背中から頭全体がじわーっと熱くて浄化されているような感じが。
急に気温が下がり、今日は真冬日になりました。
風も強くてたまに地吹雪で視界が悪くなったりして。
吹雪の日に車を運転すると、昔事故ったことを思い出します。
車の免許をとってまだ一年しか経っていないとき、5メートル先の視界すら怪しい猛吹雪の日に車を運転せざるをえないことがありました。
その日、地吹雪が酷い道路で後ろから追突されて、それが元で連鎖事故が起きました。
わたしは全部もらい事故だったのですが、そのとき、結構な勢いで追突されて。
ぶつけてきた人が威勢のいい大学生風の男性で多分新車だったのか、吹雪の中キレながら一方的にいちゃもんをつけられました。
事情を説明するんですが、なかなか一方的に責める責める。
外は吹雪で風も強いし、凍えるように寒く息するのも苦しい感じなのに、目の前の人は怒りをぶちまけてくる感じで。
そんなキレ気味男性が瞬間、気づいたら目の前で車に轢かれて宙を舞って道路に転がっていました。
その人は奇跡的に無傷だったのでここに書けるのですが、正直、人の轢かれる瞬間て「キャー」とか「ギャー」とかそんな悲鳴なんて出ないものなんですね。
出てくるのは腹の底から絞り出すような変な呻き声でした。
そんなキレ気味男性が瞬間、気づいたら目の前で車に轢かれて宙を舞って道路に転がっていました。
その人は奇跡的に無傷だったのでここに書けるのですが、正直、人の轢かれる瞬間て「キャー」とか「ギャー」とかそんな悲鳴なんて出ないものなんですね。
出てくるのは腹の底から絞り出すような変な呻き声でした。
「うぁわああ~~」みたいな。
一歩間違えればわたしも轢かれていたのですが正直、その人が宙に舞っている姿を見た時に冷静に「あ、こりゃ、(わたしの)人生終わったな…」と思いました。本当に。
一歩間違えればわたしも轢かれていたのですが正直、その人が宙に舞っている姿を見た時に冷静に「あ、こりゃ、(わたしの)人生終わったな…」と思いました。本当に。
なにかの終わりを覚悟しました。
結局、その人は本当に奇跡的!に怪我一つなく(ホントよかった~)むしろわたしの方が実は寒さとその場の緊急的な雰囲気で気づいていないだけで実は軽いムチウチになっていたのでした。
車はパンクしてこれ以上動かしようがなく、
外は地吹雪スポットで一面ホワイトアウト、
呼吸は苦しいし、寒いし、いろんなショックで現実感もなく、あの時はまったく生きた心地がしなかったです。
結局、その人は本当に奇跡的!に怪我一つなく(ホントよかった~)むしろわたしの方が実は寒さとその場の緊急的な雰囲気で気づいていないだけで実は軽いムチウチになっていたのでした。
車はパンクしてこれ以上動かしようがなく、
外は地吹雪スポットで一面ホワイトアウト、
呼吸は苦しいし、寒いし、いろんなショックで現実感もなく、あの時はまったく生きた心地がしなかったです。
その後、場所をうつして警察に事情を説明し
車をレッカーしてもらい事なきを得ました。
それから日を改めて保険屋さんにその入り組んだ話を説明するんですが、これが不思議なもので、話している最中、説明のためにそのことを反芻すると、心臓のドキドキが止まらず、体が芯からガタガタ細かく震え出してしまいます。勝手に。
声も力を入れないと、震えてしまう。
しっかりとトラウマになってしまっていたようで、人に話そうとすると、震えがやってきて心臓のドキドキが~ということが結構しばらく続きました。
自分のことながら、よくドラマなどで事故に遭遇した人がそのことを説明出来ないシーンがあるけれど、本当にそんな感じでうまく言えないことってあるんだなぁ…と思いました。
誰にその事故の説明をするときでも、同じように体は強張り緊張し、心拍数があがって震えがくる、ということをしばらく経験した後、数年かけてその話を誰かにしても平気になっていきました。
しっかりとトラウマになってしまっていたようで、人に話そうとすると、震えがやってきて心臓のドキドキが~ということが結構しばらく続きました。
自分のことながら、よくドラマなどで事故に遭遇した人がそのことを説明出来ないシーンがあるけれど、本当にそんな感じでうまく言えないことってあるんだなぁ…と思いました。
誰にその事故の説明をするときでも、同じように体は強張り緊張し、心拍数があがって震えがくる、ということをしばらく経験した後、数年かけてその話を誰かにしても平気になっていきました。
こういうことって時間がなんとかしてくれることもあるんだなぁと身を以て体験しました。
その吹雪の事故から学んだことは、吹雪の日の運転は極力避ける!!!がまず一番。
当たり前かもしれませんが。
もう一つ得たことと言えば、吹雪いているときの視界の悪さの比較対象ができた、という点でした。
どんなに吹雪いていても、あの事故の日よりは吹雪いていないから、変に怖がらずに冷静に運転しよう、という運転に対するメンタル的な免疫のようなものができたのは良かった点です。
どんなに吹雪いていても、あの事故の日よりは吹雪いていないから、変に怖がらずに冷静に運転しよう、という運転に対するメンタル的な免疫のようなものができたのは良かった点です。
この比較対象の経験があることは、本当に今でも助かっています。
あとは、安全運転を本当に心がけるようになった、という点です。
それが元でゴールド免許も取得できたし、あんな経験は二度とご免です。
ラオツー&クアンインのエッセンスに過去に結びついたショック感を感情レベルで変容してくれる、とあったのでこのことを思い出したのかもしれません。
今となっては話のネタのように「こんなヒドい事故があって~」と話すことができますが、それでもそういう突然の経験のショック感というのは気がつかないだけで、震えや心拍数が上がることがなくなった今でも、心のどこかに結構根深く残っていたりするのかなぁ…と。
でも今は笑い話にできるのって、酷い事故だった割にわたし以外に怪我した人がいないからなんですよね。
ちなみに文句をつけるときは威勢のよかった兄ちゃんはのちのち保険の関係で電話がきたときには、素直に謝まってくれました。
ほんと、今でもあの威勢のいい兄ちゃんが、
怪我一つなくピンピンしててよかった~と思います。
怪我してたら、それこそもっとトラウマ根深くなっていたと思うので。
不幸中の幸い。それにつきます。
シャコバサボテンの花言葉の一つに「命の喜び」とあったので。