ラヴラヴ企画のブログ

内田るんが主催するライヴイベント「ラヴラヴ企画」の告知と記録

現代詩の潜む場所

2012-06-19 01:51:33 | 日記
現代文学ってあまり読まないんですが、漫画に比べると全体のレベル低いなって印象。
何人か突出した人がいるだけで、リアルタイムの文化ってかんじがあまりしない…。
力を持った「文字」は、インターネットの世界に、流れてってる。
ブログとかツイッターは言うまでもなく、2ちゃんまとめサイトとかも21世紀の文学だ。
「他人の生き様を知りたい」ってのを満たすのが文学の大きな役割の一つだと思うので、これはもう、そうでしょ。
顔文字とかも日々いろいろ新しいのが出てきて、これもまたある意味、詩や芸術だなーと思う。ほんとに面白い。

「言葉」や「文字」には、やっぱ音楽の旋律と違った力があって、それを合体させれる「歌」ってのは凄い手法だ。
「詩」は、hiphopなんかのが今は近いよね。完全に現代詩だよなーってのもある。
ポエトリーリーディングにトラックついてるかんじ。
言葉は、目で追うだけで美しいなと思える。不思議だ。

私がよく一人でこっそり呟くのは「そして、熱海に行くのよ。あたしたち・・。」という、川原泉の漫画のラストシーンのセリフ。
別に美しくもないんだが、何故かウットリと呟いてしまう。

最近は歌詞をちゃんと載せてるPVを作るインディーズのミュージシャンが増えてきて、
これは歌詞にちゃんと力があることを自負してなきゃ出来ないことだと思うし、
「表現」とか「メッセージ」ってことの意味を自覚してなきゃ出来ないと思う。


なんか最近、文章書くの下手になってるな。きっとツイッターで140文字におさめる訓練をしすぎたせいだ。
もっと改行して、伝えたいフィーリングを文字数忘れて書かなきゃ!たのしくない!
キーボードから感じるフロウ!あの感覚を忘れるな!


マクラがだらだら続いてしまったが、言いたいことはただひとつ!

トリプルファイヤーの「パチンコがやめられない」の歌詞が良かったってこと!

遂に出たスタジオレコーディング音源!→「エキサイティングフラッシュ」!7曲入り1000円!
(値段とかのバランスも今のご時世をよくわかってる適正価格だなーと思います。うちも今度出すやつは同じ価格設定で行く予定です。)



トリプルファイヤーweb
http://triplefire.aikotoba.jp/top.htm

音もかっこいいしハイセンスなんだけど、歌詞カードちゃんと読めたら歌詞がまた良い!

これを聴きながら下に掲載した歌詞を読んでくれっ!(許可済み)


トリプルファイヤー パチンコがやめられない



「パチンコがやめられない」

あー今、健全な高校生が自転車に乗ってこっちを見ている
目を合わせたら 運気が逃げる

無言で小汚いおっさん、おばはんの列に加わる俺
その瞳には 小学生の頃人気者だった面影は もう ない

かけがえないのない俺の若き日々と俺の野心が
パチンコ屋の爆音に掻き消されてうやむやになってしまった
ただ死んだ目をしてハンドルを固定し続けるの俺の大事な三万発の思い出がいつまでも俺のリアル

あぁもう これだから パチンコがやめられない


すいませんやっぱり僕が間違ってました
でもそんなこと最初から知ってたし
むしろこれでやっと止められると思ったのに
そんなときに限って 不意に訪れるチャンス
何か大いなる力が 俺をやめさせないぜ オーイエー クール

あぁもう これだから パチンコがやめられない

全部取り返したら やめる

まあでも良かった 結果的に良かった
結果的に良かった 今日バイト入れなくてよかった

俺の若き日々と俺の野心がパチンコ屋の爆音に掻き消され
弛緩した思考の中に鳴り続ける確定音

あぁもう これだから 俺は

あぁ あぁもうこれだから 俺は 俺は

パチンコがやめられない

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