最後の戦い

人間luciferにとって最後の戦いの時が訪れようとしている。

人間luciferの受けた傷は思いの他深く、そして、それはまた
再び牙を剥いた。

院内感染による多剤抗体菌は、人間luciferのこれまでは均衡
していた防御線を破り、体内に侵攻を開始した。

その感染力は強く、一日前との違いが目視でも確認される程で
ある。

体内深く侵入されれば、その死亡率は80%と云われている現実
。

今日は、病院の担当スタッフ達と会って、今後の治療と対策を
どうするかを決めなければならないのだが。

彼らに取っての防御手段は、切開もしくは、切断という極めて
原始的な手法しかない。

なぜなら、消毒薬、抗生物質はその菌に対して効力を持たない
のであるから。

その菌に対する効果があるとして、銀イオンの治療をしたもの
の、それは完全に失敗だったのである。

銀イオンは、傷の初期にもゲーベンという銀イオンを含んだ薬
を使っていたのであるが、実はそれも効果は見られないでいた
。

唯一の救いの道は、菌交代によって、主感染菌である緑膿菌に
代わる別な菌の存在である。

毒は、毒を持って・・・と云われる様に、そう上手く行くはず
もないと思うのであるが、一つの希望として。

もし、体内に侵入してしまっていたとしたら、万事休す。

まだ体を動かせる間に自分の後始末をしなければならない。

今までに何回も死地を潜り抜けてきた人間luciferに死に対す
る恐怖自体は少ないが、いつでもそうであるが、死を予感した
時に思い残しというものはいつも残るものである。

もし、あなたが

もしも、あなたが、自分の寿命を知ってしまったらどうしますか?
日本人の平均寿命は世界でも一番になっています。それを一応それでも短めの８０歳としたら、後何年でしょうか。二十歳の人は６０年、３０歳の人は５０年４０歳の人でもまだ後半分の４０年あります。

８０歳と言ったのは、今の日本国民の平均寿命言えば短めの数字なのですが、これから生まれてくる赤ちゃんがその年齢に達する頃には、その平均寿命がもっと長くなっているのか、はたまた短くなってしまうのか。

人間の平均寿命を研究する学者達は、日本人の見掛け上の平均寿命はこれからも延びるが、自室的な平均寿命は減少する、いや、もう既に現実的には、出生率の低下や若年層の病気死亡率の上昇と自然や社会的環境の悪化から、精神健康面に及ぼす影響によるストレスが寿命を短かくさせているとの分析ダーターが出ているそうです。

精神的ストレスの要因は、そこかしこのどこにでも見られますが、社会が経済的に冷えてくると、その皺寄せは、低所得者層になる程大きく被さってきているのが現実です。

天下り官僚と二世三世の金持ち議員が自分達の私利私欲の為の政治を行っている現在の日本。

あのペテン師小泉が、声高らかに唱えた「ぶっ壊す」あれは、官僚支配や自民党ではなく、国民生活そのものだった訳です。

近い内に選挙になるはずですが、日本の社会がここまで来ていても、まだ政悪の根源である自民党を支持するのでしょうか?

小泉にまさる、ブルジョア政治家の麻生には、大企業のご機嫌取りと自分の私利私欲の為の政治は出来ても、日本の経済の火消しが出来るはずがありません。

あのペテン師小泉と自民党に騙されてもまだ気付かないでいるあなた、このままでは日本の寿命は尽きてしまいますよ。今度の選挙では、自゛文の為にも、日本全体の為にも、絶対に自民党を勝たせては駄目です。