昨日も少しお話ししましたが、ドラエネを通して思い出したことをお伝えします。
それは健康に対してのアプローチです。
今でこそ、細胞矯正士(分子レベルで健康になる)の知識があり、栄養と病気の関係性等を人に伝えることができます。
食生活アドバイザーの資格もとりました。
他にも今でも医者さんや看護婦さん、薬剤師さんが主催する健康セミナーにもたくさん出ましたし、アロマテラピーも、1級までの全ての講座を受けています。
なので皆様に免疫力の仕組みとか、免疫を上げる生活をお話しすることができます。
でも、そうなる前の私は、健康に対する知識がほとんどありませんでした。
例えばニラを食べたら風邪が治るとか、喉には大根がいいとか、納豆食べたら免疫力が上がるといったレベルの知識はありました。
でもそれは一つの病気に対してこの食べ物をといったもので、健康になるためには偏った知識であり、そのためたくさんの情報を仕入れなくては完全ではないと思っていました。
でもどうやって？
私にできることは、ひとつひとつ情報を仕入れて、自分の情報ボックスをパンパンにしていく方法しかありませんでした。
2000年に娘が生まれた後、体調不良になりました。
めまいがひどくて目を開けると地面が川のようにザーッと流れていたり、頭痛がひどくて起き上がることができなかったりで。
当時は小学生、保育園児(来年小学生)、乳飲児を育てながら、家事を疎かにすると暴力的な叱責を受けるので手を抜けず、しかもフルタイムで働いていたのです。
そのため土日を寝込んで月曜日はなんとか普通にしていられますが、木曜日金曜日は体調不良で動くこともできなくなり、日常生活に支障をきたしていました。
様々な病院に行き検査をしましたが、特定の病名が出ず、いわゆる未病の状態でした。
その頃の私は、病気になったら病院で治すものと思っていたので、とにかくこの状態を改善して欲しくて病院に行っているのに、具体的な治療法はなく、病気になったら来てくださいと言われたのです。
今の状態を改善したいと思っているのに、それを放置して病気になるまで待てと言うの？？と驚きました。
医者にできるのは、病気になってからその症状を改善するだけだと言い切るお医者さんもいました。
自分でなんとかするしかないと思いましたが、当時は今ほどネットの情報などがあるわけではなく、その頃の私の知識の情報源は、なんたらガッテン的なテレビ番組で、納豆がいいとかコーヒーがいいとか、そんなレベルの情報でした。
それは恐ろしいことでした。
〇〇を食べればがんになりにくいとか、〇〇を食べれば骨訴訟症にならないとか、一つ一つの病気に対して何か有効な食べ物があるとしたら、あらゆる病気に備えてたくさんの食べ物を取らなくてはいけません。
そしてきっと私が取り入れてない食べ物が原因の病気になるに違いないと思いました。
とにかく私は健康に良いものをいろいろと探し始めたのです。
その頃に出会った健康に関することから、某有名大学病院の薬剤師さんが横浜から来てくれて(潜在意識のメンターさんの友達)、なぜ人が病気になるのか、そのメカニズムを、マンツーで二時間ほどかけてわかりやすく伝えてくれたのです。
かいつまんで言うならば、何々を食べたら〇〇にならないと言うのも間違ってはいないのですが、人は細胞でできている。その細胞が健康なら全身も健康、つまり病気にならないということです。
細胞を作るのに必要な46種類の栄養素をしっかり取り入れていくことで、細胞が完全な状態で再生されれば健康でいられる。
だが大抵の人はそこまでの栄養素をバランスよく取れていないので、そのバランスの崩れがどこにあるかによって、それぞれの病気の原因となっていくと言うことです。
でしたら答えは簡単です。
46種類の栄養素を全てとればいい。
納豆を、コーヒーを、といった単品でなんとかしようとするのではなく、毎日の、それが難しければ1週間単位で、すべての栄養素必ず取り入れるということを意識した食生活に変えること。
そのあと私はそれを実践しました。
しかし10年後、わたしはまんまとまた病気になります。
私は完璧な形で栄養を取り入れていたけれども、離婚後は、まともに寝る時間がない位いくつもの仕事を掛け持ちし、ストレスフルな生活を3年ぐらい続けていたら、持病が悪化して倒れて入院しました。
栄養だけではなくて、ストレスのない環境と、たっぷりの休息。
それが何より重要だと声高に叫ぶことができます。
なぜなら何度も病気を繰り返しそのたびに必死でもがいて知識を得てそれを実践してくることで、本当であればもっと短い寿命だったのかもしれないけれどもそれを乗り越えたのですから。
そこに潜在意識もプラスし、ポジティブな言葉や人に対して良い行いを繰り返していけば、全てがバランスよく健康になっていくのです。
納豆が、コーヒーが、と、1つの病気にならないために1つのアイテムを取り入れるしかない。
病気になったら医者に治してもらえばなんとかなる。
なんとかならなかったら諦める。
多分そう思って生きていたら、今よりもっといろんな病気をしていて、もっとボロボロだったと思います。
早い段階で、医者は病気にならなければ治せないし、その病気に対しても、痛みには痛みを止める薬を、悪いところがあったら切り取ると言う外科的な処置をしてしまうため、なぜそこに痛みが生まれたのか、なぜそこに悪いものが発生してしまったのかの原因を治してくれるものではないと知ることができました。
もちろんお医者さまは病気を治したいと思って治療をしています。
それはありがたいけれど、病気にならない生活を送ること、病気には原因があり、それを見つけて改善すること。
それはお医者さんに頼らなくてもできるのです。
ていうか、自分が招いたことなので、自分で改善するしかないのです。
自分の身体は自分でしか守れないのですから。
こんな時代なので、健康なことも伝えていこうと思いました^ ^
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