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2023シーズン振り返り

2023年12月20日 | ザスパクサツ群馬(2023年)
全体としての振り返りをしないまま12月末も差し迫ろうとしている。
ようやく筆をとった次第です。

※基本的にこのブログでは敬意を込めて〇〇選手としていますが、ここでは苗字で。

【全体】
2023年シーズンは14勝13敗15分で勝ち点57の11位。
クラブとしての目標が勝ち点50で16位以上だったのでそこをクリアしたのは素晴らしい。
22クラブ体制になってからは最上位となる順位でギリギリではあるがトップハーフ。昨年までの終盤まで残留を争うシーズンとは違った1年を送れたかなと。

シーズン中にシーズンを棒に振るような負傷者が出なかったのと、負傷者の穴を十分すぎる程に埋めた選手と回ってきたチャンスでブレイクしきれなかった選手とそこは攻守で極端な差になったのもまた事実かと。
夏場に長倉が新潟へ移籍。シーズン中の個人昇格は喜ばしいところではあるケド、移籍した穴は大きかった。それでもその穴を大きくせずに決壊しなかった点は評価すべきだと思う。
11試合負けなしって時期もあったしね。2試合連続での雷雨延期が少しリズムを変えてしまったようにも思える(結果的に)

【攻撃】
総得点44は22クラブ中16位。今年も得点力には課題を感じるシーズンではあった。
基本の4-4-2から昨年同様に攻撃時は後ろを3人にする3-4-2-1へ可変。
昨年定まらなかった左SBに新加入の中塩がピッタリはまった。左利きなので持ち出しもスムーズ。足下の技術が高いのでプレスをかける相手でも自信をもってボールを動かせる(際どいコースへ出すので見ていて怖くなるくらい)。シーズン途中から固定された風間・天笠のボランチが逆足位置を取るので、ボールを受けてもやり直しが出来るため必然的に3バックの左右にはボールが集まる。
狭いエリアでもボールを動かしてプレスを往なすのが攻撃の第一歩だった。

そして今年は右サイドの立ち位置も変化。
サイドバックが内側のレーンでボランチ気味に立って大外にはハーフの選手が立つのが基本。
キック精度の高い佐藤がプレスかかりにくい位置に入ったのと、組み立て(岡本)とドリブル(川上エド)で推進力を出すことで右サイドを構築。強いて言えば高い位置まで運ぶことが多くて、高い位置で受ける回数が少ない(孤立気味)だったのが気になった。左偏重の弊害でもあるんだケド。

その左サイド。
サイドバックの中塩が上がらないためハーフには一人で運べる力が求められた。川本・山中・そして期限付きで加入した杉本のように個で仕掛けて推進力を出す選手が起用され、その前に長倉が立ちボールを引き出す・受ける動きで左サイドを崩すのが夏場までの攻撃の形。守備で苦しくても長倉が攻撃のスタートで何とかしてくれたからね。
長倉の移籍で空いた左FWで多く起用されたのは平松。この起用には賛否あると思う。個人の意見は後で書く予定の個人評で書きます。
最前線で起用されるようになったのは川本。チャンスの回数が作れなくなった分、個で打開を図る選手が前に置かれるようになったのは必然かな。

得点力が課題と言っても無得点試合が何試合も続くわけじゃなくコンスタントに得点は奪えていたんだよね。
流れの中からの得点が少ないと言われてもね…セットプレー絡みの得点が0.5点になるわけじゃないですから。そのセットプレーを得るまでのプロセスも見ないとね。言っても、セットプレーで得点が取れるのは大きいから。

【守備】
失点44は4位タイの優秀なスコア。昨年が57だったので大きく改善された。
フルタイム出場のGK櫛引の貢献度は大きいですが、守備時のブロックの作り方が今年は見事。
とにかく中央を動かさない。サイドを崩されても中でやられなければいいよを徹底。全てのエリアを守るのは不可能なのでそこはトレードオフ。
後ろの負担を減らすために前線の選手も献身的に守備に走ったし、前線の選手が早めに交代するのはそこの強度の担保を最優先しているから。後ろや画面で見ていても守備に出るタイミングが遅れてきたと感じた選手は下がってるもんね。

最終ラインは中盤までは畑尾、中盤以降は城和が存在感を発揮。脇の2人(酒井・中塩)も非常に良かった。

ボランチでは開幕戦で中田がJデビューで起用されるサプライズ。次の試合からは同じ位置に天笠が起用されてそのままシーズンを完走。今年1番伸びた選手は天笠だと思う。昨年はサイドで起用されて左足でのクロスを求められていたが、運動量をベースにしたアグレッシブなプレーを見せていたしね。
結果として同じように刈り取るプレーが多かったキャプテンの細貝の出番が減少。岩上も今季は起用されることなく期限付きでのリリース。昨年終盤でフル回転していたボランチ2人も今年は厳しいシーズンになった。
攻撃面では風間。今年は2本の直接FKを沈めたし、組み立ての安定感は流石でした。

出場停止の巡り合わせを受けてボランチ起用された高橋も活躍。その後の負傷でシーズンを終えてしまったのが残念。

【クラブ】
今年はホーム栃木戦での1万人プロジェクト達成もあり、動員数は前年比増。
毎試合で新しいグッズやガチャを出していて工夫を凝らしたシーズン。
ただ、観客が多い試合の対応は課題。こればかりは経験がね・・・個人的にはこの経験を積ませるだけの協力をしないとなぁ。

近々、個人評価も書きます。

でわでわ
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