泥から咲いた蓮の花

現在、リハビリ中なブログです。長い目で見守ってくだせ~

「月末うつ」をなんとかしたいナリ

2007-03-17 13:35:52 | どろな話
私にはおもしろい癖があります。

月末うつ

と自分でそう呼んでいるもので、月の節目、例えば2月が終わって3月になろうとすると、何もしたくない病が発生します。そういうときは、この季節ならば、こたつに入り込んでニンテンドーDSなんかしちゃって、わけのわからない悶々状態になります。好きな読書もしない。かといって、仕事はこなして日常生活は送れているため、さして困っているわけでもありませんが、どうにか、この悶々そわそわ状態をやめて安らぎたいのです。

悲しいとか、むかつくぅとか、そんな気持ちが発生する時は、たいてい、きっかけとなる事柄が判明していますので、その事柄を手がかりにして自分の内面にアクセスすることは、そう難しいことではありません。大切なものが壊れてしまった。大切な人と別れてしまった。ケロロ軍曹を観て楽しむ時間をとらなかったとか、「ああ、思い通りにならぬつらさが、今、自分にはあるんだなぁ」と理解できます。理解された「心」は、徐々に和んでいく方向に動き出すものです。

しかしながら、この月の周期で定期的に巻き起こる悶々そわそわぐったりに対して「なぜ?」「どうして?」と尋ねても、とんとわかりません。セルフカウンセリングを施しても、なかなか答えはみつからず、いろいろと無理矢理に理由をこじつけても、すっきりしません。わかっているのは、ずいぶん前からこの症状はあったこと。それを享楽の刺激で紛らわせていたこと。それは、見て見ぬふりをして隠していたということです。

ということは、これを解決する方法として、かなりの力、時間、財力を注いで享楽の刺激を手に入れようとしてきたことになります。しかし、残念ながら最初の選択が「紛らわせる(見ないふりをする)」というものであれば、問題は問題として存在し続け、結局は解決せずに安らぎには至らないですよねぇ。

自分に刺さった矢に対して、どこから飛んできたのか、誰が射たのか知ろうとするよりも、痛みを紛らわせるために酒を飲んで麻痺させるよりも、お釈迦さまの言う「まず矢を抜け」であります。まあ、享楽の刺激は、一時しのぎにはなるし、いろんな遊びをおぼえるというお得なこともあります。何事も勉強でありますな。

さて、4年前から路線変更し、カウンセラーの扉を叩き、セラピストをたずね、その手の本を読みあさり、いろんなことを試してきました。おかげさまで、自分の相談業務にも飛躍的な発展と効果がもたらされ、自分事でも怖れによって目を背けることを選択しないですむようになりつつあります。そして、「自分が主人公の人生」を道しるべに物事を考えるようになりました。でも…やっぱりすっきりしないのであります。

あなたは何を信じたいか?

ある人をご縁にアバタープログラムというものを知り、初歩的な教材を手に入れて読んでみました。「私たちが経験することは私たちの意識、つまり自分の持っている信念によって創られていて、その逆ではない」これを証明するテクニックを開発したのが著者ハリー・パルマーで、それに基づいて、現在、世界各地でアバターコースが開かれています。

なぜ?なんで?と問うことは、その場で理由を作りだし、こじつけと言い訳の伝言ゲームを開始することになります。適切な問いは「あなたは何を信じたいか?」なのであって、私は何をどう信じているか、それによって自分、そして自分が体験するもの(環境、ひいては人生)を創り出すというわけです。

そうか…そうだったのか…この月末うつは、ほかでもない私が創っているのかぁぁぁ!

百聞は一見しかず。この悶々そわそわ状態を解決すべく、教材を読んで得る知識としてではなく、このテクニックを実際に学び、自分の隠れた信念を見つけ出して、それを変える体験をしてみたいと思いました。お時間のある方、ぜひご一緒しませんか?

「アバタープログラム・ミニコース」
アバターマスター 鶴島夕子ほか

時間 4月14日(土)午後2時~
場所 新宿常円寺祖師堂ホール(地図
参加費 2,500円(会場費・テキスト代含む)
参加申し込み、問い合わせは、doro@eu.but.jp まで

ヴィパッサナー瞑想 in 静岡

2007-03-17 12:02:57 | どろな話
一昨年の暮れ、東京小石川で営まれた瞑想会に参加した。指導をしてくれたのが藤川チンナワンソ清弘和尚。ネットで和尚の著作「タイでおもろい坊主になってもうた」を購入。読み進めるにつれ、破天荒な人生、生きざま、そしてタイで出家する過程に大いに興味を抱き、和尚に会いにでかけた。


私も18歳で出家。事情は違うが、出家を志す人間の内面に何が起きているかは、たいてい同じだと思う。お釈迦様も各宗宗祖たちも、世をはかなみ出家した一介の僧侶もみな、何をなしたかの違いこそすれ、仏の教えに目を向けていくことは同じ動機があると思う。己の生にまつわる寂しさ、侘びしさ、無常感、欲望…なんとか抜けだそう、克己しようとあがき続けた結果にいたる無力感かもしれない。

藤川和尚の破顔の笑み、関西弁に豊かなウイット。人を笑わせるのが大好きなのだ。その中で、淡々と遠くを眺める見る眼差しと鋭い眼光が折り混ざる。和尚の語りには惹きつけられる。mixiでもつながってもらい、その時から

和尚を招いて瞑想会を開きたい!

と願い、ようやくその願いが実現しようとしている。うれしい限りだ。オモロイ坊主を囲む会に支えられ、全国をめぐってブッダの教えを身をもって語り歩く和尚に少しでも協力ができれば、こんな楽しいことはない。藤川チンナワンソ清弘和尚の人となりは、ご自身のブログをご参照されたし。ご興味ある方はぜひ、ご参加ください。




「ヴィパッサナー瞑想 in 静岡」4月21日(土)

講話と瞑想指導 藤川チンナワンソ清弘和尚
時間 9:30~16:00(9:00受付)
参加費 2,500円(テキスト代500円・昼食代を含む)
※すでにテキストをお持ちの方は、2,000円となります。
場所 静岡県庵原郡富士川町 光栄寺
地図

交通 
●JR東海道線「富士川駅」から徒歩25分 タクシーで3分
●JR東海道新幹線「新富士駅」からタクシーで15分
●東名高速道路富士インターから車で20分
●東名高速富士川バス停から徒歩3分

申し込み・問い合わせは、
〒421-3305
静岡県庵原郡富士川町岩渕1135-1
光栄寺てらこや事務局 0545-81-0344
koeiji_terakoya@yahoo.co.jp