ラヴラヴ企画のブログ

内田るんが主催するライヴイベント「ラヴラヴ企画」の告知と記録

tiny pop fes というイベントの制作補助をしました。

2019-10-06 22:59:47 | 音楽
ブログの存在忘れがちです。すいません。

タイトルのままですが、入江陽さんのお声がけで、
ダンボールレコードの中条さん主催の「tiny pop fes」という、
上野公園野外ステージ(水上音楽堂)で開催された音楽会の制作と運営に関わりました。

自分としては、日本ロックフェスという常軌を逸したフェスイベを
8日間×7回(だっけな)もやってきた自分なら、少しくらいは
フォローできるかな、などという甘い考えで、(最初は)物販の売り子でお手伝いをすることを引き受けました。

が、とんでもなかった。私の見通しは甘過ぎでした。

ライブハウスって、すごーくイベントしやすいフォーマットなんだなーって痛感しました。
素人でも、なんの設備も知識もなくても、最初から全部揃ってて、手慣れたスタッフもついてくる。

野外イベントって、ただただ、場所しかないんですね。
トイレこそあったけれど、受付もないしドリンクカウンターもないし、
ドラムもアンプもない。そもそもPAがない。(一応、壁にスピーカーはある。)

色々な事情が絡み、開催まであと3週間、というところからお手伝いに参加し、
さらに多くの人に手伝いに参加してもらい、ほとんど無理やりに開催にこぎつけ、事なきを得ました。
(関わった皆さん、本当にお疲れ様でした。
手伝ってくれた方々、本当に本当にありがとうございました。)


野外イベントは、考えなくちゃいけないことが無限にあって、毎日毎日それらを連絡しあって確認しあってました。
ゴミの処分のこだけでも、どうするか相談して、業者を探して見積もりだして…なんてやってると、
他のことも並行してやってるとはいえ、1週間くらいかかるんです。ゴミだけで。


私が何の経験も知識もなく、手探りでやった初めてのイベントが19歳の時。
それも公民館の音楽室で、知り合いのアマチュアミュージシャン2組と自分のコピーバンド?が
出ただけの小規模なものでしたが、前日まで毎晩、ストレスとプレッシャーで泣き喚いたり、
吐いたり、怒鳴ったり怒鳴られたりで、精神的にも実務的にも、非常にキツかった。
周りにフォローしてもらわないと絶対に出来ないことを、自分が始めてしまった。
その怖さ。

今回は私はフォローする側だったので、泣いたり吐いたりはしませんでしたが、
それでも緊張や不安で眠れなかったり胃が痛くなったり頭痛が起きたりはしました。
責任者である主催の方々が抱え込んだ重荷は、相当なものだったと思います。


とにかくここで、読んでくれてる方に言っておくべきことは、
「インディーズで野外イベントはやるな!やりたいならお金を沢山集めてから、プロの制作会社に依頼しよう!」
です。

イベントテントを運ぶ為の軽トラの一台も持ってないような、都会暮らしの素人の手には余るものです。


もう、一度弱音吐いたら、もう保たないと思ったんで、当日までヘラヘラしてましたが…
マジでマジでハードだった。

(知人からも3週間前くらい「え、野外イベントの制作手伝ってる!?自分もやったことあるけど、アレ、地獄じゃん。ご愁傷様としか言えない。」と言われてたんだけど、本当にそうだった。)


それでも当日、楽しそうにしてくれた方が沢山いたようで、それがせめてもの救いです。
ありがとうございました。














昨日は気温が33度以上という、10月にしては異常に暑い日でした。


公式サイト:
http://tinypopfes.tumblr.com


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