俺的RIOT

日常の愚痴やらサッカー観戦の感想やら。

7年越し

2023年03月29日 | ザスパクサツ群馬(2023年)
2023年 J2 第6節
ザスパクサツ群馬 3ー1 清水エスパルス【IAI日本平】
【得点】25 畑尾・32 佐藤・53 長倉(群馬) 29 ディサロ(清水)
【交代】HT 武→平松 56 川上エドオジョン→山中 66 風間→内田 89 長倉→城和 89 天笠→高橋





国際Aマッチに伴う影響で週末では無く平日開催となった清水戦。
思い出すのは清水と公式戦初対戦となった2016年5月28日。この日と同じ日本平に乗り込んだザスパは前後半にそれぞれ4失点して0-8のクラブワーストの大敗。同年のホーム戦はスコアを半分になったがそれでも0-4の惨敗。
あれから7年。実に7年越しのリベンジ。こういう試合を目の当たりに出来て本当に嬉しい。

前節の仙台戦からスタメンは2人変更。
清水からの期限付き移籍のため出場不可の川本選手の位置に川上エドオ選手、ボランチの一角に風間選手がそれぞれ今季初スタメン。
リザーブには山中選手が戻り、高橋選手が初帯同。タイプの異なる左サイドの選手を控えに入れてるなぁ・・・と言うのが最初の印象。
清水は週末のルヴァンカップをフルターンオーバー。リーグ戦からの変更は無し。

戦い方を見る限りボールを持たれるのは想定内。
サイドバックを高い位置に張らせて中盤ワイドの選手が中にポジションを取る相手に対してはしっかり中央でブロックを組むことで打開を防いで、外からのクロスには制限をかけつつ人をかけた中で弾き返す。
クロスが入っても弾き返す畑尾選手の働きは圧巻。相手選手よりも高く、相手選手よりも前に入ってスタッツが記録したクリア数は実に10。これはすごい。
その高さは攻撃でも。この試合最初の大きなチャンスのセットプレーからファーサイドに流れながらヘッドを合わせて先制点を記録。

清水相手に先制する理想の展開。も、ポジトラ時のパスミスから一気に裏返ってしまい山原のシュートをGK櫛引選手が弾くもディサロに当たる形になり同点に・・・。北九州時代の天敵ディサロがここでも
中央で窒息させたいのにディサロが色んなところでボールを引き出してきて、清水の攻撃陣の中で最も厄介だった存在かな。

このままズルズル清水の圧力に・・・がよぎるが、3分後に再び歓喜。
安定したビルドアップを見せていた左サイド。中塩選手が下りてきた長倉選手へパスを付けると川上選手を見せながらターンして一気にドリブルで進入。2人を剥がして中央へ折り返すとファーサイドで佐藤選手が合わせて勝ち越し
移籍後初ゴールは後ろから見ていてすごく綺麗な形だったなぁ。

前半リードで折り返すと後半開始から平松選手を投入。
武選手も失点のきっかけになるパスミスもあったが、中3日で迎える次節を見据えての交代かなぁ。

後半開始から清水が猛攻。紙一重のパス交換やゴール前にボールが入る回数が増えた。
が、追加点もザスパ。後半最初の攻撃に転じた場面で右から佐藤選手が余裕を持って上げるとファーサイドで待っていた長倉選手の折り返し?が岸本の腕に当たってゴール方向へ。記録は長倉選手のゴール。これが今季初ゴール。これまでチャンスはあったが決まらなかったが1つ生まれたのは大きい。
3点目が入るまでは清水の勢いがあったし、そこからこの状況に持って行ったのは素晴らしい。

お互いに交代枠を使いながら打開を図る清水とさせないザスパ。
左サイドに推進力ある山中選手。ボランチに内田選手を投入。
初コンビになった風間・天笠選手の組み合わせ。天笠選手のボールへのアタック能力の高さを改めて実感。完全に細貝選手の後継者。風間選手は左サイドに顔を出してビルドアップ面での貢献も高かった。
最後は城和選手を最終ラインに投入し、高橋選手をボランチへ入れての5-4-1で逃げ切りモードへ。

ここまで5試合連続ドローの清水。
終盤に追い付いての試合もあるので可能なら2点差のまま時間を進めたかったのが本音。最後までスコアを動かせずに逃げ切りのプランを完遂。
終了後の笛と同時に倒れ込む選手たち。その姿に胸を打たれた。
響き渡るブーイング。結果が出てないこともあるし、ザスパなら勝てるだろうと思っていた人も多かったんじゃ無いかなぁ。少なくともスタジアムにシャトルバスで聞こえてくる会話は俺にとってはキツかったもの

中を固めてからの上がってくるサイドバックの裏へのカウンター(前進)と左サイドを中心としたビルドアップ。これが清水対策としてはまった。
今までの試合で見せていた右サイド深い位置からのアタックは少なかったが、この日の役割はまた違う形で守備面での貢献が主だったかな。
対策としての変化はあったが、ベースの部分は変わらず。非常に良いもの(試合)を見た。

全員が頑張ったのは間違いない。中でも得点に絡んだ前線の佐藤・長倉選手は出色の出来だった。
特に長倉選手は本格的に他クラブに見つかっちゃうよ・・・と思ってしまったり。
そして古巣対戦の櫛引選手も前後半に1本ずつファインセーブ。この試合最初のキックが素晴らしい低弾道のキックでそれでノった感あったよね。

週末には同じく平日に磐田でナイトゲームを戦った栃木との北関東ダービーへ。
勝ち点3で順位が詰まっているので今の順位があてにはならないが、順位が関係無い試合でもある。
昨年は劇的なPKで引き分けに持ち込んだアウェーゲーム。場所は初めでのカンセキになるが、良い雰囲気で迎えてあげたい。

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