俺的RIOT

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ポジション別総括 MF編

2023年01月08日 | ザスパクサツ群馬(2022年)
やっとのMF編。
2022年の中盤構成はダブルボランチとサイドハーフの4人。これは守備ブロック形成時であって、攻撃時にはサードハーフが可変。
左はそのままサイドに張って大外レーンに入るが、右は内側に絞ってハーフレーンでのポジショニングがメイン。
左はオーソドックスなポジショニングを取りながら単独での突破と細かな連携でスペースに飛び出す動きが求められたし、右は内に入るのでどれだけ効果的な位置でボールを捌けるかが求められた。右サイドでの戦術で適応できる選手に悩み続けたシーズンだと個人的には思う。

6 内田[リーグ戦 13試合1得点/天皇杯 0試合](→内田達也 選手 契約更新のお知らせ – ザスパクサツ群馬)
昨年は全試合で起用・登録されるなど加入してから2年間では主力として本職のボランチの他、センターバックやサイドで出場を重ねていたが2度の怪我の影響で13試合出場に留まった。
怪我明けで初起用となった水戸戦では奪ってからのカウンターで決勝点をマーク。その後も中盤のフィルター役として細貝選手が不在だった期間でポジショニングの良さで支えていたが山口戦後半ATの負傷で長期離脱・・・。チーム全体の台所事情が厳しい時に安定したプレーができる選手の不在は厳しかったですね。
※4年目も契約更新。まずは大怪我からの復帰からですね。3人の指揮官に起用されるのはそれだけ信頼があるから。

7 加藤[リーグ戦 36試合2得点/天皇杯 0試合](→加藤潤也 選手 ツエーゲン金沢へ完全移籍のお知らせ – ザスパクサツ群馬)
今年は左のハーフからトップの位置へコンバート。左シャドーとしてボールの引き出す役割が多くなり、かつて大前がやっていた仕事をするようになった。組み立ての中での貢献度は非常に高いが奪った得点は2つのみ。2節の金沢戦のビッグチャンスなど決める場面で珍しく仕留めきれないシーンも多かったかなぁ。攻撃の核としてプレーをしたシーズンであり、守備力の高さと戦術理解を考えると一時的に起用されていた右サイドでもう少し見たかったと個人的には思う。
※オフに小島選手と共に金沢へ完全移籍。この流出は非常に痛い・・・これも久藤コーチの影響もあるような気がしてならない。J3時代に同じカテゴリーの鳥取から引き抜きをしているので、同じカテゴリークラブへの移籍をどうこう言える立場では無いかなと。

8 岩上[リーグ戦 36試合3得点/天皇杯 2試合](→岩上祐三 選手 契約更新のお知らせ – ザスパクサツ群馬)
開幕からボランチの定位置を掴み10節琉球戦のボレーや16節岡山戦の直接CKなど2度の決勝点を含むチーム単独2位の3得点。今年も好守にハードワークした印象もあるが、最も印象的だったのは古巣対戦だった12節の大宮戦。
開始早々にPKを決めて今季初ゴールも前半2度目のPKを止められてチームは後半の3失点で逆転負け。試合後の責任から来る涙やコメントがね・・・そこまで責任を負う姿は見ていてつらい物があった。
※今回も始動日直前に契約更新。もう慣れましたよねまた来年も戦えるのを嬉しく思います。

10 田中[リーグ戦 27試合1得点/天皇杯 3試合1得点](→田中稔也 選手 レノファ山口FCへ完全移籍のお知らせ – ザスパクサツ群馬)
背番号10として迎えたシーズン。右ハーフの1番手として開幕から出場を重ねるもなかなか得点が生まれず(幻のゴールはありましたが・・・)25節金沢戦の途中交代からメンバー帯同からも外れ、復帰したのがコロナ集団陽性が発覚した直後の35節東京V戦。
この試合では右サイドからの仕掛けで得点のきっかけになり、37節の秋田戦で初ゴールとなる決勝点を記録。ただ、その後も期待に応えたプレーとは言えず・・・。守備面での貢献やドリブルを仕掛けられる状況では良いプレーを見せるが、ポゼッション時の立ち位置がシーズンを通して改善されず。そりゃ下げるよな・・・って交代も多かったしね。決定的にスタイルの擦り合せが出来なかったように思える。
※山口へ完全移籍。コメントを読む限りクラブから満了通告があったんじゃないかと思う。その結果の移籍なら求められたクラブでやるべきだとも思うし。地元出身だから・・・で補正がかかったとしても満了の可能性を俺個人としても考えたくらい戦術との相性の悪さを感じたのも事実ですね。

14 白石[リーグ戦 10試合0得点/天皇杯 2試合](→白石智之 選手 契約更新のお知らせ – ザスパクサツ群馬)
こちらも背番号を14に変更も加入後最少の試合数に終わってしまった。唯一スタメン起用された試合でも人違いによる退場になったりと散々
起用されるならサイドでドリブルが出来る位置。スペースがあれば積極的なドリブルとスピードで沸かせてくれるんだケド、課題はやはり守備かな。あまりにも単騎追いで怖すぎる。それ故にリザーブスタートになってるんだろうケド、もう少し守備が良くなれば起用時間も増える気がする。
ドリブルは目を見張る物もあるのでもっと見たい選手ではある。
※4年目も契約更新。起用が見込まれるポジションでコレ!と言った選手も不在なので、スーパーサブ含めて起用が多くなると面白い。

15 風間[リーグ戦 30試合0得点/天皇杯 1試合](→風間宏希 選手 契約更新のお知らせ – ザスパクサツ群馬)
2018年以来に復帰して30試合に出場。連戦の苦しい時期にボランチとして試合に出続けてくれて頭が下がる。休ませたい状況でも台所事情もあって外せない中だったしね。
32節仙台ではPKを止められるなどシーズンを通しては無得点も9節岩手戦や39節大宮戦のアシストなどここぞで活躍。ボランチの中でも攻撃面で良さがあるし、右のハーフで長く見てみたい選手でもありますね。
※契約更新。前回在籍時は1年で去ってしまったので継続して居てもらえるのがどれだけ心強いか。

16 久保田[リーグ戦 6試合0得点/天皇杯 1試合](→久保田和音 選手 FC岐阜へ期限付き移籍のお知らせ – ザスパクサツ群馬)
昨年はボランチにサイドハーフにサイドバックにと重宝されて33試合に出場も今季は6試合に激減。
出場した試合ではボランチのみ。天皇杯の浦和戦を見ていても技術はあるし上手い選手ではある。ただ、ボランチには強度を優先している中では分が悪かったと思う(後述する中山選手も同様)。試合展開もあるが連戦中の終盤でも起用されないのは厳しいよね。攻撃よりも守備を優先される状況下ではポジションが限られるので。
※FC岐阜へ期限付き移籍。岐阜にはテクニックのある選手が多いので吸収できる部分も多いと思う。監督が代わったのでどういう志向になるのかは分からない。

17 山中[リーグ戦 29試合0得点/天皇杯 0試合](→山中惇希 選手 契約更新のお知らせ – ザスパクサツ群馬)
過去2年でのリーグ戦出場は期限付き移籍先の長野での1試合5分のみだったが、ユース時代の恩師の元で一気に開花。
4節の終盤にザスパデビューすると5節の千葉戦では左サイドバックで初スタメン。スペースへの抜け出しからのテクニカルなクロスで決勝点をアシスト。守備で狙われる苦い経験を味わいながらも充実したシーズンだったんじゃないかな。攻撃時は3バックの左で攻撃参加も自重気味だが、時折起用された1つ前のポジションではドリブルで魅せる場面も多かったのでハーフとしての起用も見てみたい選手ではある。
正直、シーズンの中で最も予想を超えた選手です
※契約更新して所謂ホームグロウン選手の対象に。契約枠維持のためでは無く戦力として残ったんだと見せつけたシーズンだった。

27 奥村[リーグ戦 27試合2得点/天皇杯 3試合](→奥村晃司 選手 契約更新のお知らせ – ザスパクサツ群馬)
2年目の今季は初ゴールを含む2得点。特に13節の横浜FC戦で見せたミドルはお見事!
ボランチや右サイドでプレー。攻撃的なボランチとして上手さもある選手なのでやはり守備面ですよね。ハーフでスタートしてもトップと代わる試合もあったくらい課題はここ。いっそのこと左シャドーで起用しても面白いような・・・本音としては中盤で見たいのは確か。
プレーを見てもそれくらい伸びしろと期待しか無い選手だと思うので。
※3年目も契約更新。デビュー→初ゴールと来たので次はレギュラー(格)を期待したいですね。

33 細貝[リーグ戦 20試合1得点/天皇杯 0試合](→細貝萌 選手 契約更新のお知らせ – ザスパクサツ群馬)
昨年は電撃加入で終盤の残留に貢献。今年は開幕からキャプテンとして在籍するも3節の仙台戦で負傷交代。診断結果からもシーズン終盤に間に合うかどうか・・・ってところから、驚異的な復活で7月10日の26節町田戦で途中出場して復帰すると次の試合からはスタメンで最終節までほぼフルタイム出場。
北関東ダービーの栃木戦では後半ラストプレーでのPKをしっかりと決めて加入後初ゴール大きな勝ち点1だった。
ピッチ上の存在感は大きかったし、全方位からの信頼を得ているキャプテンって感じ。それだけに越えなきゃいけない存在でもあるのも事実。
※クラブにとって(主に資金的な部分で)残せるかどうかって選手だったが無事に契約更新。ピッチ上で圧倒的な存在感見せてほしいですね。

38 天笠[リーグ戦 25試合1得点/天皇杯 2試合](→天笠泰輝 選手 契約更新のお知らせ – ザスパクサツ群馬)
山中選手同様に試合数を一気に増やした選手。ボランチではなく左サイドでの起用がメイン。持ち味は左足からのクロス。仕掛ける選手が多い中でボールを繋ぎながらクロスを入れられるのは唯一。7節の長崎戦ではセットプレーからのヘッドで初ゴールも記録
どのポジションや役割で起用されるかってところ。左利きのボランチとしても面白いとは思うケド。
※契約更新して3年目のシーズンへ。町田に高校時代の恩師が監督になったり、サッカーライターが面白い選手として隣のクラブの番記者に言って怖かったよね

41 中山[リーグ戦 3試合0得点/天皇杯 2試合](→)
昨年はレギュラー格としてプレーも今年は3試合23分のプレータイムに。開幕2試合では残り数分で左シャドーの位置でプレーし、14節の甲府戦に出ただけ。上記の久保田選手と同じく上手いケド、強度面かなぁ・・・。好守のリンクマンとして活きるタイプなので、起用するなら1つポジションを上げるしか無かったのかな。
個人的には好きな選手だったので出番少なくて残念だった。
※JFLのクリアソン新宿へ移籍。元Jリーガーも多く在籍するクラブ。熊本で一緒だった北嶋コーチも呼んだのでその縁もあったのかな。

49 田部井[リーグ戦 0試合/天皇杯 1試合](→田部井悠 選手 契約更新のお知らせ – ザスパクサツ群馬)
前橋育英全国優勝メンバーとして早稲田大から加入したルーキーシーズンは公式戦1試合の出場のみ。リーグ戦ではリザーブに1試合入ったが出番も無かった。
広島との天皇杯でもサイドハーフ起用と最後はスクランブルでサイドバック気味の立ち位置に。1年目で壁を感じて次はそれを越える番。
※契約更新して2年目へ。2年目シーズン前に期限付きで他クラブに出すケースもあるので期待の表れでしょうか。

【期限付き移籍】
20 中田(→ティアモ枚方・中田湧大 選手 FCティアモ枚方への育成型期限付き移籍より復帰のお知らせ – ザスパクサツ群馬)
高卒2年目シーズンは地元になるJFLの枚方へ期限付き移籍。6試合の出場。
レベルもあるので数字だけでは判断が難しいですよね。阿部選手はそのまま完全移籍になったが、その辺は契約年数やホームグロウンの問題もあるんだろうなぁ。
※23年シーズンはザスパに復帰。1つの判断基準となる3年目なのでどれだけ試合に絡めるかが重要になりますね。

残るはFW編。

でわでわ
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