先日、ビックサイトで開催された東京ブックフェアに行ってきました。
いつもデザインフェスタでお世話になっている会場。
今回は全く雰囲気も異なり、本好きの方がたくさん集まっていました。
このイベントで特に行きたかったのが京極夏彦先生による読書推進セミナー
「世界の半分は書物の中にある」
何と予想をはるかに上回る3700人の応募があったそうです。
先生もちょっとビビッてたかも(笑)
言葉を操る小説家だけあって、言葉も巧妙
先生曰く、小説を書くポイントはどれだけグレーゾーンを多くするか。
そのグレーゾーンをどういう風に解釈するかは読み手しだい
その人だけの物語ができる!自由に読んでください。とお話しされていました。
その他、面白いところ気が付くなーと思ったのが、
人はそれぞれ知っている語彙や言葉がそれぞれ違うから、全員が誤読
違った風に解釈するのが当たり前。
先生がここは笑えるなーと思って書いたところが「泣けましたー」と感想もらったり
その逆もしかりで、だから面白いんだと。
自分が考えてもしなかった価値観をいろいろ教えてもらって、かなり面白いセミナーでした。
先生はしきりに、語彙を増やしなさい!と言ってましたがホント、語彙を知らないと先生の面白かった
講演の楽しさを全然文章で表現できません。歯がゆい。。
やっぱり本をたくさん読んで、語彙をたくさん増やさないとですね!