2ヶ月近く日本での滞在を終えた妹がデンマークより更新します。
今回は旦那さんも日本に遊びに来ていたので、いつもよりも帰国期間が長かったです。
数日間はコペンハーゲンに滞在したので、アンデルセンのお墓参りにいきました。
アンデルセンのお墓は町の中心から離れたところにある墓地にひっそりとあります。
お墓には詩人としても有名だったアンデルセンの詩が刻まれています。
肉体は滅びても魂は生き続ける・・と文章は終わっていました。
お墓の前になにやら張り紙が。。誰がこんないたずらをしたのでしょうか?
アンデルセン童話、羊飼いの女の子と煙突掃除のからのシーンらしいです。
よく見ると、噴出しの中に女性が男性に
「Hvad saa nu ? 」 そんでどうすんの??
と冷めた感じで書かれています。
か弱い羊飼いの女のコをなんとか狭い世界から連れ出したくて煙突掃除はやっとこさ女の子を煙突から脱出させるのに成功します。
だけど世界のあまりの広さに怖気ついてしまう羊飼いの女の子。
メソメソと泣き出してしまいます。
といった内容のアンデルセンの有名なお話なのですが、
女性の社会進出の激しい国、デンマーク。
昔のように女性がメソメソしていた時代もあったのでしょうね。
今は‘主婦’というのが死語なくらい、みんな働いています。性格も少しキツメの女性が多い現在のデンマーク。女性の方が男性の手をとってグイグイ引っ張る感じです。
そんな女性社会を少し皮肉っているようなこのチラシ・・
なんか一気にデンマークに戻ってきた~って言う感じです。
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