☆Lorosae(太陽が昇る)ブログ☆

ロロサエという言葉は、東ティモールで使われているテトゥン語で、つまりは「日の丸」です。

2012年の大晦日

2012-12-31 22:15:45 | 日記
今年一年は、吉村昭さんの作品を読み始めたり、
ツイッター上で課題図書の提供(笑)があったり、
自分から動いてみようと思った一年になりました。

ロロくんサエちゃんから、東ティモールを知り、
イベントのボランティアに参加しました。

大桟橋で、しらせや、くにさきなど、
日本の自衛隊のイベントを楽しんだ年でもありました。

明日になったからといって
魔法みたいになにもかもが変わるわけではないのだけれど、

それでも、
新しい年、
新しいことが、
新しい好いことが、
新しい楽しいことが、
たくさん、たくさん、起こりますように。

この日記を目にした方すべてに、
良いことがありますように。

良い年をお迎えください。

『虹の翼』 吉村昭

2012-12-29 19:17:58 | 書籍紹介
吉村昭さん読破(できるの?)シリーズ。

虹の翼は、連載中、「茜色の空」というタイトルだったらしい。
装丁されるにあたって、「虹の翼」に変更したそうな。

虹の翼は、明治になりたての日本で「飛行機(飛行器)」を頭に思い描き、造りあげた
二宮忠八さんの生涯が内容です。

明治になりたての、丁髷に対する感覚や、
郵便箱が「便」だからと起きた珍事話、
庶民にまで及ぶ徴兵制への雰囲気など

当時の風俗・感覚もちりばめられています。

玉虫の羽からヒントを得た飛行器。

戦場で、空からの攻撃に目をつけ、
何度も上申するも、
見向きもされない。

病の床で、胸の上に上申書の入った袋を載せるくだりは、
目に浮かぶよう。
大事なものってそうだよね、そういう時、そうだよねと思った。

奥さんが理解し、奥さんがエネルギーになった研究。

そして、彼を差し置いて
軍は「飛行機」に目をつけ研究をはじめていく。
飛行実験中に命をおとしていく仲間達に胸を痛める二宮さんは、
「飛行神社」を建立する。

わりと厚めの本でした。
日清日露戦争をおおまかに読める本でもあります。

大掃除

2012-12-28 19:29:58 | 日記
大掃除をした。

窓を開けて、空気を入れ替えてみたら、
どこかでキムチの水を捨てたらしく
部屋中キムチの臭い。

悪臭を嗅ぎながら寝ると悪夢を見るという
謎の研究を思い出した。

本の不思議

2012-12-27 23:10:57 | 日記
本は、読んだ内容もさることながら、
読んでいた時の状況

たとえば電車、たとえば深夜、
たとえば通勤時、たとえば悲しい時期

そういう空気感も、
本に残って、
読み返すと、
懐かしくなったりする。

世界の時間