降格決定

２０２４年　Ｊ２　第３３節
ザスパ群馬　２ー３　ロアッソ熊本
【得点】29 平松・62 樺山(群馬)　33 古長谷・43 古長谷・90+2 岩下(熊本)
【交代】60 風間→天笠　60 平松→河田　79 樺山→北川　90+2 川上→田頭





昨日の夜に開催された大分ー藤枝の試合で大分が勝利したためザスパの17位以上の可能性が消えて降格が決定。
降格が決まった状況での試合となったが、信じられない展開で敗戦。
熊本の良さは出てた試合だったが、失点シーンはどれも「それが入っちゃうんだ･･･」と思ってしまうもの。
寄せも甘いのは確かではあるが、それ決められちゃう？？ってやつばかり。後半ATの決勝ゴールなんて最たるもの。
遠い位置からのクロスがそのままゴールへ。中央で熊本の選手が競っているわけでも無いのでブラインドが生まれたわけでも無く、コースが良かったとは言えだ。
仮に昨日の大分の結果如何で勝たなきゃいけない状況だとしたらこの展開だと堪えるで済まないレベルよね。

悲しいかな今季ホームで2得点したのもリーグ戦では今日が初めて。
先制しても前半の内に逆転までされる厳しい展開も後半に追い付き悪くない雰囲気ではあったんだが。
2-2で終わっていればまた少し違った印象だったかも。
それ故にあんな形での負けはキツいのよ。

第2節での対戦では後半ATに同点ゴールを奪って勝ち点1を拾った試合だったが、ホームではその逆を浴びる。
細かな部分では反則を取らない割には･･･っていう判定基準の中でも不可解な判定もあったり。
特に後半は何で？と思う場面が多々。
そういう巡り合わせ含めての流れの悪さが今季はずっとある。

熊本は大木さんの足下の技術でつなぐサッカーなのでこの試合でも650本を越えるパス成功。
リードを許す展開だったのとある程度は引き込む守備戦術なのでこの数字にもなるか。
パスだけでなくその後のムーブで簡単にサイドを剥がされた。深い位置でも中に人をかけないので簡単なクロスよりもポケットへ人を侵入させてから･･･って攻撃主体。だからクロス対応に人をかける必要が無かった。
ボールを置く(止める)技術が高いので寄せに出ても簡単に捌いて回避されるし、時間も作ることができる。逆にその技術が劣る分、寄せで距離を詰められて負けるってシーンも多かった。マンツーマン気味に出てくる守備＋システムのマッチアップがあって局面で混戦になってたもんね。
力よりも技術で球際を制されたって言うのがしっくりくる。


試合後に監督は選手と一緒に来なかった。
今までは来ていただけに何でだろう。

そして試合前に社長がバス到着後に挨拶。
クラブとしての声明は昨日リリース済みなので、謝罪と今後の想いを発信。
相変わらず遠くから偉そうな態度を取る一部のサポーターもいる。声を聞く限りいつもコアゾーンから離れたところから選手に文句言ってる人でしょう。いつも雰囲気悪くしてる自覚無いと思うので仕方ない。そういう人なんだ。
社長も言質を取られないように言葉を選んでる感はいつもある。そうなると抽象的な言い方やメッセージになるのも当然で。
個人的には責任を取る形での退任は不要だと思うケドなぁ。過去の社長人事で火中の栗を拾ってきた人だけに惜しいような気もする。立て続けに新しく来る社長が短命に終わってる時もあったからね。

あと5試合。
来シーズンに向けて。意地を見せてくれると信じてる。


でわでわ