ラヴラヴ企画のブログ

内田るんが主催するライヴイベント「ラヴラヴ企画」の告知と記録

曲解説もつけよう

2014-02-06 20:13:07 | 音楽
ワニウエイブさんが自分のCDを出して半年くらいしてからツイッターに曲解説を載せてたのが面白かったので、私も今さらながら曲解説を。


☆「生きてる途中に死んだらどうしよう」全曲解説☆


1:コピーバンド

好きなバンドマンというかミュージシャンのライブをうっとり観てる時に思いついた歌詞を元にザックリ作った曲です。
曲の展開を決めてる時に、鍵盤のあさみさんから「あ、そのまんまでいいんだ…」と、あまりのシンプルさに驚かれた思い出があります。
個人的にサビのコード展開は多少工夫したつもりなんだが…2コードでも作れた。


2:ろまんひこう

もちろん米米から。10年くらい前にハズレッシヴのワンマン@無力無善寺で、お客さんを参加させてその場で即興ライブをするコーナーがあり、その時にボーカルで指名されて、そのお題が「浪漫飛行」だった。
マスダユキさん(当時はハズレッシヴにも参加してた。)のキーボードのループに乗っかって適当に歌ってたら曲になってたのを、その後マスダさんの出してるzine「漫想」の付録CDに収録され、音源デビューした記念すべき曲。
歌詞は全部即興なので、心の闇が丸出しになっていて、それがマスダさんに高く評価されました。
(完全にマスダさんありきの曲だな、と今書いてて気づいた。)

歌い出しの「知らない曲はまったく歌える気がしない」とは、お題の「浪漫飛行」のことです。その時ド忘れしてどんな歌か出てこなかった。
10年くらい経ちますが心の闇は今もあまり改善されておりません。何故かしら…。


3:生きてる途中に死んだらどうしよう

CDのタイトル曲ですね。最初はアルバムタイトルを悩んだ挙句「無意味」にしようかと思ってたのですが、それは暗過ぎると片岡ハルカさんからもらった代案がこれでした。
私の中ではほぼ同じ意味なのに、何故か明るく聞こえるので不思議です。
生きてる途中に死ぬんですよ、人間は。

「生きてる途中に死んだらどうしよう」は、母が会話中に発したガチなフレーズで、面白過ぎてメモしたものを採用しました。
曲自体はギター弾きながら適当に歌ってたら1番が出来たので、2番は後日、祖母の家の掃除機かけてる時に歌詞を考えて完成させました。

後半の「死んだらどうしよ~」をメンバー皆で順番に歌うとこはライブで毎回半笑いになる苦しい箇所でした。
その後に速くなるアレンジはドラムのみっちゃん(光永渉)が考えました。最初のうちはそのままだった。

※全編、演奏のアレンジってか展開はほとんどみっちゃんが、ベースラインも時々みっちゃんが考えてくれました。
もちろん私のギターにもいろいろアイデアやアレンジを提案してくれたのですが、技術的に私にできないことも多くて、みっちゃんのアレンジャーとしての力量を100%発揮させられず申し訳ない…。


4:チョーダイな

これは今もソロでほぼ毎回やってる代表曲ですね。私の恋の恨み節です。
男女問わず、この曲を気に入ってくれる方は多いので、激しい感情をみんな持て余してるんだなと。
これもギター弾いてたら勝手に出来た系の曲。
当時めちゃくちゃ聴いてた笹口騒音ハーモニカの「僕の家」のパクりっぽい曲調だなと自分では思ってる。

http://youtu.be/wQdJj2Bqnvw



5:ぼくは頭がわるい

2001年、18歳の時に友達とスタジオ入った時に即興で弾きながら作った曲です。
長年、オリジナル曲というのはこれしか持ってませんでした。
2004年に「ピートタウンゼント」を作るまで。(作ったのは04年だけど、こじきやしきのライブで歌って発表したのは07年とか?)

「ぼくの頭がもっと良かったら良かったのに」
というラストの部分の歌詞が本当にバカっぽくてすごく気に入ってる曲です。
友達との遊びで入るスタジオや企画バンドでのライブなどでたまに披露してましたが、音源としてはくほんぶつで出したのが初めてかな…いや、20歳の時に留学する友達と組んだギャルバン「ムルアカタイムリー」の1回きりライブ音源(カセット)があったかな!?
あれってリリースしたんだっけな?


6:それから

これも話すと長い!これも2005年くらいに友人のバンドマン・小又敦司くん(fromバリケン)と組んでた「ルネ」というユニットでスタジオに入ってる時に出来た曲。
小又くんはドラマーでもありギターも弾いてたり、色々模索してたので、バンドやってみたい私と実験として色々な曲を作ったりセッションしたりしてみたのですが、形になったものはわずかで、そのうち何曲かは円盤で一度だけ披露したけど、なんとなく自然消滅して、この曲だけ残った。

タイトルはずっと決まらないままで、くほんぶつでやるにあたって、その時に読んでた夏目漱石の「それから」の主人公がこの曲の「ぼく」っぽいから、そのまま使いました。

「君の名前を呼ぶ前にメールを打ったよ」というサビの歌詞は好きなとこで、CDだと鍵盤のあさみさんとのコーラスによりすごくドリーミーに仕上がってるのと、あさみさんの鍵盤ソロパートがガツンと入ってる曲なので、このアルバムの中では1番推し曲です。
そこだけでこのCDは名盤と言いたくなる素晴らしいピアノソロ。
しかもライブでもリハでもいつも違うアレンジで弾いてて、メンバー全員この部分になるとライブ中でもウットリしながらピアノソロを聴き入っておりました…。

7:ピートタウンゼント

言わずもがなの私の代表曲、というより世間的には昆虫キッズやスッパバンドの曲としてのが有名だと思いますが。

http://www.theinsectkids.com/s/article/237103421.html


http://youtu.be/SH6ELrcAjOw


この曲の局地的ブレイクが、くほんぶつやるきっかけの一つになりました。
これは2004年頃に当時の友人(バンドマンも含む。)と遊びがてらスタジオ入った時に即興ボーカルとってて出来た曲で、録りっぱなしのテレコに残ってたのをその後発掘して、こじきやしき(yoyo.さんとやってたネットラジオのパーソナリティコンビ兼ゆるゆるフォークユニット)のライブで発表したところ反響が大きく、スッパバンドのライブに参加して歌ってから、スッパさんがその後もライブでカバーしてくれたお陰で広まりました。
昆虫キッズはスッパバンドのライブを観てさらにカバーし、その昆虫キッズのライブを観て佐野千明さんやTHIS IS PANICやどついてるねんがカバー、という…流れに。
誰の曲なんだかわかんなくなり、マスダユキさんに「もはや高円寺のスタンダードナンバーだね」と認定されるに至る。
プレスCDによる音源化はくほんぶつのみ。昆虫キッズはライブCDR2、どついたるねんはCDR「ドツノポリス3」に収録されてます。←どっちも数字違うかも。
つまり全国流通は一切されてない。
(昆虫キッズもスッパバンドも全国流通盤に収録してくれなかった…カラオケに入ったら嬉しいので、そのうち収録して欲しいです。)

ライブでやると体力消耗する曲なので、だいたいラストに持ってきます。

実はこの曲が出来た時、スタジオでの即興ではもっと良い曲が出来てて、その場にいたみんなで「なんか今の曲良かったね、録音しておけば良かったかもね」となり、慌ててCDR録音をセットして次に出来たのがピートタウンゼントだったので、その場でまた「さっき録らなかったやつもっかいやってみよう」と言って欠片でも残しておけば良かったなと今でも悔やんでおります。
なんかそのメンバーで入ったスタジオはのびのび出来たのでああいう曲が出来やすかった…のかも。

そういう雲散霧消したり忘れられな即興曲は大量のテレコ録りのカセットにまだあると思うので、いずれ形にしたい…てかしないとあのカセットの山を処分できないからする。

あと、当時は本当にピート・タウンゼントが誰かわかってませんでした。
THE WHOは高校生の時に聴いてたんですが、そこまで好きにならずメンバーの名前とか覚えなかった。


というわけで全曲解説でした。

読んでいただきありがとうございます。

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1 コメント

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Unknown (ぱりー)
2014-03-14 02:37:05
読めてよかったです(*^^*)
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