遊月(ゆづき)の日々これ修行なり~

パワースポット研究家(おたる案内人)でセラピスト遊月のブログ
【パワースポットニッポン(VOICE)北海道担当】

この16年間と生きていられる幸せ

2024-01-23 08:56:00 | 遊月のこと
先日冥王星が水瓶座に動きましたが、その前に射手座から山羊座に動いたのは16年前。
つまりこの16年間のテーマみたいなものがやっと終わったということ。


まだ山羊座に移動する前に行った日光東照宮奥之院にて

16年前、私は離婚をしようとしていた。
それより先駆けること5年前、インターネットを通して、潜在意識マスターに出会った。
それらを使って奇跡のように「自力で京都に行く」と言う、あの頃の自宅軟禁状態だった私にとっては、おとぎ話レベルに叶えることを絶望していた夢を叶えた。

人生は順風満帆で、これからどんどん上がっていくんじゃないか。
バブルははじけていたけれど、私に遅れてきたバブルが始まったのだ。
そんな気がしていた。

だけど、私のバブルが上がれば上がるほど、家庭内で、配偶者からの態度は悪化していた。

もしかしたら、この足枷が取れるんじゃないか。
本当に自由になれるんじゃないか。
あともう少しだって感じていた。

ずっと海の底に沈みそうなのを必死でもがきながら、顔だけを海の上に出して頑張っていた私が、希望の船を見つけた。
あともう少しで、あの船のところまで辿りつける。

そう思っていた矢先に、思いっきり何かが私の足を掴み、一気に海底まで引きずり込んだ。

あー、やっぱり希望なんて持つんじゃなかった。
そう思った。

山羊座に移動する頃に,そんな出来事が起きていた。
そして,苦しみの果てに私は離婚した。

誰もが想像する、「シングルマザーが、男の子2人を含む高校生や大学生の子供たち3人を1人の力で育てていく苦労」を経験した。

もともと経済力や蓄えがあった状態ではなく、マイナスからのスタートだったわけで。
でもそんな生活には慣れていた。
というより、そういう生活しか送ったことがなかった。

そこでも船は見えているけどまだ遠く。
本当に必死でもがいて生きてきた。

何度も海に沈みかけたけど、そんな時誰かが必ず手を差し伸べてくれた。

波は荒波がやがて凪いではいったけれど。
海の中でもがく日々は変わらなかった。

それが、やっと、本当にやっと、船に手が届いた。
あぁ船に乗ったなぁと実感できる、そんな数ヶ月だった。

この16年振り返ったとき、「どん底」という言葉がこんなにも当てはまるのかってほどの状態であった。
どん底にふさわしく、病気で一ヶ月も入院して(しかもそれから数年後も、3日ほどだけど、救急車で運ばれて入院している笑)
それに鬱にもなったし。

だけど、浮上のきっかけがあった。
その最大は多分311。

あのあと、あまりにも悲しみが大きすぎて、本当に息をすることすらしんどい位、ショックを受けていた。

でも、ある日ふと
自分が生きていることはこんなにも奇跡的なことなんだ」
ということに気づいたのだ。

人生はいつどこで何があるかわからない。
だから自分をもっと大切にして、やりたいことをしていこう。

例えば昨日母から電話が来た。
どうしたかと思えば、もう自分が死ぬと言う。
話をよくよく聞けば、雪で外に出れないことが不安のようだった。

姉の話では、食料はたっぷり備蓄してあるし、週に何度かヘルパーさんもくる。
だけど、大雪で何かあったら,自分で対処できないことが不安で、このままほっておけば死ぬからね!と電話をさせてしまうのだろう。

今日は夜8時まで仕事だし、その買い物(姉によるとボールペンを買いないけないと言っていたらしい)に行くのは無理だし,ヘルパーさんに頼みなよ,と伝えると、
もういい!好きに生きてやる!と捨て台詞を吐かれた。

ほっておくと死ぬよ、いいの?
今すぐ来て買い物してこないと、死ぬよ?
お母さん死ぬよ?
と私に全く響かない脅しを繰り返した後の,こないなら、好きに生きてやる!は,なかなかだなあと,本気の苦笑い(死ぬ気ゼロやんけ)

うむ。

全て生きていられるから起きること。
今日も吹雪いておりますが。
今年も生き延びることができました。
なんだかそんな気持ちになりました^_^

ああ
16年がやっと終わったことが嬉しい。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 2月が近づくといつも思うこと... | トップ | 不便な生活が好き »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。