雲追う民

難民キャンプで暮らすサハラウィの生活を紹介する写真

短信27 日本の国会議員、政治的解決を支持

2013年05月23日 | はじめに

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このサイトは、日本西サハラウイ協会の支援者が、同協会からの情報と活動を発信しています。
難民キャンプの生活を紹介する写真は1998年から2002年のもので、現在はモロッコ人捕虜が全員帰国したため、収容所がなくなるなどの変化がありますが、砂漠の中の生活が困難であることは変わりません。

難民キャンプへ無線機を贈るためのカンパを呼びかけています。詳しくはこちら

      


日本の諸政党国会議員たち
西サハラ紛争の政治的解決支持を表明



2013年5月20日 SPS通信(西サハラ)

日本のさまざまな政党に属する国会議員たちが、西サハラ紛争の政治的解決を支持すると共同声明を発表。

声明に署名した議員たちは、アムネスティー・インターナショナル、ヒューマン・ライツ・ウォッチ、ロバート・ケネディ・センターが非難しているような占領地における弾圧、暴行、そして深刻な人権侵害に対する懸念を表明し、「西サハラ人民が自分たちの将来を自由に選択できる民主的住民投票を通じ、長引くこの西サハラ紛争に解決がもたらされることを支持し」ている。

署名したのは民主党生方幸夫議員、同党江田五月議員(参議院前議長)、柿沢未途議員、共産党笠井あきら議員、社民党福島瑞穂議員で、国際社会が西サハラ人民の人権保護に関与することを支持している。




短信26 独立支持デモで負傷者

2013年05月12日 | 西サハラ短信

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AFP通信(フランス)2013年4月27日

西サハラ:エル=アイウンの独立支持デモで約40名が負傷


モロッコ警官により指先三本を潰し切られた女性(写真提供はエル=アイウンの人権活動家)

西サハラのエル=アイウンで26日午後、独立支持派のデモが行われ、40名ほどが負傷した。現地の県庁発表によるとその内8名は警官とのことだ。

これは、国連安保理事会がMINURSOの任期を更新した翌日に行われたデモで、AFP特派員によると100名ほどの人々が参加した。

エル=アイウン県庁側は、デモは許可されていなかったため、警官隊がこれを解散させたと説明。
また警察の介入時に治安部隊の8名が負傷し軍病院へ搬送されたと伝えたが、他の被害者については言及がなかった。

現在エル=アイウンにはアムネスティー・インターナショナルの代表団が訪問中で、一行は30名ほどのデモ参加者が負傷し、その内12人から直接話を聞いたと伝えている。
アムネスティーのSirine Rached代表は町の主要通りで始まったこのデモは、「穏やかに」行われていたにもかかわらず、警察が「過剰な暴力を駆使した」と伝えている。
 
前日25日、国連安保理事会は停戦監視を主な任務とするMINURSOの任期を一年更新した。
米国はこの平和維持軍に人権監視の任務も加えようと試みたが最終的に譲歩にまわり、安保理事会は「西サハラとティンドゥフ難民キャンプにおける人権擁護に努めるよう当事者双方に要請する」という内容の決議を採択した。