俺的RIOT

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ポジション別総括 DF編

2023年01月03日 | ザスパクサツ群馬(2022年)
今回はDF編。

あくまでも登録上なので実際には前目で起用された選手も含まれます。
今シーズンの失点数は57。これは下から6番目。
開幕5試合で1失点と安定した守備を見せた序盤など前半戦は24失点で上から9番目の良さだったが、後半戦特にラスト5試合で14失点。山口と熊本戦での大量失点が響いた形であるケドね。

DFラインを深く取って自陣のスペースを埋める守備がベース。
追い込み方としては外。そこからクロスが入った時の対応がカギになるが、中で上手く合わされての失点も多かった。こればかりはね。意図的に大外を狙われてる場面もあったしね。
後ろ3人+サイドで引く場面も。これは守備固めに限らず普通の交代策の中で後ろの形を変えることもあった。攻撃時が後ろ3人にして残るので、それをそのまま守備でもしましょうって形。
かなり後ろに重たい状態が続いたケド、今季は少しでも前で守備が出来るようになれば良いですが。

2 城和[リーグ戦 37試合1得点/天皇杯 2試合](→城和隼颯 選手 契約更新のお知らせ – ザスパクサツ群馬)
ルーキーだった昨年は序盤に6試合に出場も大怪我で離脱。今年は開幕スタメンで起用されるなどレギュラーでシーズンを終えた。高さや強さは通用するのが分かったと思うし、課題も見つかった年だと思う。
特にビルドアップ。右のセンターバックで起用されることが多かったので脇のサイドバックが高い位置に出てしまう。必然的に相手のプレスで狙われたり、ボールを誘導されるところではあった。高めの位置で受けて斜めにボールを入れたり攻撃にも参加する回数が増えると面白い。
※年齢的にも他のクラブに移籍する可能性があると思ったケド、契約更新。これはありがたかったなぁ

3 畑尾[リーグ戦 37試合2得点/天皇杯 0試合](→畑尾大翔 選手 契約更新のお知らせ – ザスパクサツ群馬)
今年も不動のレギュラーとして安定感ある守備と気迫で守備を支えてくれました。
ハイライトは39節の大宮戦。勝ち点差的にもシーズンを通しての大一番となる古巣戦でヘッドを叩き込み、頭部を負傷しながらも最後まで身体を張って勝利に貢献。この時の活躍で残留がある。残留を決めた岩手戦でもアシストに得点に・・・終盤は特に救われました。
ピッチ外の活動も積極的でした。今季も残ってくれるかなぁ。
※ディフェンスリーダーも契約更新。危機感と覚悟を持って一緒に戦おう。

4 川上[リーグ戦 21試合0得点/天皇杯 2試合](→川上優樹 選手 契約更新のお知らせ – ザスパクサツ群馬)
3年目の今年は本職のセンターバックの他に右サイドでもプレー。右サイドで起用された時に可変で後ろに残ると思ったがそのまま前目に入ったのはビックリした。高さがあるので逆サイドからのクロスを大外で合わせる形は面白い。でも、足下も上手いので後方から組み立て役が合ってる気もする。
チーム内でコロナ陽性判定者が続々と出た時にはセンターバックで4試合連続でフル出場。緊急時に助けてもらいました。
※年末に契約更新。ポリバレントとして生きるのか本職勝負なのか楽しみ。

5 藤井[リーグ戦 5試合0得点/天皇杯 2試合](→藤井悠太 選手 契約満了のお知らせ – ザスパクサツ群馬)
今年はなかなか出場機会が無く公式戦初出場は6月の天皇杯1回戦。直後のリーグ戦でも畑尾選手の負傷に伴い途中出場するも2試合で再びメンバーを外れる時期が続いたケド、コロナ禍の中での37節の秋田戦でスタメン起用されると身体を張った守備で完封勝利に貢献。
最終ラインではどこでも対応できる便利さもある一方で怪我が多いのも気がかり。年齢的にも編成がどういう判断をするかですね。
※シーズン始動を前に契約満了。移籍先が見つからなかったってことか・・・出た試合では悪くなかったので本当にコンディションだけ・・・。

19 岡本[リーグ戦 17試合0得点/天皇杯 3試合](→岡本一真 選手 契約更新のお知らせ – ザスパクサツ群馬)
唯一の高卒ルーキーだったが夏以降に右サイドのレギュラーを獲得。特筆すべきは対人守備。サイドバックとして守備の安定感は抜群。
右サイドなので攻撃時には1つ前に上がるが、前橋育英出身らしく足下も安定。最終戦では右からのカットインから放ったシュートはポスト直撃。長倉選手との関係性はすごく良かった。高校時代は左サイドでもやっていたので左でも見てみたい選手(その場合はワイドになるのかな)
間違いなく他から注目される活躍はした。後は契約だ
※チーム最後に契約更改。サイドバックの玉突きに巻き込まれ無くて良かったと思う一方でこのまま成長したら間違いなく狙われる選手になるよなぁ・・・。

22 高橋[リーグ戦 4試合0得点/天皇杯 3試合](→高橋勇利也 選手 契約更新のお知らせ – ザスパクサツ群馬)
今年は公式戦7試合に出場に留まったが全てがスタメン起用。1試合のHT交代を除けば6試合がフル出場。
ポジションは左サイドバックなので攻撃時には後ろに残る形。左利きなのでこの位置に置きたいのは理解できるが、サイドバックとしては使われるタイプだったので起用するなら1つ前の方が合っていた気がする。
夏に同じタイプかつ攻撃面で上回る高木友選手の加入で起用される場所が限定された感じは否めず。ただ、見た試合では決して悪いとは思わなかったので本当にタイミングなのかなぁ。
※契約継続。サイドバックには新卒の新加入選手もいるし正念場ですね。

24 光永[リーグ戦 4試合0得点/天皇杯 1試合](→光永祐也 選手 契約満了のお知らせ – ザスパクサツ群馬)
J3だった2019年以来の開幕スタメンに抜擢。正直、開幕戦スタメンで一番驚いた
守備よりも攻撃。足下の崩しよりも縦連携からスペースに入ってのクロスが持ち味の選手なので攻撃時に後ろに残るのにも驚いたケド。左サイドは後方からの追い越しも状況によっては見せていた。意図的に左のハーフを後ろに落とす守備のやり方の中でセンターバック的な役割を求められ、競り合いは無難にこなすもやはり対人のところ。
4節のヴェルディ戦の失点が転機だったよね・・・直後に交代となってその後は出番が無いまま夏に期限付き移籍。J3時代に重宝された布さんのところへ。かつて在籍したクラブ含めて起用(好み)が別れる選手だったのは間違いないね。
※ザスパからも移籍先だったVONDS市原からも契約満了。トライアウトに参加していたがクラブが見つかると良いなぁ。

25 小島[リーグ戦 42試合2得点/天皇杯 0試合](→小島雅也 選手 ツエーゲン金沢へ完全移籍のお知らせ – ザスパクサツ群馬)
今シーズン唯一の全試合出場。途中までは右サイドバックとして、右サイドに岡本選手が出て来てからは左サイドバックとして起用されるなど重宝された選手。
同じサイドバックとは言え、左右で役割が異なるので難しい部分はあったしボールの動かし方の点で左サイドでは左利きの選手と早い段階で交代してしまうのは勿体なさと仕方なさを感じてしまった。ピッチ上に残す選手の優先順位の難しさ。
※3年間でリーグ戦93試合に出場。能力も評価も高いので移籍もあるとは思っていたが、同じカテゴリーかつ古巣となる金沢へ完全移籍放出された時と監督は同じなのでザスパでの3年間で評価を高めたってことだよね。後は久藤コーチの存在。後述の加藤選手含めてコーチの存在は少なからずある気がする。

32 渡辺[リーグ戦 9試合0得点/天皇杯 1試合](→渡辺広大 選手 移籍先決定のお知らせ – ザスパクサツ群馬)
かつてのキャプテンも今期の役割はクローザー。スタメン起用されたのは2試合のみ。別記事で貢献度について書いているのでね。
役割が限定されるベテランを残すだけのクラブ体力は無い。練習やピッチ外での影響はすごくある選手だとは過去の行動からも分かるケド、クラブ判断も理解できる苦しさ。
新天地で長くプレーして欲しいと願うばかりです。
※恩師布さんと再びタッグ。見る機会があれば行きたい。

42 高木友[リーグ戦 12試合1得点/天皇杯 0試合](→高木友也 選手 期限付き移籍期間満了のお知らせ – ザスパクサツ群馬)
夏に横浜FCから期限付きで加入。同じ左サイドの山根選手が横浜FCに完全移籍したのと同じタイミングで期限付き移籍なので変則的なトレードのような形。
サイドバックよりも1つ高いハーフの位置でプレーすると、仙台戦では抜け出しからのクロスで決勝点をアシスト。そこからほぼフルタイムで出続けて完全に左サイドのレギュラーとして攻撃面で貢献は非常に高かった。左利きなのでサイドを深く抉ってのプレーも出来るし、内側に入ってのプレーも出来る。可能なら残したかった選手ではあった・・・。
※横浜FCから岡山への完全移籍へ。保有権のある横浜FCの意向もあるし、競争相手も岡山では厳しいわ・・・。

50 平尾[リーグ戦 2試合0得点/天皇杯 0試合](→平尾壮 選手 MIOびわこ滋賀へ完全移籍のお知らせ – ザスパクサツ群馬)
20年は27試合、21年は22試合に出場するも大怪我の影響もあって今季の出番は終盤2試合のみ。
熊本戦では右のハーフ(シャドー)に入ったのはびっくりしたなぁ。左右のサイドバックをこなせるので怪我の回復具合と編成次第では残留も考えられるが、評価が難しい。
※始動を前にJFLのMIOびわこ滋賀へ完全移籍。試合に出てまたJの舞台に戻ってくるのを願ってます。

またティアモ枚方に期限付き移籍していた阿部選手はそのまま完全移籍(→阿部隼人 選手 FCティアモ枚方へ完全移籍のお知らせ – ザスパクサツ群馬)
ルーキー時代に出場機会は無く、シーズン頭からJFLに期限付き移籍して出場機会はあったが復帰には至らず。
結果として2年間でプレーする姿を見ることが出来なかったのは残念。大卒なので2年間が1つの区切りなのは分かるが、出番なしのまま満了のような形で出してしまうのは今後の学校との関係性に影響が出そうで怖いな。

またどこかでMF編を書かなきゃ。


でわでわ
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