.るしふぁ の呟き

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ガソリンの値上げ

2010年04月18日 01時54分34秒 | Weblog
ガソリンの値上げが続いているが、その理由として、原油の価格上昇とドルに対する円安があげられているが、それは真っ赤なウソである。

この所の原油価格は下落しているし、円の対ドル為替相場にしてもそれ程大きなものではない。

本当の理由は、原油を精製して作られる石油製品の中でのガソリンの販売低下にある。

原油を精製して作られる石油製品は、精油される原油に対して、同率の割合で作られるのであるが、その各石油製品の消費される割合は、市場の動向によって大きく変動する。

この為、各石油製品の価格は、元売りがその各石油製品に対してどの様な販売をするかという事である。価格を決定に際して、以前は政府機関によって、投機目的や便乗値上げを防止する為の指導規制と、企業カルテルを防止する為、独禁法等の見地からの法的指導があったが、現在は、前政権時代に行われた規制緩和により、この重要な部分が石油元売り企業の暴利を許す原因となっている。


【値動き変動要因】

 天候要因: レジャーシーズンの天候が良いと、行楽需要でガソリンの需要が伸びる傾向がある。大体、夏期休暇シーズン頃が需要の最盛期に。

原油価格: ガソリンの原料である原油価格の動向がガソリン価格に大きく影響する。原油価格はOPEC(石油輸出国機構)等産油国の生産動向や、国際紛争、景気動向に左右される。

国内需給: 国内での製油工場による生産調整・在庫水準が、国内ガソリン価格に影響する。これらは主に元売りの販売姿勢に左右される。

政策的要因: 石油製品はこれまで様々な法規制によって価格・流通面での規制が敷かれていたが、日本の規制緩和政策などにより、価格が変動すると考えられます。

他の石油製品との連動性: 原油から作られるのはガソリンだけでなく、灯油やナフサなども精製されている。それらの製品との製造比率の変動により、ガソリンの供給量が変動し、価格に影響。

為替の動向: 国内で消費されるガソリンの原料である原油のほとんどを輸入に頼っている日本では、為替相場の動きも大きく影響します。


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昭和シェル石油は、子会社である東亜石油に賃貸している京浜製油所扇町工場を閉鎖すると発表した。

昭和シェルは東亜石油に川崎製油所を賃貸し、東亜石油はこれを京浜製油所扇町工場として、東亜石油が所有する水江工場と一体運営してきた。

2010年9月30日に10年間の賃貸契約が満了することに伴い、東亜石油と今後の方針について検討してきた。この結果、国内石油需要が低迷するなど、厳しい事業環境の中で、東亜石油の競争力を強化していくためには、精製設備の集約による効率運営、付加価値の最大化が必須であると判断した。

扇町工場の原油処理能力は日産12万バレル。2011年9月に予定されている定期修理までに原油処理を停止し、その後、閉鎖する。扇町工場の一部である京浜川崎シーバース(原油受入設備)、扇島地区貯油施設は、引き続き東亜石油の責任のもと運営を継続する。

扇町工場閉鎖後も、東亜石油は昭和シェル石油グループの京浜地区、東日本全域の基幹製油所としての役割を担うとしている。








野菜価格の高騰

2010年04月15日 00時11分52秒 | Weblog
このところ、野菜の価格が高騰している。その高騰の理由は、天候不順による出荷量のていかによるものとされている。

しかし、それは本当なのだろうか?

日本政府は、野菜の価格に付いて、市場に大量出荷されて値崩れした場には、生産農家に対する補助金制度がある。

しかし、その逆の場合の野菜の価格高騰に対しては、何の対策もないのが現状である。

そもそも、野菜の価格安定には、野菜の安定供給が大原則であり、きめ細かい計画生産や生産管理が必要なのであるが、実際の出荷に対しては、生産農家の勘と経験によるのみであり、生産量は、その時の天候次第という、極めて不安定な供給とそれに伴う価格変動のみられる市場状態になっている。

生産農家に対する補助金は、独立行政法人農畜産業振興機構という悪名高き天下り機構によって支払われる事になっているが、野菜の安定価格化に対しては、100億円もの巨額な税金が投入されているのに対して、その効果は甚だ疑問であり、現在の野菜高騰を見ると、この天下り機構の行う野菜価格安定制度というものが全くの無駄遣いに感じられる。


子供店長にもの申す

2010年04月06日 20時34分27秒 | Weblog
子供店長
連日テレビには「減税、補助金」「減税、補助金」と朝から晩まで連呼する「子供店長」とやらが出ずっぱりである。

国からのエコカー購入に対する減税、補助金を根こそぎ頂こうという自動車会社の戦略なのだろうが、聞けば8歳の子供だとか。

8歳の子供が、金、金の連呼をしていても、世の中それが至極当たり前の様なとらえ方をしている視聴者の倫理観もどうかしていると思われるが、子供店長の親は何を考えているのか分からないが、その金金コマーシャルばかりか、更に外資系の保険会社のコマーシャルでは「・・・円からこつこつ」と「一体お前、何をやらされているの」という感じである。

猫とアヒルにどういう関係があるのか分からないが、日本人の頭にコマーシャルフレーズを刷り込むのは簡単な様で、これも連日の連呼に誰も異議を呈さない。

テレビのCM業界、異常な世界だと思う。


日本の食文化

2010年04月03日 01時04分42秒 | Weblog
遠くは、東洋の神秘とも云われた日本。良識ある西欧の人間からは、その理想的精神の国とされて神秘化された事もある。

肉食の不合理性を反省し、日本食を範としようとする現在の国際的な流れもある。

しかし、日本の食文化の中で、鯨、海豚を食する事に付いては、それを否定、完全禁止させようとする動きまでが存在する。

鯨、海豚は頭の良い動物だから殺してはいけないとするのは、やはり頭の良い動物である牛を食する事も同じではないであろうか。

インドでは、牛は神の使いであるとして、その牛を食するなどという事は全く考えられない様な事である。

しかし、インドに隣接するパキスタンでは、牛は食べるが、豚は宗教上の理由から不浄な者であるとして食する事はない。

日本に於いては、犬は食用の家畜ではなく、愛玩の対象動物であり、多くの愛犬家にとっては、それは愛玩以上の家族同様か、下手をするとそれ以上の愛情を注ぐ対象になっている。

西欧人が、鯨、海豚に対して、昔テレビ番組で人気を博した海豚を、その全てを自分の愛玩動物ペットと同じ様に感じているのかもしれない。

中国、韓国では、最近の事は定かではないが、犬を食する習慣があるという。

日本の愛犬家が、犬を食すと聞いたら、きっと、自分の愛犬が食べられたらという事を想像して、おぞましい事と感じるのではないだろうか。

人間の食料として用いられる食材は数多く、雑多であり、地域や諸事情によって、得られる事の出来る食材が選ばれる事が多いが、現代においては、文化習慣ばかりではなく、宗教的な理由によるものが多い。

鯨を食する事は、所によっては江戸時代以前より行われてきた伝統的食文化であり、実際に鯨の捕獲と鯨を食べる事が多くなったのは、第二次大戦後の食糧事情が大きく関わっているのである。

昔、米が高くて買えない貧乏人は麦を食えと言った政治家が存在したが、日本を占領統治していたアメリカ最高司令部は、日本人の食料として、家畜のエサとしていた脱脂粉乳を、学校給食として配布し、自分達が不味くて食ぺない鯨を畜産肉の代用として食べさせる事にしたのである。

食糧に飢えていた日本の国も国民も、このアメリカの与えてくれた家畜の餌である脱脂粉乳と、アメリカ人が不味くて食べない鯨の肉をありがたがった訳で、それを与えたアメリカは、戦後の食糧難時代にあれ程面倒を見てやったはずなのにと、恩着せがましい思いをずっと残したままなのである。

日本全土を無差別爆撃で廃墟とし、東京の下町を狙い、10万人以上の大量殺戮では飽き足らず、広島、長崎には原爆という絶対に使ってはいけない悪魔の兵器まで使用したアメリカの責任はどこに行ってしまったのであろうか。日本人戦没者は300万人以上とされる。

アメリカの原爆投下に対しては、「過ちは繰り返しません」ではなく、「過ちは繰り返させません」が本当ではないであろうか。

勝てば官軍、負ければ賊軍と言われるように、日本国民はアメリカに対して何か負い目を持っている様であるが、戦争に良いも悪いもない。

勝ったか負けたかの結果だけである。

日本国も、日本国民も、いつまで敗戦国民を続ければよいのであろうか。

アメリカの利己利益主義支配から脱却し、世界における本当の意味でのリーダーシップを持つ国となれる日本を目指すべきであると考える。

冗談でも何でもなく、人類の愚行による地球的規模の自然環境破壊は、地球温暖化、そして氷河期の再来を早める引き金となる。

それを阻止できるのは、日本であったはずなのであるが、国民は賢くても、政治家が馬鹿ではどうしようもない。

今の日本の舵取りをどうすれば良いか、しっかり目も見開いて日本の本当の現実を知り、その上で良く考えて欲しいものである。

資本家のスポンサーによる、真実が歪められたテレビの誹謗中傷報道をまに受けてはならない。