繰り返す歴史

２０２３年　Ｊ２　第４０節
ザスパクサツ群馬　１ー２　モンテディオ山形【NDソフトスタジアム山形】
【得点】49 岡本(群馬)　49 イサカゼイン・90+1 高橋(山形)
【交代】58 杉本→北川　70 佐藤→山中　70 平松→髙木　81 川本→内田　81 岡本→菊地



アウェー3連戦の最後は勝ち点差1で追う山形との一戦。
後半ATに決勝点を失っての敗戦。
そうだった･･･山形には終了間際から後半ATにやられる率が非常に高いんだった
何年も繰り返してきた悪夢。1年置いて今年も繰り返してしまった･･･。

お互いに勝利した前節からスタメンに変更は無し。
ホームでは早い段階に先制してその後はボールを握られて何度もセットプレーを与えながらも守り切って勝利。
この試合も同様にボールを握るのは山形ではあったが、しっかりと守備をセットしてスライドの徹底で対抗。
それは90分を通して出来ていたとは思う。

後半にセットプレーの流れからイサカにミドルを打たれる。
寄せにも出ていたがシュートが味方に当たってコースと軌道が変わってゴールへ･･･。
すべきことはした結果のアンラッキーなのでこれは致し方ない。

追う展開で少しずつ前への圧力を出していき迎えた69分。
CKのクリアボールを拾った岡本選手が外に逃げながら左足でのコースを作り放ったシュートはこちらもDFに当たってコースが変わってゴールへ
岡本選手の2試合連続ゴールで同点に。このきっかけになったCKも左サイドでのパス交換の流れで右サイドの岡本選手が顔を出しライン際で粘りを見せて生まれた得点。非常に良いプレーだった。

山形もザスパも前線を総入れ替え。
最後の交代に伴ってザスパは中盤を逆三角形にした4-3-3へ。
お互いの良さを出した90分間。しかし悲劇はこの後に･･･。

後方からのフィードが雨で濡れたピッチで伸びて立ち位置が入れ替わる。
エリア内でディレイさせるも押し上げてきた山形の選手への対応は間に合わずに失点。
そこから残りの5分間で同点を狙うが時間だけが進み、前線に人をかけてのラストプレー。フリーではあったがボールを上げずに後ろに下げて試合終了。何も得点の可能性が起きないプレーで終わったのだけは不満ですね

他会場の結果もあって勝利は欲しい試合だったがそれは山形も同じ。
最後にスコアを分けたのは何だったのか。いろいろとありそうで、その中には運もありそうで。
非常に悔しい負け方だった。これを次のホーム最終戦で晴らして欲しい。
相手は絶好調の千葉。プレーオフのためにはお互いに勝つしかない状況下でどんな試合になるだろう。


でわでわ