ラヴラヴ企画のブログ

内田るんが主催するライヴイベント「ラヴラヴ企画」の告知と記録

いつか話してみたい人

2012-09-22 03:47:00 | 日記
最近ここのアクセス数が増えて嬉しいです。素直に。他人に興味を持ってもらえると嬉しいです。
私って自分で思ってるよりも近寄りがたいみたいだし、知らんとこで好かれたり嫌われたりしてるっぽい。
でも「いつか話してみたい人」リストに入ってるかもと思うと嬉しいかも。
とっかかりさえあれば喋ってみたい人って沢山いる。

例えば、
近所の深夜のセブンイレブンでずっと働いてる、小柄でおとなしい朗らかな笑顔なんだけど指に小さなタトゥーが入ってるお兄さん。
(髪型もずーっとマッシュルームカットだからバンドマンなのかも知れない。)

高円寺に住んでた頃、銭湯でいつも一番最後に出てくる真っ赤な髪のパンクスぽい人。(あの人もずーっと真っ赤な髪で髪型も一緒だ。)

ライヴハウスに一人で来て一人で帰る、無表情で真剣にライヴを観る制服の女子高生。
(これはのちにシママワリモモコというシャープでパーソナルなライヴレポートを書く女子高生ライターと判明。今はよく話す。)




Tattle Tale - Erica


↑ぜんぜん知らない外国のバンド。とても良かった。音源あるなら欲しいな。



<ライヴ告知>

ラブラブ企画27

2012年10月1日月曜日

@高円寺 無力無善寺(0333377735)

出演

愛のために死す
くほんぶつ

ゲスト:関口萌(アンダーボーイズ、パラダイス)

1000円+1ドリンクオーダー500円
19時オープン
19時半スタート

電車で見かけた髪型をすぐ真似してみる

2012-09-19 02:58:00 | 日記
インディーバンド界きってのハンサムレディー・粟生こずえさんに
「るんちゃんもすっかり女の子らしくなったわね~」と誉められたので
「えへへ、齢30にしてようやく女の子らしくなりました」
と言ったら
「えー!もう30歳なの!?信じられない…時は流れる!」
とえらいビックリされた。すごーく年上と感じてた粟生さんもちょいお姉さんくらいに感じられるように。
今18歳の知り合いとかも私がすごーく大人に見えてるに違いない。
残念ながらそう変わらないんだぜ。

若いなーと最初に眩しく感じた18歳と言えば、彼のことだ。
うまく繋げられたぜ!


愛のために死す のライブを観てきた。

10/1に対バンするバンド。
リーダーでボーカルの弦人くんは2004年の第二回日本ロックフェスに出演した時はまだギリギリ17歳とかだったのかな。
髪の毛の異様に長い、黒づくめの天才少年。
そんな彼が出演した日からほぼ毎日日本ロックフェスに通ってくれて、私はイベントを気に入ってもらえたようで嬉しかった。
無力無善寺周りの魔物たちともすぐに打ち解けたようだった。
あまりしゃべらない子という印象だが饒舌な時は饒舌らしく、一度キレると手がつけられないという噂も彼の純情さを感じた。

20代半ばとなった弦人くんは相変わらず黒づくめで言葉少ないが歪んだ口元から出てくるユーモアは品の良さと大人っぽさを兼ね備えながら、世間全てに対する痛烈な皮肉が込められていてギクッとさせられる。

彼のバンド「愛のために死す」は何度もメンバーチェンジをしていて、何年かに一度観るたびに音楽的に違う印象を受けるが、内容は一貫して「弦人くん」であり「ロックンロール」だなと思う。

弦人くんの叫び声の持つ説得力にジャンル分けなど意味がない。


のたうちまわって叫ぶしか出来ない。
愛のためにできることは、己のすべてを捧げても、命の限り振り絞っても、せいぜい死ぬことしか出来ない。

私たちは無力でどうしようもない生き物。

そしてその事実と戦い続ける。

あらがい続ける!

愛のために死す!!


だがまだ死なねえーーっ!!


そんなかんじ。
のバンドじゃないかもだけど私にとってはそんなイメージ。

くほんぶつとのツーマン、観に来てくださいね。



ラブラブ企画27

2012年10月1日月曜日

@高円寺 無力無善寺(0333377735)

出演

愛のために死す
くほんぶつ

ゲスト:関口萌(アンダーボーイズ、パラダイス)

1000円+ドリンク500円
19時オープン
19時半スタート

高円寺のお洋服屋さん「ガイジン」でCD取り扱いはじまりました。

2012-09-15 17:59:24 | news

ガイジンは、私が知ってるお店の中でもトップ1,2を争う素敵なお店。

どんなお店かというと







ああ、もうダメだ。こんな写真ポツポツ載せても全然伝わらないわ。行かなきゃダメだ。行ってください。

「ガイジン」は、高円寺の古着屋さんで「黒BENZ(黒ベンツ)」ってお店の姉妹店。
「世界のならずもの」をテーマにしている黒ベンツと対照的?に「世界ノのんき」をテーマにしてるそう。

ガイジンのお洋服はとにかくロマンチックで柔らかい。
それでいて絶対に譲らない頑固さを感じる。
透明で鋭い、ファンタジックな強さを持っている。

お店に行くといつもエミリー・ディキンソンを思い出す。




自分の部屋から窓の外を眺めて、誰にも知られずに大切なノートに詩を書き連ねる少女たちのための洋服。
振り向いてもらえない片想いを、ちっともミジメな気持ちにならず貫いている少女たちのための洋服。
お金がなくても自分の好きなように生きるストリートの少女たちのための洋服。
たった一人で夢を抱えて、そのまま妖精のように歳をとる少女たちのための洋服。

そういうお洋服を世界中で探しては、強い瞳を持つ乙女たちのために売っているお店です。

ガイジンで買った服は、持っているだけで心強くなれる。
なかなか着こなせない難しい服もあるけど、「買い物に失敗した」なんてちっとも思わず、
「この服に追いつくようになりたい」って思える。

お洋服は、ファッションは思想であり、戦闘服であって武器であって旗でもあるのだと思う。

ガイジンの店長のエミちゃんはいつもステキな格好をしている。
欧米風な装いにしているのにも関わらず、彼女の独特で繊細な着こなしは
誇り高い部族の民族衣装のように見える。

オシャレをすることは戦いを貫く意思表示だ。

ガイジンには、そういう誇り高い人のためのものしか置かれていない。
委託商品もいくつかあるが審査があり、友達だからと言って気軽に置いてもらえるものでもない。
CDの扱いは少ないが、MAHOΩのCDRや柴田聡子さんのCDが取り扱われている。(MAHOΩはもう売り切れか。)
その並びにどうしても入れてもらいたかったので、今回くほんぶつの「生きてる途中に死んだらどうしよう」が審査を通過して
取り扱いしてもらえるようになったことはとても光栄で、嬉しいです。

ガイジン店長のエミちゃんとオーナーのBONさん夫妻のお墨付きをいただけたわけなのだから、
MAHOΩや柴田ちゃんに負けないよう、彼女らと肩を並べられるように精進していきたいと思います。


(この写真は高円寺フェスのサイトから。2009年の取材の時のもの。エミちゃんがお店にいる写真があまりネットになかった・・。)

ガイジン

営業時間 :13:00―21:00 年中無休
TEL:03-3316-9337
〒166-0003
東京都杉並区高円寺南3-56-1 3-56-1
kouenjiminami suginami-ku Tokyo Japan 166-0003

ブログ
http://yaplog.jp/gaijin-and-emi/
ツイッター
https://twitter.com/gaijin_nippon


※おまけ→セバスチャンXの真夏ちゃんによる高円寺古着屋ツアーレポート→http://ototoy.jp/feature/index.php/20120710

ガイジンも出てきます。