桜木町駅からの声

今日帰宅途中、
桜木町駅方面から再稼働反対の声が聞こえた。


ここ最近、吉村昭の小説を読み、
アメリカに対する当時の感情を、
体験者から聞いたみたいに知った。

戦後すぐアメリカ人に対して
何の屈託も感じず、
体をすりよせ、お金を手にする女性の強さも知り、
(生き延びるのか自決するかの２択だったのかも)

中途半端な立場だった日系人達が語学力を武器に
日本人でもアメリカ人でもないような、
私欲や都合にあわせた傲慢な振る舞いが許される(通訳の脅威)
ことを感じる。

このあいだの『いつかロロサエの森で』にも
乗り込んだ議員達
（トミ子マガジンの人や涙の海江田さん他）
が意図的な通訳により、
ただのピエロに終わった話が載っていた。

何だか色々思うと、
広島、長崎の原爆からずっと、
息を止めて歩いてきたような気がする。
歩く大人たちを見て、歩くように歩いてきた気がする。

いつか、広島・長崎の原爆投下について、
裁判をおこせるんだろうか。

原発が爆発したことがヒステリックに嫌なのは
原爆投下を２度も体験した日本だからだ。