのですが、複数を黒い壁面に設置すると、かなり空中に映像が浮かび上がり、いわゆる「STAR WARSでよく見たホログラム!」的な見え方になります。

これ、宣伝文句として「3D」や「ホログラム」という言葉が使われていますが、正直止めて欲しいです。
昔プロモーションでARを使っていた時に、こちらはマーカーを使って三次元空間を定義して3D CGを重畳表示させるために苦労してるのに、単なる画像認識で映像を出力するだけの仕組みを「AR」と謳う他社さんが多くてとても苦労したものです。

言いたいことはわかりますが、原理が全く違うものをホログラムと言ってしまうと、本物が使えるようになっても価値を理解してもらえなくなってしまうので。

さて、実物を見た感想ですが、HYPERVSNの方が解像度が高いように感じました。
これは、Phantomはブレードが1本、HYPERVSNはブレードが2本というのが大きいのではないかと思いますが、LEDの実装密度も関係あるのだろうとは思います。

また、細いとはいえブレードを回転させているので音が出ます。どちらかというとPhantomの方が音が大きく、扇風機かファンのような音が聴こえていました。HYPERVSNは意外と静かでした。


■Windgraphy
「Windgraphy」とはセンサを利用して風速を同時に多点で計測し、表示・データ化する技術で、長野県にあるKOA株式会社が開発しました。

サイトによると以下の特徴があるそうです。

・風が吹いているその場所で風の強さを光の強弱や色でリアルタイムに表示
・多数のセンサを面や線で配置することにより風の全体像が見える
・風の強さを光で表現するだけでなくデータとしてリアルタイムで収集が可能
・センサの設置や配線が簡単にできる
・様々な通信方式に対応可能(USB、Ethernet、OSC、DMX等)

風が目に見えることで、誰でも直感的に風の状態を知ることができ、画像認識系とは違った、今までにないインタラクティブビジョンを作れると思いました。



以上3点、デジタルサイネージジャパンで気になった製品でした。

Xperia's Xperience

2010-04-30 00:07:47 | Technology
一ヶ月近く書きかけのまま放置してたエントリを今更アップしてみる。

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Xperia、売れてますね。

ガジェット好きな自分も、4/1にオープンした「インフィニティ・ゲート」というXperiaのショールームに、嬉しがって初日から行って触ってきたのでした。


最初から買おう!という気分ではありませんでしたが、今使っている携帯も2年以上経っているので、「見せてもらおうか、ソニエリのAndroid端末の性能とやらを…」って事で、「触ってみて欲しくなっちゃったらどうしよう(はーと)」という気分でいじりまわす事十数分…


う~ん…残念。

満を持して登場した「iPhone対抗機種」という触れ込みでしたが、「くゎっ!欲しいぃ~!」とまで僕の物欲を刺激する事はありませんでした。


たかだか十数分触ったくらいで、ハードやソフトの性能が判る訳も無く、ましてや予備知識無しですから「使ってみた」とも言えない状態でありながら早々に駄目出しをしてしまったのは非常に単純な話で、「触ってて気持ち良くない」からに他なりません。

Xperiaとソニエリの名誉の為に言っておくと、別に動作が遅いとかではありません。
ただ、タッチパネルの操作に関するレスポンスの微妙なチューニングが気持ち良くないのです。

素早く追随して欲しい時についてこなかったり、ゆっくり見たい時に速すぎて過ぎ去ってしまったり、という感じで、自分の指の挙動と画面の挙動が一致しない感覚が多い事が原因ではないかと思いました。

僕がiPhoneの挙動に慣れてしまっている為に感じた違和感なのかも知れませんが、最初にiPhoneを触った時に感じたのはそのような違和感ではなく「インターフェースは気持ちいいけど処理速度が追い付いていない」というもので、3GSでそれがかなり改善されたので購入に至った、という経緯があります。

フィーリングについては個人差が大きいとは思いますが、iPhone OSのUIが秀逸な点は「処理速度が遅くても気にならない」というユーザエクスペリエンスを与えるために特化している、という部分ではないかと思っています。
iPhoneOSではUIの視覚効果を「タッチオペレーションから処理の開始」までのタイムラグを、気持ちの良い「間」にするために使用しているのではないでしょうか。


アラン・ケイがパロアルト研究所(PARC)で開発したマウス+GUIから生まれたLisa/Macの系譜は、シンプルで直観的なインターフェイスが身上です。
その思想がDTPに展開されたものが「WYSIWYG(ウィジウィグ):What You See Is What You Get」だったと言えるでしょう。

「画面で見たものがそのまま印刷される」という考え方は、まさにシンプルで直観的なインターフェイスの極致だと思います。
そういう意味では、iPhone OSが体現しているのは「WYSIWIT(ウィジウィト):What You See Is What You Touch」と言って差し支えないのではないでしょうか?
見たものが触れる、人間の感覚に合った反応をする…この一点を極めているからこそ、iPhone OSの「触って楽しい、気持ちいい」操作感が生み出せるのだと思います。

そのような事を考えていると、iPadこそがアラン・ケイの「Dynabook構想」に最も近づくのでは?と思ってしまう今日この頃です。


さて、話を戻すと、Xperiaの操作感にはこの「気持ちよさ」の熟成が足りていないように感じました。
もう少し頑張ってほしいところです。


まあ、それとは別に実機でWeb閲覧中に気付いたのですが、「Back」機能がハードウェア・キーに割り付けられていて、しかもそれが3つあるキーの右端に配置されている、っていう点で、絶対に相容れないものを感じました(笑


古今東西、右側・上手は「進む」でしょう?
聞けば以前の機種からそうだったそうで…ごめん、それは受け入れられないです。







Appleもやっても~た~

2006-10-19 13:58:52 | Technology
マクドナルドに続きアップルまで…

iPodがウイルス感染 削除呼びかけ

全文引用させていただきます。

 米アップルコンピュータは18日、販売したデジタル携帯音楽プレーヤーiPod(アイポッド)の一部が製造段階でコンピューターウイルスに感染していたことを明らかにした。ホームページからの対策ソフトのダウンロードなどで、ウイルスを削除するよう呼び掛けている。

 同社によると、9月12日以降に販売した「Video iPod」の一部に、契約している製造会社の製造途中でウイルスが混入。米マイクロソフトの基本ソフト(OS)「ウィンドウズ」を対象に影響が出る恐れがあるという。

 感染は販売数の1%未満で、これまでに25件未満の感染例の報告があった。アップル日本法人の広報部は「日本での影響を確認している。出荷前に問題を把握できず大変遺憾に思う」としている。 (共同)
[ 2006年10月19日 12:58 速報記事 ]

<追記>
思ったほど騒がれていないですね。
ハードウェアが製造段階でウィルス混入って、結構深刻な問題だと思うんですけど…

関連記事で詳しかったのはここ。

Apple、ビデオ『iPod』のワーム混入について謝罪(Japan.internet.com)

記事中にはこう書かれています。

 > Apple はビデオ iPod の顧客に対し、「当社は、Windows が
 > この種のウイルスに対してあまり頑強でないことに狼狽する
 > とともに、当社自身が見逃してしまったことについて、より
 > いっそうの憤りを覚える」と自社サイト上で述べている。

いや、それって責任転嫁ですやん。

念のため、見に行きました。

 > As you might imagine, we are upset at Windows for not being
 > more hardy against such viruses, and even more upset with
 > ourselves for not catching it.

確かにそんな感じです。

では、アップルジャパンではどのように告知しているのでしょうか?

 > アップルは、Windows がこのようなウイルスに対して脆弱であることや、
 > 出荷前に問題を把握できなかったことを大変遺憾に思います。

これがアメリカ式ってもんですか?
自分達は悪くないって言いたくてしょうがないんですね…格好ワル~

ちなみにアップルジャパンのサイトで、上記告知に至るには、トップではなく「サポート」を選んで更にもう1回クリックしないといけない構造になっています。

念のため「Web魚拓」を撮っておきました。

トップページ 2006/10/18 22:18

ホットニュース 2006/10/18 22:19

サポート 2006/10/18 22:20

Windows ウイルスについて 2006/10/18 22:21


これ、アメリカ版でもそうなってますね。

たった1%、トップページで告知するような重要な事じゃない、という事でしょうか?

それってユーザ軽視だと思うけどなぁ…
Appleは昔から好きだっただけに残念です。


マクドナルド景品MP3プレーヤにウィルス混入

2006-10-14 07:18:33 | Technology
マクドナルドが、ドリンクキャンペーンの景品として発送したMP3プレーヤの一部に、コンピュータウィルスに感染したものが混入していたそうです。

『「パソコンに接続したら中国語のメモ帳が出てきた」などの苦情が寄せられ、調べたところウイルスが見つかった』という事で、なんとトロイの木馬、ワーム、スパイウエアの3種類が感染していたそうです。

今回は、「オリジナル楽曲入り」だったようですので、楽曲インストールをしたPCの一部がウィルス感染していたのでしょうね。

全数検査など出来るはずもありませんが、インストール用のマシンはローカル環境になっていたのか?ウィルス対策ソフトはインストールされていたのか?など現地の体制に改善の余地はあると思います。

いやはや、メーカーにとっても消費者にとっても恐ろしい事です。



賞品プレーヤーがウイルス感染…マック、1万台を回収
Web魚拓

景品の携帯音楽プレーヤーを回収 日本マクドナルド
Web魚拓

キャンペーン賞品「MP3プレーヤー」のウイルス感染に関するお詫びとお願い

恐怖の痛勤ラッシュ発電

2006-10-08 09:07:40 | Technology
毎朝の通勤ラッシュで疲弊したサラリーマンを使って発電をしよう、という実験がJR東日本で開始されたそうです。

一日の活力を朝の通勤ラッシュで使い果たした上に、巨大なハムスターの回転する車の中を歩かされて発電をするなんて…んな訳ないって。

実際は、スピーカーが鳴る原理を逆に使って、乗客が歩く振動を電気に変えるという仕組みだそうです。

この装置を改札口に設置すると、一人当たり70~100mWの電気が発生するそうですが、あまりにも少ないですね。

東京駅全改札に設置して、現状全利用者の1日約70万人が通過したとして発生する電気は70kW、100W電球を10分点灯させられる程度だそうです。

課題は発電効率の向上ですが、正直多少改善したとしても実用域に到達させることは困難ではないでしょうか?

いっそ、階段を下りるためにリフトを設置して、そこに発電機を設置すれば位置エネルギーで十分発電できるだろうに…
っていうか、下りエスカレータを自由落下式にして、ある程度以上の人が乗らないと動かないようにして、動くと発電されるとか…

そこまで電気代を気にするなら、距離だけじゃなく体重も絡めて「距離・体重併用料金」にするとか…ってそれは自分もヤバいではないかっ! orz

情けないオチがつきましたので、以上。


通勤ラッシュの力で発電-JR東日本が東京駅で実験

山陽新幹線の憂鬱

2006-08-24 15:18:13 | Technology
次世代新幹線N700系における、車内無線LAN提供については、以前「平成21年からでは遅すぎる」と苦言を呈していたのですが、さらにorzな事実が判明しました。

なんと、車内無線LAN提供は東海道新幹線区間のみになるという事です。

これは、走行中の新幹線の通信環境インフラである「漏洩同軸ケーブル」をデジタル化するか、しないかというコストの問題(東海道区間で約350億円)が原因です。

それでなくても半分以上トンネルだったり、カーブが多かったりで、乗り心地も悪い、携帯は繋がらないと、メリットの少ない山陽新幹線だっただけに、車内無線LANは飛行機に対抗する起死回生の逆転技だったのに…

せっかく、エクスプレス予約も使えるようになったというのに…

相変わらず顧客のニーズなんてどうでもいいんだなぁ~

新型新幹線の常時ネット接続、東海道は○、山陽は×


新手振れ解消技術

2006-08-15 09:19:19 | Technology
手振れ防止技術には、レンズ内プリズムや撮像素子そのものの駆動など様々な方法がありますが、基本的には撮影時の振動を打ち消す方法論でした。

今回MITとトロント大学の研究者により発表された方法は、画像処理として行うものですが、その効果は絶大なものがあるように見えます。

この技術、ちょっと前に別の記事でも知っていましたが、詳細不明で元ネタが大学かどっかの記事だったのでスルーしてました。

撮影後の画像から手振れの法則を逆算して元画像を抽出する、というようなアルゴリズムなんでしょうか。

物理的にレンズや撮像素子を動かすよりも簡単に搭載出来そうなのが良いですね。
動画には難しいでしょうけど。

小型デジカメに光学式とのハイブリッドで搭載されると相当強力ですね。
っていうか、小型デジカメの付加価値創造は、PC使わずにオールインワンで画像処理まで出来る方向に進化していくのかも知れませんね。

ただ本音を言えば、デジカメの手振れは液晶モニタを見るために腕を伸ばし気味にしてるから発生しやすいので、ファインダを搭載するだけで簡単に解消できると考えています。

実際には、ファインダのような極小サイズで高密度実装された液晶が無いから仕方ないけど。

屈曲光学系を使っている機種なら、CCDに向かう像を通常はファインダに映しておいて、シャッターの落ちる瞬間だけ撮影するような一眼レフ的手法は使えないのかね…?

まあ、ピントや露出のためにはファインダだけに像を送ってるわけにはいかないんだろうな。



写真の手ブレを補正する新技術、MITとトロント大学が開発

宇宙旅行キター!

2006-07-14 09:49:17 | Technology
今朝阪神電車の社内吊りで発見。

大遊協 オープン懸賞「宇宙旅行」

★賞品について
スペースアドベンチャーズ社(米国企業)主催 宇宙旅行「宇宙弾道飛行プログラム」
1.宇宙旅行出発地までの往復の航空券及びトランスファー
2.現地ホテル宿泊券(宇宙弾道飛行プログラム開始前後各1日分)を抽選で1名様にプレゼント

★応募方法
官製はがき のみの受付となります。記入方法は下の新着情報に添付していますのでクリックしてみてください。

★応募方法
1.近畿2府4県に在住の方(国籍は問いません)
2.年齢制限:18歳以上であれば特に上限はありません
3.身長、体重:基本的には制限はありません
4.健康状態:良好な方

★応募受付期間
2006年7月1日(土)~2006年7月20日(木)当日消印分有効

★抽選日時
2006年7月下旬

★抽選発表
応募締め切り後、厳正なる抽選を行い、発表は当選者に直接連絡します。また、当選者の都合により当選資格を失った場合のために予備当選者も合わせて抽選いたします。

★当選者自己負担
1.海外旅行傷害保険
2.旅行中に個人的に必要な費用等

★★宇宙旅行概要★★
1.内容:宇宙弾道飛行プログラム
(直前の医療診査とシミュレーション訓練費を含む4泊5日の暫定プログラム)
2.出発日:2007年以降運行予定
3.実施場所:アメリカまたはロシアなどで実施予定
4.宇宙旅行プログラム主催:スペースアドベンチャーズ社(米国企業)

近畿2府4県在住で、20日間しか応募期間がなくて、ハガキ応募のみって…
告知もそんなにあるように思えないし…
(パチンコホール内にあるんでしょうか?)

これって物凄く倍率低いんちゃう?

看板に偽りあり…

2006-07-01 01:21:27 | Technology
タイトルがタイトルなので、凄く期待したのにがっかり。

見出しで引っ張りたいのは判るけど、今更同じことしか言えないんだったら、批判的な論調にも出来ただろうに…

相変わらずヌルい記事しか書けないなぁ>日経BPは…

せっかく日本や欧州で、独自の検索エンジンを作ろうという動きが始まってるんだから、そのあたりと絡めて論じてほしかった。>「Gogle八分」という単語を使うからには。


グーグル村上社長“Google八分”を語る

平成21年春サービス開始

2006-06-29 01:08:18 | Technology
飛行機から新幹線にスイッチしようかと、結構期待してたんですけど…

ちょっと実施時期遅すぎ。
ケータイの通信速度と費用がいい線いってそうなヨカーン

通信速度下り2Mbps上り1Mbpsは、まあいいとして…

あと、車内無線LANって漏洩同軸ケーブルから直接と思ってたけど間違いですね。

東海道新幹線の新しいサービスについて ~N700系 インターネット環境の充実などについて~

詳細(PDF)

ウェブ魚拓

2006-05-18 10:09:58 | Technology
今日知ったネット上の便利なサービス、ウェブ魚拓です。

これは、任意のウェブサイトをキャッシュとして保存し、ブログなどからリンクを張って利用できる、というサービスです。

他の人の作成したキャッシュを閲覧したり、ランキングが用意されているあたりが、Web2.0っぽいと思いました。

著作権的にグレー、という指摘もあり、スタッフも認識されているようですので、うまく発展して欲しいものです。
(僕自身の見解は後日、という事で)

これで、ニュースを紹介するときに、キャプチャ撮っておかなくてよくなれば嬉しいです。
(実は結構前から、紹介したニュースの元記事はキャプチャを取っているのですが、結構容量食って困ってるので…)

Nikon D70リコール!?

2006-05-09 01:30:36 | Technology
昨日のD70露出異常の件ですが、やはりリコール案件だったようです…orz

以前からK氏に指摘されて、速く修理に出すように忠告受けていたのですが、あまり使う機会が無かったのでスルーしてたのが悔やまれます。

重要なお知らせ ニコンデジタル一眼レフカメラ D70 ご愛用のお客様へ

この度、弊社製品 D70 の一部で、稀に露出制御に関連する電子部品に不具合が発生する場合があることが判明いたしました。
本不具合が生じました場合には弊社サービス機関にて、弊社規定の保証期間を過ぎておりましても、無償にて関連部品を交換させていただきます。
なお、不具合内容につきましては、下記をご参照ください。
大変ご迷惑をおかけいたしますこと深くお詫び申し上げます。

【現象】
1. コンパクトフラッシュカードアクセスランプ点滅のまま、操作不能となる。
 (コンパクトフラッシュカードが挿入されている場合)
2. バッテリー残量が十分あるのに電源 ON してもカメラが起動しない。
 (コンパクトフラッシュカードが挿入されていない場合)




…【現象】のとこしか読んでませんでした。ひ~ん…
本当は「露出異常」が症状だったんですね。

まさにそんな感じです。

最初の写真、ストロボOffだとこんな風になっちゃいます。


…あんなに曇天だったのに!!



ハイキーは狙いですか?


がっで~む!
畜生でございます。
これだからデジタルなんて信用できないザマ~~ス!(あんた誰?…

正直参った。
明日会社まで担いで行くよ>D70(泣



グーグル包囲網

2006-05-01 17:04:14 | Technology
「グーグル 既存のビジネスを破壊する」について書こう、書こうと思っていながら、まとめ切れていないのですが、先日来関連ニュースが出てきたのでクリップという事で中途半端にアップしちゃいます。

「ウェブ進化論」ほど能天気ではなく、「グーグル八分」のはらむ危険性と、対抗勢力が出始めていることについての記述があるだけ、ずいぶんマトモだな~、というのが最初の感想です。

インターネット上の情報として、Googleに認知されなければ存在しないのと同義になる可能性と、私企業としてのGoogleは絶対的中立性を持っている訳ではなく企業としての成長戦略を持っている事、この2点は非常に重要なことです。

「Web進化論」では、Googleは独自の哲学によって私企業のエゴから超越しているかのような考察もあったように思いますが、実際には既にGoogle帝国主義の萌芽を感じ取っている人も多いのではないでしょうか。

梅田氏の説く「不特定多数無限大への信頼」についても、それが衆愚に陥らないのか?という疑問が拭えません。

不特定多数無限大の形成する集合知は「その時点の常識」でしかなく、常識を凌駕する一個の天才には成り得ないからです。

画期的な仮説は多数決によって否定される可能性が高いですから。

また、天動説という常識を捨て去ることができたコペルニクスやガリレオですら「天体の軌道は真円である」という常識からは逃れることが出来ませんでした。

それ程、時代を覆う「常識」という壁を超越するのは困難な事柄です。
ブレイクスルーを内包しない「超民主主義的集合知性」の効能と限界については留意する必要があると思います。

だからといって集合知の効果効能について否定するものではありませんが。

現状のジャーナリズムが価値や信頼性を持ち得るのは、取材・検証・校閲など複数の手によって作られるプロセスがあっての話であり、個人の発信するニュースが不特定多数無限大の手によって精錬されるプロセスを経るのであれば、同じだけ、或いはそれ以上の価値や信頼性を担保出来るかもしれません。

いずれにせよ、Googleに対抗するための様々な動きが出てきたのは興味深いことです。

仏政府が「検索エンジン」開発計画、グーグルに対抗

クエロは米グーグルやヤフーに対抗、文字だけでなく音声や映像の膨大なコンテンツ(情報の内容)から欲しい情報をネットで容易に探しだせる検索エンジンを目指す。

 クエロの開発費は2億5000万ユーロ。仏トムソン、フランステレコムなど仏独の企業や国立研究機関が中心となる。



イーベイ、「共通の敵」についてマイクロソフト、ヤフーと協議【WSJ】

イーベイとグーグルは長年、緊密な協力関係を維持してきた。だが、グーグルがいくつかの分野でイーベイの領域を侵食し始めたことで、イーベイは昨年からグーグルに対する警戒感を募らせている。一例として、グーグルはイーベイのネットオークションやその他のリスティング事業に直接競合するクラシファイド広告サービスを立ち上げた。

イーベイ、定価販売の新サイト「エクスプレス」を開設【WSJ】

米インターネット競売大手イーベイ(Nasdaq:EBAY)は24日、定価販売の新サイト「イーベイ・エクスプレス」の開設を発表し、この日から「試用期間」に入った。この新サイトは、アマゾン・ドット・コム(Nasdaq:AMZN)などインターネット通販各社と直接競争することを狙ったもの。




グーグル Google

文藝春秋

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【参考記事】
[R30]書評:「グーグル 既存のビジネスを破壊する」

ワンセグ雑感

2006-03-29 12:47:09 | Technology
4/1からいよいよ「ワンセグ」が始まるって事で、ケータイだけでなく、PCやカーナビ(松下・三洋)なども対応機種が出て、なんとか少しずつ盛り上がってきたようです。

僕は昨年最初の対応機種を入手して、ぼちぼちと試したりしてましたが、試験放送自体がまだまだで、とても評価できるレベルでは無いなぁ~と保留してました。(そーですレポート面倒だっただけですゴメンナサイ)

ここに来て、ミズタマのチチさんの、ワンセグの基礎知識固めと、派生して考えられること。ニセモノの良心(孝好さん)の「ワンセグデータ放送検証開始」を読んで、たまには真面目に書いてみようかと…

以下、チチさんからの引用です。(改行しました)

> ワンセグはこれまでの放送のように、免許を持った放送事業者が
> 専門スタッフの手で制作されたコンテンツを流していきます。
> マス媒体のテレビ放送がその性格を持ったまま進化する様子。
> 広告的な役割でいえば、「認知の促進」という機能があり、さらに
> ユーザーが体験もできる可能性をもつことになります。
> また、オンデマンド放送のようなこともできるといいます。
> これにより、放送時間帯に縛られない視聴や、よりきめ細かい
> ニーズに対応したコンテンツが作れるといいます。

ワンセグの放送内容は、当面地上波のサイマルとなります。
要するに今地上波で放送してる内容を、CM含めてそのまま流すことしか出来ないってのが放送法で決められちゃってるからどうしようもない訳です。(実際に見てみると、微妙にタイミングがずれてます。これがエンコード・デコードに因るタイムラグなのかは不明)

この縛りが無くなるのが2008年、サイマル縛り解除だけでなく、ワンセグ免許の更新となってた筈。(記憶モード)

県域免許の縛りがどうなるのかは判りませんが、この時に地デジ対応で経営がやばくなっている地方局なんかは、ワンセグ免許を手放すのではないか?
その時に手を上げるのがどこか?というのが、ワンセグ関連ネタで一番興味深い部分だと僕は思っています。

例えば、トヨタ。
G-Bookなど、カーナビとネットワークの連携の中で、ワンセグ放送を自前で持つのがメリットになるかどうか判断が難しいところですが、凄くやりそうな感じがします。
まあ、名古屋や東海エリアの地方局さんは結構強いので手放さないかも知れませんが…

あと、流通系。
7&iも欲しいでしょうね~>自前のテレビ局。

携帯キャリアとかも欲しがるかもしれないけど、通信会社は買わせてもらえないかも知れないですね。

実際には放送局さんも、よっぽど経営がヤバく無い限り、金の卵を産む鶏を手放そうとは思わないでしょうけど。

いずれにせよ、今の所準キー局でも、まずは地デジの充実が最優先事項で、ワンセグは興味はあるけど人的リソースが間に合わない、社内の意見調整(編成・技術あたりか)が大変で手をつけるに至っていない、という印象を受けます。
(だからインデックスが入り込む余地がある訳ですが、危険だと思わないのか?>放送局)

最近思うのは、多チャンネル化とか叫ばれて長い事経つけど、やっぱり地上波は強いなぁ~、圧倒的ジャマイカ!って事です。

あと、放送と通信の融合っていうのは、ユーザーサイドでダブルスクリーンという形で実用化されている(アテネ五輪で検証されたように)ので、端末レベルではあまり重視されていないのではないか、という事ですかね。

> まずは、インフラ使用料の問題。

ワンセグは、電波を使った「放送」であり、データ部分も最初のパッケージは同じく放送にて端末に送られています。
従って、「インフラただ乗り」論は当てはまらないと思われ。

逆に、当初携帯キャリアは、本来「通信」でパケットに対して課金されていた端末占有時間を奪われるという懸念を持っていました。

しかしながら、この論議もデータ定額制を始めているキャリアにとっては、むしろ通信インフラを使用してくれないほうが設備投資が助かる、という側面を持つため、一面的に語ることは出来ません。

定額制が普及してしまう(auは既にそのフェーズに突入しつつあるようですが)と、通信そのもので利益を上げられない、課金の発生しない通信ならしてくれないほうが有り難い、って訳です。

データ放送について、放送局の思惑としては、最初に放送で送られるパッケージから、放送局のデータ放送を見せ(一次リンク)、そこからインターネットへの外部リンク(二次リンク)を開く、という流れで固めたいというのが本音でしょう。

ちなみにこの「一次リンク」「二次リンク」という概念の指す範囲が理解できず困っていました。

最初は「放送」されたBML内のみを閲覧するのが一次リンクだと思っていましたが、どうやら戻り回線を使用しても、放送局のBMLサーバ内のデータを閲覧している限りは一次リンクと規定されているようです。(ここで戻り回線を使う時点で、実質は通信に移行しています)

そこからインターネット側に出てHTML(ケータイなのでC-HTMLとかですけど)に入ると二次リンクになる、という事らしいです。

放送局さんとしては、技術とか放送と通信の区別ではなく、一次リンク内は放送と一体化したコンテンツとして責任を持つけど、二次リンク以降は知りませんよ、という責任論のような気がしました。

それはともかく、二次リンクであるインターネットについても、放送局の公式サイトに行って、課金ビジネス(着メロなど)に繋げたいっていう意気込みはある訳で、それがテレ朝・KDDI提携なんかに結実したって訳ですね。

とにかく自分の所で囲い込んでお金を落としていって貰いたいのです。(当然だ

しかし、広告・宣伝の観点から言うと、最初のデータ放送から直接クライアントのサイトにリンクしてもらえるほうが歩留は上がるので、放送局の管轄からは早く出して欲しいのは当然な訳で。

当初は、ワンセグ・データ放送から直接HTMLへのリンクは禁止!なんて話もあったりして、そりゃないぜ、ベイベーだったんですけど、流石に最近は変わってきたのかな?

しかしですね~

結局みんな考えてる事は、放送⇔通信の中だけで完結しようって話でしかない所がつまんないです。
公式サイトで課金ビジネスとか、せいぜい通販番組と連動してEC…そんな過去にデータ放送でやろうとして失敗したことの繰り返し…

ニセモノの良心(孝好)さんが看破されてるように

> 要はデータ放送でやりたかったことを全部ワンセグ側データ放送で取り戻そうとしてるのだ。

て事に過ぎません。

勿論、インフラ整備やユーザーの意識変化などに比べて早過ぎた故の失敗もあったかもしれませんが、根はもっと深いんじゃないの?とも思っています。

せっかくケータイなんだから、もっとリアルと繋がっていけばいいのに…てな事を考えてる人はいっぱいいるんでしょうけど、なかなか難しいですね。

あと、この話って今週の日経ビジネスなどにも絡んで行きたいのですがちょっと時間切れでまとめきれませんでした。

色々モヤモヤしてるのでこの項は続きます。多分…